1: Lumberjack 2014/06/15(日) 19:56:04.06 ID:eDxqhUlu0
4: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:01:06.43 ID:eDxqhUlu0
ジャック「千早、機嫌直してくれよ」

千早「…」

ジャック「歌のコーナーが削られたのは謝る。だから…」

千早「大丈夫です気にしてませんから」

ジャック「はぁ…でも、何でそこまで歌に拘るんだい?」

千早「あなたに話す必要があるんですか?」

ジャック「僕は君のプロデューサーだ、だから君の事を少しでも知っておきたいんだよ」

千早「あなたに話す義理はありません…失礼します」

ジャック「千早!…はぁ、どうすれば…」

5: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:03:19.69 ID:eDxqhUlu0
ジャック「千早」

千早「何ですか?」

ジャック「昨日はごめんな」

千早「別に気にしてません」

ジャック「ありがとう…それでな、ちょっとした昔話を聞いてほしいんだ」

千早「昔話?くだらないですね、私はそんな事聞いてる暇なんてありません」

ジャック「そう言わないで聞いてくれよ」

千早「…少しだけなら」

ジャック「助かるよ…」

6: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:04:59.08 ID:eDxqhUlu0
ジャック「昔、兄と恋人同然の人を宇宙人に殺された男が居たんだ。その男は怒りに狂い宇宙人に立ち向かっていった。だが、そんな状態で勝てる訳もなく、手も足も出ず敗れた…」

千早「…」

ジャック「だが、兄さん達の手助けもあり何とか宇宙人を倒す事が出来たんだ。男は思った。これ以上自分と同じ思いをする人達を増やしたくないって…そして、ずっと戦い続けている、この星とこの星に住む人達を守る為に…すまなかったな、くだらない話を聞かせてしまって」

千早「くだらないなんて…そんな事ありません!だって、その人は今も戦い続けているのでしょう?立派な人です…くだらないなんて言ってすみませんでした…」

ジャック「気にしないでくれ…だから、聞かせてほしいんだ。君が歌に拘る理由を」

千早「…」

7: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:06:54.82 ID:eDxqhUlu0
千早「私には弟が居たんです。私の下手な歌でも喜んで聞いてくれていた。私はそれが嬉しくて弟の為に歌っていたんです。でも…弟は…轢き逃げにあって…」

ジャック「もういい千早、それ以上話さなくても」

千早「プロデューサー…」

ジャック「辛い事を思い出させてしまってごめんな…」

千早「いえ、良いんです…お互い様ですよ」

ジャック「そうか?」

8: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:08:29.85 ID:eDxqhUlu0
千早「そうです。だってプロデューサーも私と同じように、過去に辛い思いをしたんですから…でも、なんだかスッキリしました…ありがとうございます」

ジャック「感謝される事なんてしてないよ。僕もこれからはちゃんと歌の仕事取ってくるから、待っててくれ千早」

千早「はい、頼りにしてますよ」

ジャック「ああ、大船に乗った気持ちでいてくれ!」

千早「ふふ…頑張ってくださいね、プロデューサー」



「…ウルトラマン、今度こそ貴様を…」



9: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:11:36.86 ID:eDxqhUlu0


『如月千早 夕日に死す』


10: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:15:25.95 ID:eDxqhUlu0
ジャック「千早、最高のステージだったよ!」

千早「ありがとうございます!これも全て、プロデューサーのおかげです」

ジャック「僕は仕事を取ってきただけさ。千早が頑張ってくれたから成功できたんだ。ありがとう千早」

千早「ふふ…これからもよろしくお願いしますね」

ジャック「ああ!」

11: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:17:05.59 ID:eDxqhUlu0
千早「ふぅ…あれ…何かしらこの手紙…」

千早「え…こ、これって…」

ジャック「千早、着替えたら家まで送っていく…どうしたんだ千早?」

千早「あ…プロデューサー…」

ジャック「その手紙は…」

ジャック「!?」


『弟の死の真相を知りたければ指定の場所まで来い』


ジャック「これは…」

千早「私、どうすれば…」

12: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:18:33.10 ID:eDxqhUlu0
ジャック「この手紙は誰から受け取ったんだ?」

千早「帰ってきたら、いつの間にか置いてあって…」

ジャック「千早、これは罠だ。何者かが君を狙っている…でも、安心してくれ、僕が絶対に守るから」

千早「プロデューサー…」

ジャック「だから、何があっても相手の誘いに乗っちゃ駄目だ…犯人がわかるまで家から出ちゃ…」

「弟の死の真相を知りたいと思わないのかい?如月千早」

千早「え…」

ジャック「この声は…」

13: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:21:08.59 ID:eDxqhUlu0
ジャック「やはり貴様か…ナックル星人!」

ナックル「ウルトラマン、久しぶりじゃないか」

ジャック「出来れば二度と会いたくは無かったよ」

ナックル「つれないなぁ…ウルトラマン」

ジャック「千早には指一本触れさせないぞ!」

ナックル「触れる必要なんてないさ。ここで全ての真相を語ってしまえばいいのだから…」

ジャック「何!?」

ナックル「如月千早、貴様の弟を殺したのは…この私だ!」

14: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:22:49.47 ID:eDxqhUlu0
千早「!!」

ジャック「き、貴様!」

千早「お前が…お前が!」

ナックル「んふふふふ…かわいいかわいい弟を殺されてさぞ悲しかったろうなぁ…辛かったろうなぁ!弟は轢かれた瞬間良い声で泣いていたぞ。おねえちゃんいたい~、たすけて~ってなぁ!ははははははは!!」

千早「うあああああ!!殺してやる!!殺してやる!!」

ジャック「落ち着くんだ千早!」

千早「離して!!」

ジャック「ぐっ!?千早!」

15: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:25:12.32 ID:eDxqhUlu0
ナックル「かかったな!」

千早「あ…いやぁ!」

ジャック「千早!!ナックル星人、貴様ぁ!!」

ナックル「ははははは!この女を人質に取られては貴様も手出し出来まい!弟だぁ?地球人など今まで腐るほど殺してきたからなぁ…お前の弟を殺したかどうかなど覚えとらんわ!ちょっと弟の事を言ってみたら簡単に罠にはまって…馬鹿な女だ!ははははは!」

千早「プロデューサー…」

ジャック「千早を離せぇ!」

ナックル「うるさい!!ウルトラマン、ここで死ねえぃ!!」

ジャック「ぐああああ!!」

ナックル「ははははは!ウルトラマンは倒した。これで地球は我々の物だ!見せしめとして、その小娘と一緒に処刑してくれるわ!さぁ、早くウルトラマンを地球の小娘共々八つ裂きにしろ、バラバラしてしまえ!ふははは…ぐわっはははははは!!!」

16: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:27:18.10 ID:eDxqhUlu0


ナレ「この宇宙の無限の闇が、如月千早とウルトラマンの墓場になってしまうのか?絶体絶命のピンチ…その時!」


17: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:30:09.16 ID:eDxqhUlu0


「むね~につけ~てれぅ~ま~くはれぅせ~い!」


「は~るかなほしが~ふ~る~さ~と~だ~」


「「シュワッ!!」」


「「ジュワァッ!!」」

18: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:32:36.91 ID:eDxqhUlu0
やよい「伊織ちゃん!!セブンさん!!」

伊織「やよい!ウルトラマン!」

マン「セブン、わかっているな?」

セブン「ああ、ジャックと千早ちゃんを助け出すぞ」

やよい「伊織ちゃん!!セブンさん!!千早さんを助け出すにはウルトラの星作戦しかありません!!」

伊織「ええ、それしかないわ…ウルトラの星を作るわよ!!」

19: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:33:26.73 ID:eDxqhUlu0
マン「時間がない…行くぞやよい!!」

やよい「うっう~!!行きますよ~…えい!!」


ビカッ!!!


「「シュワッチ!!!」」


20: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:34:04.83 ID:eDxqhUlu0
伊織「私達も行くわよ!!」

セブン「ああ!!」


「「ジュワッ!!!」」


21: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:34:55.31 ID:eDxqhUlu0
やよい「いました!!」

マン「手筈通りいくぞ!」

伊織「言われなくてもわかってるわよ!」

セブン「ジャック、今エネルギーを分け与える!」

マン「目を覚ませジャック!」

やよい「起きてくださいジャックさん!!」

伊織「さっさと目を覚ましなさいよ!」

ジャック「……」

22: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:36:22.66 ID:eDxqhUlu0

……コーン

       ピコーン……

   
  ピコーン…!


ジャック「うおお…うおおお!!」

23: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:36:55.28 ID:eDxqhUlu0
ジャック「ヘアッ!!」

セブン「ジャック、千早ちゃんを助け出せ!!」

ジャック「はい!」

ジャック「ヘアァッ!」

24: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:38:00.35 ID:eDxqhUlu0
ジャック「千早!」

千早「…プロデューサー…私…」

ジャック「言ったろ、絶対守ってやるって」

千早「ふふ…遅いですよ、来るのが…」

ジャック「寝坊したんだ…すまない」

千早「今回は…許してあげます…」

伊織「たく、人前でいちゃつくんじゃないわよ…」

セブン「そう言うな、さっさと周りのお邪魔虫達を倒してしまおう」

伊織「言われなくてもわかってるわよ!」


「「シュワァッ!!」」

「「ダァーッ!!」」


ドカーン!!


25: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:38:55.15 ID:eDxqhUlu0
やよい「千早さん!!」

千早「高槻さん!?それに水瀬さんも!?」

伊織「全く世話が焼けるわね」

ジャック「兄さん達、ありがとう」

マン「礼は良い、早く千早と一緒に地球へ戻るんだ」

セブン「そして、決着をつけて来い」

千早「ウルトラマンさん、セブンさん、ありがとうございました…プロデューサー、行きましょう!」

ジャック「ああ…行くぞ千早!!変身だ!!」

千早「はい!!」


「「ヘアッ!!!」」


26: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:41:31.35 ID:eDxqhUlu0
ナックル「ぐははは!これで地球は我々の物…」

「「たあぁー!!」」

ナックル「うおお!?…き、貴様らは!」

市民「見ろ、あれは!」

市民「帰ってきた…帰ってきたんだ!」


きくち電器商会社長「ウルトラマンが…帰ってきたぁ!!」


27: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:44:00.18 ID:eDxqhUlu0
ジャック「ナックル星人!」

千早「決着をつけるわよ!」

ナックル「この死に損ない共が…来いブラックキング!」

ブラックキング「グオアアア!!」

ナックル「今度こそ死ねぇ!!」

ジャック「ぐぅ…」

千早「2対1ではさすがに不利…」

ブラックキング「グオアアアア!!」

ジャック「うわぁ!?」

千早「きゃああ!」


ピコーン……

       ピコーン……

28: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:46:18.91 ID:eDxqhUlu0
ナックル「ははは!もうエネルギー切れか?死ねぇ!!」

ジャック「ぐぅ…」

千早「くっ…」


ナレ「ウルトラマンのカラータイマーが赤になった。だが、ウルトラマンと千早は負けない!やよいと伊織、マンとセブンの友情が二人を支えているからだ!」


29: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:47:32.50 ID:eDxqhUlu0
千早「負ける…もんかぁ!!」

ナックル「うおお!?」

「「うおりゃあああ!!!」」

ブラックキング「グオオ!?」

ナックル「ぐあああ!?」

ジャック「まずはブラックキングからだ!」

千早「はい!」


「「スライスハンド!!でりゃあああ!!」」


30: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:48:18.56 ID:eDxqhUlu0
ブラックキング「グ……オオ……」


バターン!!


ジャック「残るは貴様だけだ」

千早「お前だけは…絶対に許さない!!」

ナックル「き、きさまらぁ…」

千早「うりゃああ!!」

ナックル「ぐはぁ!?」

千早「はぁ!!でりゃあ!!」

ナックル「がはっ!!ぐああ!!」

ジャック「千早、とどめだ!」

千早「はい!」

ナックル「うおおおお!?」


「「ウルトラ投げ!!ヘアアァッ!!」」

31: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:49:16.76 ID:eDxqhUlu0
ナックル「がはぁっ!!……はぁ…はぁ…こ、これで勝ったと思うなよ…もうすぐ東京は、地下に仕掛けた爆弾が爆発し、火の海になるのだ…」

ジャック「何だって!?」

千早「こ、この!」

ナックル「ふはは…ははははは!ぐっ…がはっ…」

ジャック「最後まで陰険な奴だ…」

千早「は、早く東京へ!」

「その必要はない」

千早「え?」

「爆弾は全部私達が片付けといたよ!」

「「その声は…」」

32: Lumberjack 2014/06/15(日) 20:56:24.89 ID:eDxqhUlu0
ジャック「ぞ、ゾフィー兄さん!」

千早「春香!」

春香「千早ちゃん、ジャックさん、もう大丈夫だよ!」

ゾフィー「ナックル星人も倒した事だし、早く事務所に帰ろう」

ジャック「そうですね…千早…」

千早「…」

ジャック「早く行こう、事務所で皆が待ってるよ」

千早「…はい!」

33: Lumberjack 2014/06/15(日) 21:09:51.47 ID:eDxqhUlu0
やよい「千早さん!!お帰りなさい!!」

伊織「遅いわよ、せっかく作った料理が冷めちゃうじゃない」

千早「え、これは…」

マン「二人の為に頑張って作ったんだ」

セブン「冷めないうちに早く食べよう」

34: Lumberjack 2014/06/15(日) 21:12:19.03 ID:eDxqhUlu0
春香「このケーキは春香さん特製なんですよ!早く食べてください!」

ゾフィー「春香の作ったケーキだ、絶対美味しい!いや、美味しくない訳がない!」

春香「も、もうプロデューサーさん、煽てたって何も出ませんよ!」

マン「やよいのもやし料理はいつ食べても最高だな」

やよい「えへへ…プロデューサーに褒められると、とってもうれしいかなーって!!」

セブン「いおりんの作った料理マジ○ョリーシャポーのハヤシライス!!」

伊織「…ジョリー○ャポー?」


 ワイワイ

     
      ガヤガヤ

35: Lumberjack 2014/06/15(日) 21:13:55.62 ID:eDxqhUlu0
千早「ふふ…」

ジャック「お気楽だなぁ、皆…」

千早「でも、とても暖かい…」

ジャック「765プロという家があり、仲間が居る…僕達は幸せ者だね」

千早「…プロデューサー…」

ジャック「ん?」

千早「もう少し、近くに居てください…」

ジャック「このくらい?」

千早「もう少し…」

ジャック「…これでいいかい?」

千早「はい…」

36: Lumberjack 2014/06/15(日) 21:15:04.11 ID:eDxqhUlu0
千早「プロデューサー」

ジャック「なんだい?」

千早「これからも…よろしくお願いします…」

ジャック「こちらこそよろしくな、千早」

千早「プロデューサー…あなたは突然遠くに行ったり、しませんよね…?」

ジャック「千早を置いて行くなんて絶対にしない!」

千早「ほんとうですか…?」

ジャック「ウルトラ兄弟の名にかけて、嘘は言わない」

千早「プロデューサー…嬉しいです…ずっと傍に、居てくださいね…」

ジャック「ああ…約束さ…」

37: Lumberjack 2014/06/15(日) 21:17:27.46 ID:eDxqhUlu0
終わりです。次は銀河連峰遥かに越えて光と共にやってくる予定です。拙い物ですが、読んで下さった皆様ありがとうございました

元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402829763/



次作:涼「プロデューサー?」 ウルトラマンA「おう、よろしくな!」