亜美「パンツじゃなかったんだけど、亜美はどうすれば良いのかな?」

P「…………」カタカタ

亜美「…………」

P「…………kwsk」ッターン

亜美「この前、ゲーセンでお金使い過ぎてさ?」

P「……はい」サッ

っ 1樋口

亜美「昨日さ、お姫ちんと遊んでたんだよね。『どうでしょう、双海亜美。互いの親睦を深めるということでらぁめんでも……』って」

P「おぉ、貴音のモノマネ上手いな。それで?」

亜美「んでさ、3時くらいだったから何処かで時間を潰そうってなってゲーセン行って」

P「ふむふむ」

亜美「ゲーセンに入ったら、なんかお姫ちん、しきりに『ふむ』とか『なるほど』とか呟きながら頷いてんの」

P「……ふむ」

亜美「亜美、それが気になってお姫ちんにどうしたの? って聞いてみたんだよね?」

P「……うん」

亜美「そしたら、お姫ちん、『これがげぇむせんたぁというものなのですね』って言うから亜美、びっくりしちゃって!」

P「…………うん」

亜美「どんなジンセーを歩んで来たらゲーセン行かないで生きてこれるのっ!? なんつってさ」

P「うん」

亜美「お姫ちんも首傾げて『はて?』とか言ってさ。二人でゲームせずに考え込んじゃったよ」ウンウン

P「…………」

亜美「あれ? なんの話だっけ……?」ウーン

P「貴音のパンツがパンツじゃなかった件」

亜美「あぁ、そだそだ、それでね?」

P「……うん」

亜美「クレーンゲームで雪ぴょんのフィギュア取ったり、一緒にプリクラ撮ったりしてさ」

P「うんうん」

亜美「あっ、これ、その時のプリクラね」ピラッ

P「あ、うん」

亜美「亜美さ、プリクラあんまり好きじゃないんだよねー」

P「うん?」

亜美「最近のプリクラって、ちょ→目が大きくなるじゃん?」

P「あー、な」

亜美「亜美もお姫ちんもバッチーンって目が大きくなっちゃって、お化けみたいだね! とか言ってさ」

P「うん」

亜美「二人でめっちゃ笑ったYo」

P「はは」

亜美「あ~、楽しかったなぁ」

P「それで?」

亜美「えっ?」

P「そのあとのことが本題じゃないのか?」

亜美「あっ……そうだった! 忘れるとこだったYo♪ てへっ☆」ぺろっ

P「よし。続けたまえ」

亜美「だいぶ時間も潰せたからゲーセン出て、お姫ちんのいきつけのラーメン屋に行こうってなったんだけど」

P「うん」

亜美「亜美、ちょっとゲーセンでお金使いすぎちゃってさ、ATMで引き出すためにコンビニ行かなくちゃでさ」

P「うんうん」

亜美「亜美のカード、ATMで引き下ろせるの七時まででさ、時計見たら六時半で、ちょっと焦ってたんだけど、無事にコンビニ発見して、お姫ちんにちょっと待ってて? って謝ってさ」

P「うん」

亜美「ATMの前に行ったら、先にオバチャンが居てて、なんか、画面を何回かタッチしては首傾げてんの」

P「うん」

亜美「操作のしかたが分からないのかな? って思って肩越しに覗き込んだんだよ」

P「ああ、うん」

亜美「そしたらね? 何見てんのよ!? みたいな顔して亜美のこと、めちゃ睨むから、亜美もムカムカーってきたんだけど」

P「……」

亜美「でも、亜美アイドルじゃん? だから、ムカついたけど、ぐぬぬ……ってしながら、大人しく後ろで待ってたの」

P「亜美は偉いなぁ」

亜美「でしょ!? 亜美偉いでしょ? なのにそのオバチャンったらさ!?」

P「うん」

亜美「五分くらい操作したあとに、くるってコッチ向いて、何て言ったと思う? 『これって、振り込み出来ないのかしら?』だってさ」

P「……うん」

亜美「知らないYo!? 亜美、店員さんじゃないもんっ!? さぁ? くらいしか言えるわけないじゃん!?」

P「うん」

亜美「んで、まぁ、諦めたのか分かんないんだけど、オバチャンが退いたから、亜美、ようやくだよ~……って思いながらATMに銀行のカード入れたらさ」

P「うん」

亜美「取引の時間外になってたっていうね……」

P「……うん」

亜美「まぁ、ちかたないね……って諦めて、お姫ちんに悪いけどお金は借りたら良いか……って、お姫ちんのとこに行ったらさ?」

P「うん?」

亜美「お姫ちん、コンビニ店内で、立ち飲み居酒屋みたいにおでんモリモリ食べてんの。もうそれがおかしくって今思い出しても……っぷ、うひひ!」

P「……うん」

亜美「なんで、今からご飯食べに行こうとしてるのに、ガッツリ食ってんだよ! なんつってさ」ダンダン

P「うん」

亜美「もう、お姫ちんマジ面妖だよね。亜美、コンビニでめっちゃ笑っちゃって恥ずかしかったなー」

P「うんうん。それで?」

亜美「えっ? これで終わりだよ?」

P「いやいやいや」

亜美「……?」キョトン

P「……パンツの話は、まだかね?」

亜美「……あっ! あぁ~、そだったね!」

P「はよ」

亜美「んふっふっ~。パンツが気になるなんて、やっぱり、にいちゃんも男なんですな~」

P「ええからパンツはよ」

亜美「分かってるYo! 亜美だって仕事はちゃんとするんだかんね?」

P「はよはよ」

亜美「えっと、コンビニ出てラーメン屋に向かってる途中にさ?」

P「……おう」

亜美「風がぶわわーって吹いて、お姫ちんのスカートがぶわわーって捲れたの」

P「…………それで?」ゴクリ

亜美「亜美はお姫ちんの後ろをついて行く感じで歩いてたから、ばっちり見えたんだけど」

P「…………うん」

亜美「お姫ちん、パンツじゃなくて……」

P「……パンツじゃなくて?」

律子「亜美いるー?」ガチャ

亜美「あ、りっちゃん!」

律子「あ、りっちゃん! じゃないわよ! 仕事に行く準備、ちゃんと出来てるんでしょうね!?」

亜美「あっ、も、もち! モチのドンだよ!」

律子「ドンって……まぁ、良いわ。ほら、さっさと行くわよ?」

亜美「ラジャーだよっ☆ んじゃ、にぃちゃん、亜美、行ってくんね♪」ガチャ

P「…………あ、うん」

律子「いってきまーす」バタン


P「…………」


P「えっ」


               おわれ。