光り輝くステージに私は立っている

前から

上から

時に後ろから

様々な煌めきに照らされ

まるで宝石のように私自身が輝く

フロアを埋め尽くすファンがいて

同じステージに

共に泣き

笑い

苦楽を共にした仲間がいる

だけど一番の親友はここにはいない

腕にしがみついて

片時も離す事の無かった

布と綿でできた小さな親友は

ステージのすぐ脇で

私の輝く姿を見届けてくれている

彼女は私の不安の現れでもあった

共に輝きを放つ仲間と出会う前

まだ幼かった私の前に現れた彼女に

私は名前を与え

一人の友人として扱った

ただのままごとの相手から

話し相手に変わり

私の心の支えにまでなった

仲間と出会うまでの私を支えてくれた

今でもそれは変わらないのかもしれないけれど

私には沢山の仲間がいて

みんなが私を私として接してくれる

だからこそ

私の一番の親友へ

私の最高の輝きを捧げる

そこで見ていてね?

うさちゃん