@四条貴音のらぁめんますたぁ




貴音「本日の収録は、これで終わりですか?」

P「ああ、お疲れさん、貴音」

貴音「そう言えば。プロデューサー」

P「何だ?」

貴音「私、名古屋に来たら少々行ってみたい所があったのですが」

P「ん?」

貴音「熱田神宮に」

P「ああ、貴音、そう言う所好きか?」

貴音「ふふっ、好きと言いますか、何と言うのか。ただ、ああいった場所は自らの気を高めるのに適した地ですので」

P「そうか…どうせ、今日は名古屋で一泊だからな、まだ時間も早いし、行ってみるか」

貴音「ありがとうございます」



熱田神宮

P「意外に街の中なんだな」

貴音「しかし、一歩境内に入れば森の中へ入ったように木々が生い茂る…まこと、安らぎますね」

P「えーと、熱田神宮にも何だっけ、えーと、草薙剣があるんだっけか」

貴音「よく御存じですね、三種の神器の一つです…」

P「お、本殿が見えた…大きいなぁ」

貴音「伊勢と比べても、本殿前は広いですからね」

P「伊勢は5年くらい前に行ったなぁ、伊勢うどんが美味しかったなぁ。あとほら、赤福。俺ああいう甘いの大好きでな。魚介も上手かった…ああ、また行きたいなぁ」

貴音「ふふっ、プロデューサー、食べ物ばかりではありませんか」

P「あっ」

貴音「プロデューサーらしいですね」

P「…まあ、旨かったんだ、うん」

貴音「…さて、それでは…」

チャリンチャリン

貴音「…」

P「…」



貴音「…さて、行きましょ」グーッ

P「…貴音?」

貴音「…プロデューサー、夕餉の時間ではありませんか?」

P「そうだな、もう良い時間だな、何喰って」

貴音「らぁめんが食べとうございます」

P「…分かった、分かったからそんなに見つめないでくれ、照れる」

貴音「流石です、プロデューサー…では、参りましょう」

P「えっ?ちょっと待て、店、どこか知ってるのか?」

貴音「私の勘が告げているのです。こちらにらぁめんがあると」

P「まじか…っておい、待って貴音、貴音ぇ!」



貴音「ここです」

P「はぁ…っ…ったくこういう時は動きが早い」

貴音「とんこつですね」

P「ん、良いねぇ」


「はいいらっしゃいませー、お好きなお席へどうぞー」

P「何にする?シンプルなメニューだな」

貴音「とんこつらぁめん、味玉を乗せて…チャー玉ご飯とやらを」

P「じゃあ、俺も同じやつな」

「麵の硬さはどうされます?」

P「俺ハリガネで」

貴音「バリカタで」

「はい、少々お待ちくださーい」


P「しかし貴音、本当にらぁめん好きだな」

貴音「はい…らぁめんとは、まこと素晴らしき文化です」

P「まあ、俺も好きだけどな、らぁめん」

「はい、お待ちどうさまでした、とんこつバリカタとハリガネです。セットのちゃーたまご飯も直ぐお持ちしますね」

P「さてっ、食べるか」

貴音「いただきます」

「へい、ちゃーたまご飯おまちどうさまです」


ズズズズズ…

貴音「…この麵の歯応え…とんこつスープの濃厚な味わい…まこと、美味ですね」

P「んだな」ズゾゾゾゾ

貴音「うふふっ、こちらのちゃーたまご飯も」

P「んっ、この半熟の味付け卵がまた…」

貴音「…しかし、この飽きさせない味がまた」

P「麵がうまい…やっぱり博多ラーメンはいいなぁ」

貴音「…」ズゾゾゾゾゾ

P「…」ズルズルズル

貴音「…」モグモグ

P「…この辛子高菜が、また」モグモグ

貴音「…」ジーッ

P「あーっ、分かった分かった!すいませーんっ、替え玉バリカタで!」

「あいよーっ!」

貴音「ありがとうございます」

P「…替え玉なら、まあ」

貴音「あ…申し訳ありません、スープ迄飲み干してしまいました」

P「…すいませーんっ!とんこつラーメンもう1杯!」

「あいよーっ!」

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「いやー、お嬢ちゃん凄いなぁ…」

P「すいません…」

「いや、うちのラーメンそこまで美味しいって言って貰えてよかった、また来てください、ありがとうございました」

貴音「まこと、美味ならぁめんでございました、ありがとうございます…また、いずれ」




P(…スープから麵まで全部食べ切ってしまった…俺もつられてもう二杯…ゲプッ)

貴音「ふふっ、こうして二人でらぁめんを食べるのも、久しぶりの事ですね」

P「そうだなぁ…最近、忙しいからなぁ」

貴音「…また、何時か二人で食べに来たいですね」

P「そのおt気は、スープは最後まで取って置くんだぞ」

貴音「し、しかし、あのお店のスープもまたこらぁげんたっぷりで非常に美味で」

P「だからって10杯も食うんじゃない」

貴音「…はい」



貴音「…また、2人で。ふふっ」

P「どうした?貴音、行くぞー」

貴音「はい」

P「何か嬉しそうだな」

貴音「ふふっ、何でもありません」

P「あっ、ずるい、何か隠してるだろ」

貴音「さあ…?全ては…時の流れの果てに」

P「…?」

貴音「さあ…次はどのようならぁめんを食すことが出来るのか…楽しみですね、あなた様」

P「あっ?!あなたさまぁ?!」

貴音「おいていきますよ、プロデューサー」

P「あっ、ちょっと待て貴音!貴音~!さっきのあなた様っておーいっ!」


尾張