雪歩「真ちゃん、下着いっぱいまとめ買いしてきたけど柄とか大丈夫かな?」

真「わー、ありがとう雪歩。うん、全然いいよー」

雪歩「よかったぁ。じゃあ一回洗濯してからタンスに入れとくね」

真「いつもありがとね、雪歩」

雪歩「ううん、どういたしまして」

真「…ねぇ雪歩、ちょっといい?」

雪歩「ん?別に下着分けて洗ったりしないよ?」

真「あ、いやそれは、うん。娘でも無いのに分けられたらショックだしそもそも新品だからね、それ。いやそうじゃなくてさ」

雪歩「?」

真「一つお願いがあるんだけど、いいかな」

雪歩「?なに?」

真「…やめてくれないかな」

雪歩「え?」

真「…パンツにっ!名前書くのっ!!やめてくれないかなぁっ!!」



雪歩「え?」

真「いいよもうそれ!この声量で怒鳴られて聞こえないとか難聴にも程があるだろ!!」

雪歩「真ちゃん、ご近所に聞こえちゃうから…」

真「なにその顔!『気持ちは分かるけど少し落ち着いて』みたいな申し訳なさげな眉の下げ方!!」

雪歩「気持ちは分かるけど少し落ち着いて」

真「ボクなりに考えた文章丸パクすんのもやめてくんない?!!」

雪歩「だって一番的確に私の心境を表現した言葉だったから…」

真「自分の気持ちくらい自分の言葉を使いなよ!!」

雪歩「気持ちは分かるけど少し落ち着いて」

真「まただ!またパクッた!なんなんだよ!なんなんだよもう!なんなのなの!?」

雪歩「落ち着いて真ちゃん、真ちゃんも人の言葉使ってるよ」

真「これが一番ボクの心境を的確に表現した言葉なんだよぉ!!」

雪歩「あっ真ちゃん!?どこ行くの?!真ちゃん!」


雪歩「行っちゃった…こんな夜中なのに…」

雪歩「…とりあえず名前書こう」キュポ