ピッピッピッピッピッチャポン


亜美「おぉ~~!! ごチョッパとは中々やりますなぁ兄ちゃん」

P「そうであろうそうであろう、平たい石を選ぶのがコツぞよ」

亜美「素材からって事ですっっなっっと!!」

ピッピッピッボチャ


亜美「うあ~~さんチョッパか~~」

P「まぁ、ただの遠投だった頃よりは良くなったんじゃないか?」

亜美「あにお~~!! 言ったな~~!!」

P「ほら、コレ、この石なんて良い感じだぞ?」

亜美「ほうほうどれどれ? いよっし!! いくぜぇ!! よっこいっっせっとぉ!!」


ポチャン


亜美「あう~~~~」

P「はははは、良い石見つけてもそれで力んじゃうのは良くある事だな」

亜美「……よ~~し!! 兄ちゃんのごチョッパに挑戦だ!!」

P「ふっふっふ、俺はまだ6、7の力を隠しているのだが?」

亜美「ま、まさか……今までのは」

P「そう……デモンストレーションだ」

亜美「なんかデモンストレーションって悪魔の力を借りて殴る技みたいだよね」

P「お前の、そう言うトコたまに天才かと思うわ」



――――



亜美「兄ちゃん?」

P「おう?」

亜美「みずきりってさ、ちょっと亜美達みたいだね?」

P「ん? どう言う事?」

亜美「良い石を探して、兄ちゃんが投げる!!」シュ


ポチャン


亜美「んで、進んで進んで、勢いが無くなったらポチャン」

P「……」

亜美「……」

P「……なるほどな」

亜美「……あのさ」

P「……ん?」

亜美「兄ちゃんにとってさ? 亜美ってちゃんとまぁるくて、平たい石かな?」

P「……」

亜美「……」

P「……いや」

亜美「……」

P「亜美、お前はごつごつしてて、歪で、どこ飛んでくか解らない……そんな石だ」キョロキョロ

亜美「……そっか」

P「例えばコレみたいな」

亜美「はは、確かに歪だね……でもさ、兄ちゃんにかかれば……」

P「いや、俺でも、こんなもんだっよっっと!!」シュ


ピッピッボチャ


亜美「……そっか、にチョッパか~~」

P「でもな? 亜美」


ザブザブザブザブ


亜美「ちょ!! に、兄ちゃん!! 何してんの!?」

P「俺はこうやって」


ザブザブザブザブ


亜美「早く出なよ!! 危ないって!!」

P「……よし、あった」ザパッ

亜美「あ、さっきの……」

P「お前を拾い上げて、また、投げるっ!!」シュ


ピッピッピッチャポン


亜美「あ……」

P「な? 今度はもっと飛んだろ?」

亜美「……うん」

P「次拾ったら、もっと遠くまで、俺はそんな風に考えている」

亜美「……んっふっふ~~アレも拾い上げてくれるの?」


P「お前が望むならな」


亜美「……あ」


P「……」


亜美「……」


P「確かに似てるかもな」


亜美「……え?」


P「石が遠くに行けば行くほど見失いそうになる、けどさ?」


亜美「……」


P「俺は、絶対に見つける、そしてまた投げる」


亜美「向こう側まで届けてくれるの?」


P「もっと、もっともっと向こうまでさ!!」


亜美「…………くっさ!! 兄ちゃんクサすぎ~~!!」


P「あっ!! てめぇ!! 久々に良い事言ったと思ったんだぞ!!」


亜美「ほらほら、上がって!! ずっと川に入ったままじゃズボンまで臭くなっちゃいますぞ~~」


P「たくっ、久々にセンチになっていると思ったら……」ザボザボザボザボ


亜美「兄ちゃん?」


P「おう?」


亜美「大好き!!」