春香「お疲れ様です、プロデューサーさん♪」

P「ああ、お疲れ春香。昨日の仕事もハードだったろ?」

春香「そんなことないですよ!お仕事楽しいし、がんばっちゃいます!」

P「そうか~楽しんでやってくれてるなら嬉しいな」

春香「えへへ・・あ、そうだ、これ・・」カサ

P「お!春香のクッキーか!」

春香「はい!焼いてきたのでプロデューサーさんに、と思って・・・」

P「そうか~嬉しいなあ」ゴソゴソ

春香「どうしました?」

P「あ、いや、写真撮ろうと思ってスマホをな」カシャ

春香「え~そんな撮るほどのものでは・・」テレテレ

春香「・・・ん?」

春香「撮った写真の加工、ですか?」

P「ああ、こうすればもっとイイカンジになるだろ?」

春香「・・・少しずらして撮った写真の構図に・・・ちょっと黄色がかった加工、ですね」

P「それをこうこう」

春香「・・・・・」

Pの打った文章『職場でクッキーいただきました!とってもかわいくておいしい☆』

春香「はァ?」イラッ

P「これをインストなんちゃらに投稿っと」

春香「ちょちょちょちょーーーーーい!!」

P「なんだ?」

春香「い、いや、えと、なんかプロデューサーさんらしくないなって。エヘ」

P「俺はいつもどおりだけど・・・」ゴソゴソ

春香「・・・・お茶ですか?」

P「ああ、このタンブラーに近くのカフェでテイクアウトして入れてもらったカフェモカを入れてもらったんだ」

春香「・・・・はあ」

P「あっ!しまった、これと撮ればよかったなー」

春香「・・・なんだろうこの違和感」

小鳥「春香ちゃんも気づいたようね」

春香「こ、小鳥さん!」

小鳥「プロデューサーさんがこの状態になると本来我々女子が見習うべき姿なんだろうけど、とってもウザい・・・そう!」

春香「何か言い出したぞ」

小鳥「女子力が高いプロデューサーさんになるの!!!」

春香「じょしりょく・・・!!?」

P「どうしたんですか?」

春香「い、いえ!」

小鳥「・・・プロデューサーさん、ちなみに他にどんな写真を投稿してるんですか?」

P「え?いや普通ですよ!朝食昼食とか風景とか」

春香「確かにまあ、普通かな」

小鳥「あと空とか猫とかカプチーノとかラテアートとかパスタとかですね?少しソレっぽい構図でソレっぽい加工の」

P「えっ何で分かるんですか!?」

春香「・・・ははあ」

小鳥「ね」

春香「なんかこう、うん、分かりました」

小鳥「ね」

P「最近撮ったやつだと・・・あ、これです、動物の形のスイーツ!あとカラフルなマカロン!」

小鳥「へええええ私最近撮った写真は仕事のスケジュールですかね書くのめんどくさかったので」

春香「わ、わた、わたしは自作のケーキ・・・いえ、真の変顔ですね」

P「あとコラボカフェの写真が」

小鳥「出やがったなコラボカフェ」

春香「あ、今やってるコラボカフェって食器ブランドの・・?」

P「そうそれなんだ!春香一緒に行くか?」

春香「えっ?!え、えと、スケジュールが」わたわた

P「・・・ああ、そうだよな。また今度にするか!」

小鳥「これも女子の『自分で誘っておきながら何だかんだめんどくさくなって延期にする』テクニックね」

春香「いやそんなこと無・・・・ある?」

P「さ、そろそろ事務所出るか」

春香「あ、いつものプロデューサーさんに戻った?」

P「今日は夜遅くなります。えーと荷物持って・・っと」ゴソゴソ

春香「・・・!」

小鳥「な・・!」

春香「自作であろうお弁当に・・・花柄のランチバッグ!?」

P「あ、そうだ、これよかったら」ゴソ

春香「ありがとうございます・・・イチゴミルクキャンディーですね」

小鳥「さりげない気遣い・・!そして、いつもカバンの中にはカラフルなグミやアメが入っている・・!」

春香「すごい、なんか、オシャレショップとかで定価で買ったような感じの、アレですね」

小鳥「ドラッグストアやスーパー行けば安く買えるのにね」

春香「いえ、きっとそういうところには売ってない系のお菓子ですよ」

小鳥「あぁ~・・・」

P「では行ってきます!」バタン




春香「・・・・。」

小鳥「・・・・・。」

春香「どうしちゃったんですかね」

小鳥「・・・今日はまだいい方よ。この間なんてウザくてもう」

春香「女子力ってなんですかね」

小鳥「振り向かないことじゃない?」

春香「なんですかそれ」

小鳥「・・・・・・自分へのご褒美、今日も行っちゃおうかな!!!?」




おわり。