千早「ではプロデューサー、そろそろ休憩も終わりますし私行きますね」
P「千早、分かっていると思うが相手は小学生だ。さらに将来も期待されている」
千早「そうですね、最近あの子TVでやけに持ち上げられてますし」
P「ま、まぁそうだけども。番組的には現役アイドルに勝つ小学生!っていうシーンが欲し・・・」
千早「まかせてくださいプロデューサー。小学生だからといって手は抜きません」
P「あ、そうじゃなくて・・・」
千早「おとなしく公務員でも目指しとけっていうことを教えてきます!では!」
P「・・・・・・」
____________
司会「エーチハヤサンノトクテンハ…ダカダカダカダカジャーーーーン!94点!!!!」
千早「っし!」グッ!
P(おいおい・・・)
司会「エージャアツギハ、イマワダイノショウガクセイ・・・」
小学「・・・・・・オオーキナノッポノ♪」
千早「・・・ブフッ!」
P(おいおいおい!)
千早「私の『約束』vs小学生の『大きなふるどけい』とか・・」
P(口にだすんじゃないよ!)
千早「確かに声はきれいかもしれないけれどリズムがまだまだね。これではメトロノームの存在意義がないわ」
P(お前はどういう存在なんだ・・・)
司会「エータダイマノトクテンハ・・・ダカダカダカダカ・・・」
千早「78点ね」
司会「ジャーーーーン!・・・・・」
千早「~♪」
司会「96点!!!!」
千早「・・・・・・・がっ?!」
_______________________
小鳥「ということがあったらしくて・・・・」
春香「あ~なるほど・・どうりで」
千早「ガシャーーーン!!」
響「ギャーーーーせっかく自分が積み立てたのに~!!!・・・・・・もういい?」
千早「・・・・・・・・もう一回よ」
響「え~!!もうかれこれ12回目だぞ・・・」
春香「響ちゃんにジェンガを積み立てさせてそれをガシャーーーン!!!っと・・」
小鳥「響ちゃんが来る前までは私がやらされてたのよ・・・計25回」
春香「うわぁ・・・」
小鳥「さて、どうしたものかしら・・」
ガチャッ
P「千早いるか~?またあの天才小学生とのカラオケバトルの仕事が~」
千早「はいやります!次は蒼い鳥でいきましょう!」
春香「あ、機嫌直った」
P「いや歌う曲はこっちが勝手に決めれないから・・」
千早「その蒼い鳥が幸せを運びにくるのは私の方にだけどなぁ!」
春香「大丈夫かなぁ・・・」
______________
春香「大丈夫じゃなかった」
小鳥「で、その結果が・・・・」
響「なぁ、千早ぁ・・」
千早「・・・・・」ガシュ!ガシュ!
小鳥「あの、千早ちゃん?そんなことしたらメトロノーム壊れちゃうわよ」
千早「いいんですよこれで、私があの小学生に勝つにはきっとわざとリズムをずらさないといけないんです」ガシュ!ガシュ!
春香「千早ちゃん必死・・」
小鳥「そうよねぇ・・声を売りにしてて身体を売りにできない千早ちゃんが小学生にカラオケで負けたらそりゃあ・・・」
千早「・・・・・ぜんっぜん壊れねぇ」ガシュ!ガシュ!
響「もうやめろよ千早ぁ・・それ以上やると千早の踵が壊れちゃうぞ・・」
春香「あ~もう見てられない!小鳥さん私いってきます!」
小鳥「あっ!春香ちゃん止めちゃ・・」
春香「千早ちゃん!メトロノームを壊す必要なんてないよ!」
千早「だめよ春香!これは最初の過程なのなの!ホップなのよ!」
春香「ホップ?」
千早「そう・・メトロノームを壊すのがホップ・・・そしてあの小学生に勝つのがステップ・・そしてジャンプが・・」
春香「ジャンプは・・・・」
千早・春香「トップアイドル!!!」
千早「・・・わかってくれたのね春香」
春香「うん・・でもやっぱりメトロノームを壊す必要なんてないよ」
千早「どういうこと?」
春香「私が壊れたメトロノームの代わりをやってあげる!」
千早「春香・・・ありがとう・・」
春香「じゃあさっそくやるよ?え~と・・」
春香「ぎっ・・・こん、ばこ~ん、ぎっ・・・こん、ばこ~ん」
千早「上手いわ春香!あの小学生のリズムそっくりよ」
春香「ぞぞぞぞ!ひゅるるる~・・・ぞぞぞぞ!ひゅるるる~」
千早「もう最高!」
春香「ほ、ほんと?えへへ~なんか照れるよ」
ガチャッ
P「千早いるか~?例の小学生の件、次は2月25日なんだけど」
千早「私の誕生日・・・面白いですね」
春香「大丈夫だよ千早ちゃん。今度は私もついてるんだもん!」
千早「春香・・・・。そうね、さぁ特訓しましょ!」
春香「よし、いくよ!・・・カンツォーネ!!カンツォーネ!!」バッサバッサ
千早「最高!!」
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千早「ほんげぇ~♪」
春香「うん、千早ちゃん上手にリズムずらしてる!勝てる!勝てるよ!」
千早「ほ~~~~んげぇ~~~・・・・・・・♪」ペコリ
司会「ハイ、アリガトウゴザイマシタ~」
春香「千早ちゃんお疲れ様」
千早「うん、ありがとう春香、でもまだ油断はできないわ・・」
春香「うん、そうだね・・あ、例の小学生、歌うみたいだよ」
司会「デハ、オネガイシマス」
小学「・・・・・・・」スー・・
小学「・・・・・・・ハッピバースデートゥーユー♪」
千早・春香「!?」
響「ハッピバースデートゥーユー♪」
春香「響ちゃん!?」
小鳥「ハッピバースデー♪」デデン!
伊織「ディア♪」デデン!
亜美「千」デデン!
真美「早」デデン!
伊織「ちゃ」デデン!
やよい「~」デデン!
貴音「ん♪」デデン!
美希「ハッピバースデートゥーユー・・・・・なの♪」
律子「ありがとうございました!」
ジャ~ン♪ジャ~ン♪ジャ~~~~ン♪
千早「」ポカ~ン・・
春香「えっえっ?なにこれ?」
P「千早千早」チョンチョン
千早「えっ?」クルリ
P「ジャ~~~ン」→ドッキリ大成功!!
千早「えっ・・・え~~~~~~~!!!!!!」
春香「えっえっ?ドッキリ?」
千早「ド、ドッキリってどこからどこまで・・?」
P「大きなふるどけいから」
千早「っは~~~、まじか・・・」
春香「ドッキリなの?」
千早「おっかしいと思ったんですよねぇ~。だってあんなにリズム外れてるのに」
P「びっくりしたろ?」
千早「えぇそりゃあもう・・」
春香「えっ?ほんとにドッキリ?」
千早「春香、事実を受け止めなさい。そんなんじゃ時代に置いてかれるわよ」
春香「あ、ごめん。・・って、なんで私にドッキリのこと教えてくれなかったんですか~」
P「その方が面白いかと思って」
春香「え~ひどいですよ~」
P「でもあながち間違いじゃなかったぞ?・・・なぁ?」
小鳥「ふふっそうですね~」
響「カンツォーネ!!カンツォーネ!!」バッサバッサ
春香「わっ、わ~~!!!やめてやめてってば~!!」
P「ま、それはそれとして・・・だ。お誕生日おめでとう千早」
春香「あ、そうだそうだ。お誕生日おめでとう千早ちゃん!」
千早「えぇ、二人ともありがとう・・。ねぇプロデューサー、今度は春香にドッキリしかけてみませんか?」
春香「ちょ、ちょっと千早ちゃ~ん」
P「ん?あぁそうだななかなか面白いのが撮れそうだ」
千早「その時は私も全力で協力しますから」
春香「も、も~~~う千早ちゃ~ん!」
おら、終わるんだよ。あくしろよ。
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