1: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 22:56:37.67 ID:sHvRHq5I0
P「貴音……流石に最近ラーメン食べ過ぎじゃないか？」
貴音「はて？ そうでしょうか」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
P「スタイルが変わらないから余り気には留めなかったんだけど、最近は見る度にラーメンを食べている気がするんだが」
貴音「ふむ、そう言われればらぁめんの美味しさ故食べ過ぎているかも知れませんね」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
P「というわけで、貴音には少しの期間ラーメン禁をしてもらおうと思う」
貴音「はて？ そうでしょうか」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
P「スタイルが変わらないから余り気には留めなかったんだけど、最近は見る度にラーメンを食べている気がするんだが」
貴音「ふむ、そう言われればらぁめんの美味しさ故食べ過ぎているかも知れませんね」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
P「というわけで、貴音には少しの期間ラーメン禁をしてもらおうと思う」
2: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 22:57:16.88 ID:sHvRHq5I0
貴音「……」ﾋﾟﾀｯ
貴音「あ、あなた様？ 先程恐ろしい言葉が聞こえてきたのですが、気のせいでしょうか？」
P「そうか？ 俺はただ貴音にラーメン禁をしてもらおうって言っただけだけど……」
貴音「わ、わたくしにらぁめんを断てとおっしゃるのですか！？」
貴音「あ、あなた様？ 先程恐ろしい言葉が聞こえてきたのですが、気のせいでしょうか？」
P「そうか？ 俺はただ貴音にラーメン禁をしてもらおうって言っただけだけど……」
貴音「わ、わたくしにらぁめんを断てとおっしゃるのですか！？」
3: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 22:58:04.36 ID:sHvRHq5I0
P「そ、そうだけど？ どうしてそこまで慌てるんだ？」
貴音「あ、あなた様はいけずです！」
P「なっ、俺は貴音の体のことを思ってだな……」
貴音「それは……それは分かりますけども……」
貴音「あ、あなた様はいけずです！」
P「なっ、俺は貴音の体のことを思ってだな……」
貴音「それは……それは分かりますけども……」
4: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 22:58:55.73 ID:sHvRHq5I0
P「つまりはそう言うことだ、分かってくれよ貴音……」
貴音「あなた様の善意を無下にするのは……しかし、らぁめんを断つのは……」
P「い、一日だけでもいいから、な？」
貴音「むぅ……致し方ありませんね」
貴音「あなた様の善意を無下にするのは……しかし、らぁめんを断つのは……」
P「い、一日だけでもいいから、な？」
貴音「むぅ……致し方ありませんね」
5: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 22:59:37.52 ID:sHvRHq5I0
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ー
貴音「はぁ……」
貴音(とは言ったものの、小腹が空いた上にらぁめんが恋しいですね……)
ーーーーーー
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貴音「はぁ……」
貴音(とは言ったものの、小腹が空いた上にらぁめんが恋しいですね……)
7: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:00:25.42 ID:sHvRHq5I0
貴音「おや？」
貴音(あんなところにくっきぃが……丁度いいですね、一枚貰いましょうか)
ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
貴音(なんと！？ これは……)
貴音「ふむ、これは……これは……」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
貴音(あんなところにくっきぃが……丁度いいですね、一枚貰いましょうか)
ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
貴音(なんと！？ これは……)
貴音「ふむ、これは……これは……」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
8: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:01:12.71 ID:sHvRHq5I0
貴音(普段らぁめんのように味の濃い目の物を食べていて気がつきませんでしたが……このくっきぃと言うものの甘さも中々味わい深い……)
春香「あ、あのー？ 貴音さん？」
貴音「……」
春香(気づいてないのかな？)
春香「あ、あのー？ 貴音さん？」
貴音「……」
春香(気づいてないのかな？)
9: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:01:53.47 ID:sHvRHq5I0
春香「貴音さーん？」
貴音「っ！？ 何奴！」
春香「あ、あはは……ビックリさせちゃいましたか」
貴音「はて、春香ではありませんか」
春香「貴音さんは、なにをしてるんですか？」
貴音「っ！？ 何奴！」
春香「あ、あはは……ビックリさせちゃいましたか」
貴音「はて、春香ではありませんか」
春香「貴音さんは、なにをしてるんですか？」
10: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:02:36.50 ID:sHvRHq5I0
貴音「いえ、ずっとここに置いてあったくっきぃというものに夢中になって……っ！？」
春香「貴音さん？その……言いづらいんだけど、
私が作ってきたクッキーが全部無くなってるように見えるんだけど違うかな？」
貴音「なんと」
春香「貴音さん……皆の分まで食べちゃったんですね……」
春香「貴音さん？その……言いづらいんだけど、
私が作ってきたクッキーが全部無くなってるように見えるんだけど違うかな？」
貴音「なんと」
春香「貴音さん……皆の分まで食べちゃったんですね……」
11: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:04:25.66 ID:sHvRHq5I0
貴音「は、春香、これは違うのです……
わたくし、先程らぁめんを禁止させられその上で小腹が空いたものですから1枚戴こうとしてっ」
春香「なーんちゃって！ 大丈夫ですよっ貴音さん！
実は足りないかなーって思って追加で焼いたんですよ?」
貴音「なっ、春香はいけずです！」
春香「で・も！ 結構枚数があったクッキーを全部食べちゃったのは事実なんですからね！」
わたくし、先程らぁめんを禁止させられその上で小腹が空いたものですから1枚戴こうとしてっ」
春香「なーんちゃって！ 大丈夫ですよっ貴音さん！
実は足りないかなーって思って追加で焼いたんですよ?」
貴音「なっ、春香はいけずです！」
春香「で・も！ 結構枚数があったクッキーを全部食べちゃったのは事実なんですからね！」
12: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:05:29.51 ID:sHvRHq5I0
貴音「はい……申し訳ございません春香……」
春香「そんな食いしん坊さんな貴音さんには罰ゲーム！ いぇい！」
貴音「なんと」
春香「罰ゲームの内容は、この春香ちゃん特製クッキーであーんさせてください！」
春香「そんな食いしん坊さんな貴音さんには罰ゲーム！ いぇい！」
貴音「なんと」
春香「罰ゲームの内容は、この春香ちゃん特製クッキーであーんさせてください！」
13: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:06:10.32 ID:sHvRHq5I0
貴音「はて、それは罰ゲームというのでしょうか……」
春香「それじゃあ、レッツスタート！」
春香「貴音さん、あーんですよ！ あーん！」
春香「それじゃあ、レッツスタート！」
春香「貴音さん、あーんですよ！ あーん！」
14: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:07:02.38 ID:sHvRHq5I0
貴音「あ、あーん」
ｿｰ
貴音「はむっ……はて？」
ﾋｮｲ
貴音「なっ！？ は、春香……」
ｿｰ
貴音「はむっ……はて？」
ﾋｮｲ
貴音「なっ！？ は、春香……」
15: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:07:55.20 ID:sHvRHq5I0
春香「えへへ?意地悪したくなっちゃいまして」
貴音「むんっ！」
ﾊﾟｸｯ
春香「ふぇっ？ た、貴音さん！？ ゆ、指まで咥えて！？」
貴音「むんっ！」
ﾊﾟｸｯ
春香「ふぇっ？ た、貴音さん！？ ゆ、指まで咥えて！？」
16: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:08:30.73 ID:sHvRHq5I0
ﾓｸﾞﾓｸﾞ ｺﾞｸﾝ
貴音「んっ、まこと美味でした……」
春香「あわ、あわわわ」
貴音「春香？ どうかしたのですか？」
貴音「んっ、まこと美味でした……」
春香「あわ、あわわわ」
貴音「春香？ どうかしたのですか？」
17: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:08:57.42 ID:sHvRHq5I0
春香「あわわ、わわわ」
貴音「春香？ 大丈夫ですか？」ﾂﾝﾂﾝ
春香「ハッ！？ た、たた貴音さんっ！？」
貴音「なんでしょうか、春香？」
貴音「春香？ 大丈夫ですか？」ﾂﾝﾂﾝ
春香「ハッ！？ た、たた貴音さんっ！？」
貴音「なんでしょうか、春香？」
18: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:09:28.11 ID:sHvRHq5I0
春香「あわあわわ……」
貴音「？」
貴音(なぜ春香は顔が真っ赤なのでしょう……)
貴音「ところで春香、もう一枚……」
貴音「？」
貴音(なぜ春香は顔が真っ赤なのでしょう……)
貴音「ところで春香、もう一枚……」
19: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:10:05.39 ID:sHvRHq5I0
春香「ひゃぃ！？ そ、それでは、あ、あーん」
ｿｰ
貴音「あーん」
ﾊﾟｸ
春香「ひゃぁあっ！？」
ｿｰ
貴音「あーん」
ﾊﾟｸ
春香「ひゃぁあっ！？」
20: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:10:40.90 ID:sHvRHq5I0
貴音「？ はるか、はにゃしていたただかにゃいとたべれにゃいじゃございましぇんか」
春香「た、たたた、貴音さんっ！？」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ……ｺﾞｸﾝ
貴音「んっ、ふぅ……春香？」
春香「た、たたた、貴音さんっ！？」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ……ｺﾞｸﾝ
貴音「んっ、ふぅ……春香？」
21: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:11:50.68 ID:sHvRHq5I0
春香「は、はにゃ?……」
貴音「なんと、春香！ どうしたのですか春香！」
春香「た、貴音さん侮れにゃい……」ｶﾞｸｯ
貴音「は、春香！」
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
P「おーい、春香？って、春香！？ 貴音、なにかあったのか！？」
貴音「なんと、春香！ どうしたのですか春香！」
春香「た、貴音さん侮れにゃい……」ｶﾞｸｯ
貴音「は、春香！」
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
P「おーい、春香？って、春香！？ 貴音、なにかあったのか！？」
22: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:12:24.72 ID:sHvRHq5I0
貴音「あなた様！ なぜか、春香がいきなり倒れてしまいまして……」
P「なんだって！？ そろそろ、仕事の時間なんだけど……」
貴音「会った時には体調は良さそうだったのですが……」
P「そ、そうか？ とりあえず、現地まで車で行くから、春香を連れて行くか……」
P「なんだって！？ そろそろ、仕事の時間なんだけど……」
貴音「会った時には体調は良さそうだったのですが……」
P「そ、そうか？ とりあえず、現地まで車で行くから、春香を連れて行くか……」
23: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:12:59.99 ID:sHvRHq5I0
貴音「大丈夫なのでしょうか……？」
P「体調悪いようなら、途中で病院によればいいし、それじゃ春香を運ぶか！ よいしょっと！」
貴音「なんと」
貴音(春香を、お姫様抱っこで……面妖な……)
P「体調悪いようなら、途中で病院によればいいし、それじゃ春香を運ぶか！ よいしょっと！」
貴音「なんと」
貴音(春香を、お姫様抱っこで……面妖な……)
24: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:13:35.45 ID:sHvRHq5I0
P「貴音、今日の終わりまでラーメンは控えてな！」
貴音「は、はい……」
P「それじゃ、行ってくる！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
貴音「……」
貴音「春香、羨ましいですね」ﾎﾞｿｯ
おわり
貴音「は、はい……」
P「それじゃ、行ってくる！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
貴音「……」
貴音「春香、羨ましいですね」ﾎﾞｿｯ
おわり
25: ◆OED22aNsPw 2014/07/08(火) 23:14:32.72 ID:sHvRHq5I0
これでおしまいです！ html化してきます、読んでいただきありがとうございました！
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/08(火) 23:20:03.02 ID:z80B8bos0
おつおつ
貴音に指を咥えてもらうなんて、うらやま…けしからんぞ春香ァ！！
貴音に指を咥えてもらうなんて、うらやま…けしからんぞ春香ァ！！
元スレ: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404827797/
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