765アイドル出演ラジオ番組表:SS一覧

 ……このあとは「我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT」でお楽しみください。
 ブーブーエスラジオが、22時をお知らせ致します。

 ぺっぽっ ぺっぽっ ぺっぽっ ぺーーーん♪



真美「……えー、ラジオネーム【彼のアソコをシコシコなーす☆】」

響「馬鹿野郎www」

真美「ひびきん、まみまみ、はいさいだよー!」

響「はいさいだよー!」

真美「前回の『重大発表』、本当なんですか? ホントにTMN終っちゃうんですか?」

響「終わるっつったじゃないかw」

真美「これって絶対、リスナーに仕掛けたドッキリですよね!? そうですよね!?
   この番組が終っちゃったら、私たちはどこにこんなラジオネームでメールを
   送れば良いんですか! 困ります! 困っちゃいます!

   ……だってよ」

響「うん、まずこの番組がだ。世の中のスタンダードからどれだけ外れてるのかをな。
  ちゃんと認識しないと、これから君たちは社会に巣立って行けないぞ?」

真美「そっからかよw」

響「毎回毎回おかしなラジオネーム付けて来やがって、どいつもこいつもw」

真美「名物だもんね、もはや」

響「今回はまだアソコと伏せたぶんだけ、評価してやるぞ」

真美「そんなことが評価対象になるの、この番組だけだよ間違いなくw」

響「まぁね、こんなふざけたラジオネームがまかり通った伝説の下ネタ番組もね」

真美「今日を入れてあと4回を残すのみ、となったわけだが」

響「まーーーー、すごかったなメール!w」

真美「もうね、我々もスタッフも引くほどビビったんだよ、ホントにさw」

響「それだけこの番組を愛してくれた方々がだ、こんなにたくさんいたのかと」

真美「思ったら、9割くらい『早く終われ』だったからね」

響「まぁ、ちょいちょいは有ったよ。ラジオネーム【させろチンじゅぷ】」

真美「おい今日ちんこネタばっかかぁ!?www」

響「『TOKYO MIDNIGHT!』は終わる! なぜか!? フッ、下品だからさ」

真美「どこのシャア・アズナブルさんだよお前はw」

響「もとえ、TMN終了の発表はすごく悲しいです。確かにいつポーンしてもおかしくは
  ないほど過激で下品で、馬鹿馬鹿しい番組ではありましたが、それがまた他番組に
  有り得ない常識の外れっぷりだったので、もうこんな無軌道な番組は作られないと
  思います。残り少ない放送回ですが、どうか二人ともしんみりせずに頑張って!」

真美「しんみりなんかするかバーカw」

響「実際問題、何度かこの番組は打ち切られそうになったらしいけども」

真美「編成から打ち切りにされる前に、こっちから打ち切る。美学だねぇ」

響「それ以前に我々はもう、限界だwww」

真美「これ以上壊れたら、本当に我々はアイドルでいられなくなるw」

響「後生だから、後生だから終わらせてくれ。自分たちはもう走れんw」

真美「こんなメール来てんな。ラジオネーム【ちんこすう】」

響「ダイレクトに来たなぁw」

真美「番組終了、とても残念です! ですが『TOKYO MIDNIGHT!』には、あの!
   あの光り輝く準レギュラー、天海春香さんがいらっしゃいますよね!
   もしかして後番組は『天海春香と愉快な仲間たちのTOKYO MIDNIGHT!』に
   なったりするのでしょうか? 気になって一晩に3回しかイカを焼けません」

響「ないっ」

真美「若干食い気味にwwwwwww」

響「まぁ、春香が継ぐと言うのなら、やっても構わんよ?」

真美「なんでそんな上からだよお前www」

響「ただその『愉快な仲間たち』の一員には、絶対になりたくないなw」

真美「我々はねぇ。卒業させてくださいよ、この下ネタ地獄から!」

響「そもそもスタッフだって疲れてんだよw」

真美「我々に下ネタ言わせるためにね、あの人たちは工夫してるんだいろいろ」

響「いい大人のするこっちゃねーよ、と言う社内からの不評にも堪えてだw」

真美「だからそーだね、いまのスタッフが我々からMCをはるるんに替えて継続、と
   言うのはないだろうなぁ。第一はるるんがやりたがるとはまったく思えんw」

響「春香はこの番組嫌いだからなw」

真美「そうでなくても6月毎週出てさw もう顔も見たくないくらいのこと言ってw」

響「あんな春香見たことなかったよなwww」

真美「なので、いまのスタッフのままはるるんが、と言うのはないかなー」

響「どうすんだろうな、後番組」

真美「アレじゃない? ウチのシアター組がそろそろさぁ」

響「ああ、なるほどね。若くてフレッシュでピチピチしてるあたりを!」

真美「『どろっどろに汚して行こう』とか思ってるんじゃないの?」

響「やめろwwwww 劇場組を汚すのはやめろマジでwww」

真美「お前たちが765プロなんかに関わるからこーなるんだぁ、みたいなさ」

響「みんな安心してくれ、その線もないからな!w」

真美「必死だなw まぁ誤解されたら事務所間マター確実だしね」

響「もはや事案だよ、インシデントだよw 我那覇響と!」

真美「双海真美の!」

ひびまみ「「TOKYO MIDNIGHTぉ!」」


(OP曲)


響「改めまして、だいたい! 我那覇響だぞ!」

真美「www 双海真美っぽいよー!w」

響「とうとう『はいさい』とさえ言わなくなったな、自分」

真美「お前が考えたんだから責任もてよ発言にwww」

響「さて、前回の重大発表を受けて、こんなメールが実は来ていたぞ」

真美「なんじゃらほい」

響「ラジオネーム【ハメ撮り物語】。ひびきん、まみまみ、はいさいだよー!」

真美「はいさいだよー」

響「TMNがとうとう終わるとのことですが、これってどこぞの深夜番組が以前やった
  『最終回ドッキリ』ってヤツなんじゃあないんですかぁ? あのときはきれいに
  菊地某さんが引っ掛かってましたけど、もしかしたらお二人ともダマされている
  かも知れないですよね~。もしそうだったらどうしますか?」

真美「あのDの顔面に、屁を浴びせるね」

響「www」

真美「もうね、手足縛り付けて動けない状態で、鼻っ面にケツを押し当てて屁だね」

響「それもガッツリ臭うヤツをしっかり食べてなw」

真美「にんにくたっぷり入れたとんこつラーメンとか食って、思いっきりやるね」

響「まぁ自分はさすがにそこまでできないので、正拳突きの2、3発で」

真美「リアル暴力じゃねぇかwww」

響「オナラだって大概に暴力だろうがよ!w」

真美「まぁでもね、そもそもそんな疑いを持たれるような番組ではないわけだw」

響「あと『菊地某』さんは名前隠れてるんだろうか?w」

真美「と言うわけで、仕掛けてもいない『最終回詐欺』のペテン疑惑をかけられる
   要因を作った、傲岸不遜の深夜番組『オールナイト765』から!」

響「いくら呼んでも応じなかったあの『大物』が、ついに!」

真美「ホームグラウンドの1スタを出て、我々のホームにやってくるぞぉ!!」

響「祭りだああああああああ!!!wwwww」

真美「その『大物』なんですが、2スタのサブですでにぶるぶる震えていますw」

響「ラジオネームが冒頭からカマしたもんなぁ、今日はw」

真美「さぁ、そういうわけで今日は楽しみが多いなぁ、おい!!www」

響「見てろぉ、アイツのやりたいようになんて絶対やらせねぇからなぁwww」

真美「そんな『大物』の登場は、本番組初の『提供読み』と曲の後でっ!」

響「『我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT!』。この番組は、
  『都市に調和とやすらぎを』For Better Lifeの萩原工務店の提供でお送りします」

真美「さーそして8/26一斉リリースの新曲をお届けするよ~ん♪」

響「萩原雪歩で、『あの日のナミダ』! どうぞっ!」


…… ※ ……


(CM明けジングル)

響「さっ、そういうわけで今週も『TOKYO MIDNIGHT』始まりましたけどもー、だ」

真美「まぁ、もはや『大物』とか言って伏せる意味もほとんどなかったけどもw」

響「今日のゲストはぁ! このガールさぁ!!」

雪歩「……何なんですか!?」

真美「間違ってねぇwww」

響「誰だか丸分かりだけどさw 自己紹介しろよw」

雪歩「萩原雪歩です、よろしくお願い……致します……」

真美「お前なんでもう『何なんですか!?』でやりきった感出してんだよwww」

雪歩「あのね?」

響「なにさw」

雪歩「しんどい」

ひびまみ「「wwwwwwwwwww」」

響「雪歩がしんどいのはもう見ててわかるけどもw」

雪歩「この番組おかしいよ。リスナーもMCもスタッフもまともじゃない」

真美「全員まるごとdisりやがったこの野郎w」

雪歩「あと、二人とも声大き過ぎてね。ツラい。すごくツラい」

響「あくまで自分の姿勢曲げねぇなぁwww」

真美「ちょっとさぁ、仕事なんだから元気出せよ萩原ぁw」

響「萩原のためにわざわざスポンサーまで付けて5億用意したんだからさぁw」

雪歩「待ってwww いろいろツッコみたいんだけど、ホントに5億用意したの?」

真美「そのためにわざわざ、スポンサーさんに頭下げて来たんだっつーの」

雪歩「…………ホントに?」

響「ほらごらん萩原、この光り輝く小切手をさぁ!w」

雪歩「……せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん、せんま…………ホントだ」

真美「どーだい萩原、我々はキミのためにここまでしてやってるんだぜぇ?」

雪歩「なにしてんのマジで?」

響「なにwwwしてんのwwwwwってwwwwwww」

真美「5億っつったのお前じゃねぇのかよwww」

雪歩「言ったよ? 言ったけど、それは暗に『出ないよ』って言ってるだけで、普通は
   本当に5億用意すると思わないし、その『萩原』って呼ぶのやめてくれない?」

響「文句の多いゲストだなぁ、萩原」

雪歩「いやホント、マジでムカつくから、やめて我那覇」

真美「なにこれwww なんだこのすげぇ殺伐とした会話wwwww」

雪歩「お前もだよ双海姉」

真美「いちいち『姉』付けなきゃ区別できねぇんなら、苗字呼びやめろやw
   こちとら仁村兄弟じゃないんだからw なんだ双海(姉)ってw」

響「我々は慣れてるからな。ファンレターとかも普通に我那覇と双海姉で来るし」

真美「だいたい『殺す』って書いてあるけどな」

雪歩「脅迫状だよそれw」

響「まぁまぁ、寛いでお茶でも飲んでくださいよ萩原w 用意しましたから」

雪歩「今日はもうずっとそれで行くんだね、我那覇……」

真美「ゆきぴょんが『我那覇』って呼んでるの、すげぇ他人行儀でもう……www」

雪歩「……あっ、美味しい。このお茶」

響「そーだろう、そーだろう」

真美「ゆきぴょんが事務所に買って来たお茶っ葉、パクって来たからね」

雪歩「ぶふぉっ!!」

響「きったねえええええっ!!www あとあちいいいいいっ!!w」

雪歩「…………」

真美「萩原wwwww 口もとからお茶こぼしながらwww ものっそい形相で真美と
   ひびきんのこと交互に睨んでwwwww」

響「生まれたての子鹿のようにwww 小刻みに震えながらwwwww」

雪歩「…………ぐすっ」

真美「ちょっとおおお!! 泣くなよぉおおおお!!!wwwww」

響「なにお前マジ泣きしてんだよ、ちょっと待てって雪歩ぉ!!www」

真美「どっちかって言うとね、ひびきんのほうが泣きたい気分だと思うよw」

響「めっちゃ浴びたからな、いま! 毒霧みてぇに広がったお茶な!」

雪歩「…………真ちゃん、私……私、がんばるからね……(ぐすっ)」

真美「いやぁ、AN7の女帝・萩原雪歩もアウェーの洗礼を浴びましたねw」

響「これで真美がAN7にゲストで出たときの借りは返したよな?w」

真美「うんにゃ」

雪歩「ちょっと待ってw どんだけあの時のこと恨んでたの双海姉www」

真美「ほぉれみろ、大した精神ダメージじゃねぇんだって! お茶っ葉パクった程度で
   泣き出すような精神力だったら、AN7なんかできねぇんだって!!w」

雪歩「言っとくけど私、春香ちゃんより演技で泣くの早いからね?」

響「おかしいなぁ……そんな子じゃなかったはずなんだけどなぁ……」

真美「ひびきんだってそんな子じゃなかったはずなんだけどなぁ、って思ってるよw」

雪歩「でも真美ちゃんにはもう、事務所で絶対お茶淹れてあげない」

真美「そんなのただの逆恨みだよ!」

響「お前のやり過ぎだっつのwww」

雪歩「しかし、ひどい。今日はいつにもまして、頭のおかしいリスナーが多いね」

真美「ああ、サブでずっと聴いてたんだっけw」

雪歩「もう聞くに堪えないから、途中からiPod聴いてたけどね」

響「ふざけんなよお前www」

真美「まぁでも、今日はもうゆきぴょんのために用意したくらいの勢いだかんねw」

響「その雪歩が聴いてなかったら、なんの意味もなかろうw」

雪歩「なんだっけ? キュー入ってすぐのアレ」

真美「【彼のちんこをシコシコなーす☆】?」

響「ちんこじゃねえよ!!wwwww アソコっつってたじゃねぇか!」

雪歩「あーもーホント5億程度で出るなんて言わなきゃよかった……」

真美「大丈夫だってゆきぴょん、5億くらいタネ銭が有れば株と競馬で暮らせるよ」

響「お前はなにをさらっと、アイドル萩原雪歩に引導渡してんだよwww」

真美「充分だべ?」

響「充分かどうかの話はしてないし、たぶん雪歩はこのあとの芸能生活で5億とか
  余裕で叩き出すんだからさw この番組の5億なんてはした金だよw」

真美「ムカつくわー、真美のギャラなんて1本《ピー》万なのによー」

響「待てコラwwwww 言うに事欠いてなに言ってんだお前www」

真美「大丈夫だよ、編集でピーってやってくれっから。お前いくら貰ってんだよ?」

響「《ピー》万w」

真美「マジか、《ピー》万多いんじゃねぇか。なんか奢れや」

響「不良かお前はwww 番組の相方カツアゲすんなw」

雪歩「君たちは人間としての品格をどこに捨てて来たの?」

真美「そういうの真顔で言うのやめろや、5億w」

雪歩「5億って呼ぶのやめてくんない!?」

響「もうアレだな、萩原は今度から芸名を【萩原五億円】とかにしたら良いよ」

雪歩「5億歩譲っても、そんな芸人みたいな芸名いやだよ!?」

響「うるせぇ、てめぇの相方に『まこちん子』とか名乗らせておいてよぉw」

真美「良いねぇ、真美はそういう萩原のゾクゾクするような怯え顔が好物なんだぁ。
   お前のそういう顔が見たくて、これまでこのクソ番組続けて来たんだよぉ……」

響「真美w お前キャラ崩壊とかの前にキャラ失踪してっからwww」

雪歩「なんだろう、でも……」

真美「でも、なんだい」

雪歩「慣れてきた。この雰囲気に」

響「順応性高ぇな萩原ぁ!www」

真美「よし、まだイジメ足りねえみてぇだから、曲明けのコーナーで血祭りに上げる」

響「もう今日のお前、人間として最悪www」

真美「トーク長ぇって言われちゃったよw 曲、行きまーす」

響「久し振りにリクエストに答えようか。ラジオネーム【インキンプレイ】からだ。
  つボイノリオで『極め付! お万の方』」

雪歩「なんで私の新曲じゃないの!?」

真美「萩原の新曲はもう掛けたからだよ!w」

響「マジで聴いてなかったのかこの女www」


…… ※ ……


(CM明けジングル)

真美「……あ、ちょっと待って」

響「なんだ?」

  ぷうっ

雪歩「wwwwwww」

響「くっせぇ!!wwwww ちょっと待ってじゃねぇよ、外でして来いよ!www」

雪歩「びっくりしたぁ……あとなにこれすっごいくさい……www」

真美「ごめんごめん、キューもう一回くれるー?」

響「挙句の果てに無かったことにする気かてめぇ!!www」

雪歩「これは自由なんかじゃない、野生だよ! 放縦だよ!」

真美「はいすんませーん、じゃCM明けジングルからワンモアでー」

響「ダメだダメだダメだぁ! 一回スタジオのドア開けて! 換気して換気!w」


(CM明けジングル)

真美「はい、と言うわけでコーナー行っちゃうよーん♪」

響「平然と進行してんじゃねぇよ! お前昼間なに食ったんだよっ!www」

真美「レバニラ炒め」

雪歩「アイドルの食べるものじゃないwwwww」

真美「ひびきんがなんで怒ってるのか、真美わかんないなー」

響「屁ぇこいただろっつってんの! キュー出てからっ!」

真美「ちょっとひびきん、いくら真美でもいくらTMNでもそんなことしないってばー」

響「ふざけんなwww 凄絶に臭かったんだ馬鹿野郎w」

雪歩「何が何でもさっきの編集点潰す勢いの我那覇、ちょっと格好良いかもw」

真美「ああもうダメだ、絶対さっきのテイク使われるわw もうハラ決めたわ」

響「ったくもぉ、腹立つわこいつマジでぇ!!w」

雪歩「そういう相方と1年半ほどレイディオやってきたんでしょ、我那覇は」

響「自分完全に巻き込まれ事故だろ!? いまのこの件についてのみ言うならば!」

真美「よーし、真美もう怖いもの無くなったわ」

響「お前この番組終わっても、二度とまともな仕事来ねぇぞ?w」

雪歩「少なくとも、君らの出入り禁止は番組終っても継続だから」

真美「うるせぇ、5億もらったって出てやんねぇよw」

響「巻いてっからwww」

真美「約9ヶ月に渡る戦いの歴史に、いま終止符が打たれる!」

響「替え歌の下に集いし、現代の『即興詩人』たちの最終バトルっ!」


ひびまみ「「TMN勝ち抜き替え歌選手権、グランドチャンピオン決定戦~~!!」」


雪歩「……これさぁ」

真美「なんだい、ゆきぴょん」

雪歩「要するに番組終わるからケツまくろう、って言うだけでしょ?」

響「そーだけど?」

雪歩「反論してよ! 『そんなことないさ~』とか言ってヘラヘラしてよ!w」

真美「あのね、真美たちは事実の前には無力だから。無抵抗主義だから我々」

雪歩「お前らが無抵抗主義だとか言い出したら、ガンジーも助走付けて殴るよ!
   非暴力非服従も泣いて逃げ出すよぅ!」

響「良いですねぇ、萩原の新たな一面『泣きそうな顔で激しいツッコミ』w」

雪歩「あ~もうなんで私5億なら出るとか言っちゃったんだろう……」

真美「まこちん込みなら10億とか言うから、まこちんは呼べなかったんだよね~w」

響「要するに自分の招いた失態だ、諦めろ五億円w」

雪歩「とうとう私、萩原ですらなくなったの!? もう五億円なの私!?」

真美「あーもー、今日なんかしんないけどトーク長いなw」

響「これまで行われてまいりました『勝ち抜き替え歌選手権』の歴代チャンピオンに
  よる、たった1人の『グランドチャンピオン』を決定するこの戦い、権利のある
  選手8人全員が、先週の締め切りまでに投稿を済ませました!」

真美「その中から、スタッフの飲み会の席上における厳正な審査の結果、栄えある
   本日の最終決戦に臨んだ選手は3人! これから我々が、彼らの渾身のネタを
   番組にて披露し、最終的に我々3人による決選投票にて!」

響「真の王、グランドチャンピオンがいよいよ決定するぞー!!」

真美「と言うわけで、権利選手以外知らなかった『グラチャン』の課題曲はこれだ!」


    ♪夢を初めて願って 今日までどの位経っただろう
     ずっと一日ずつ繋げよう
     夢は自分を叶える為に 生まれた証だから
     きっとこの心で 私のM@STERPIECE


雪歩「ちょwwwww」

響「と言うことで、グラチャンの課題曲は『M@STERPIECE』だぁ!」

雪歩「君たちは自らが創りだしたあの感動のステージさえぶち壊すのかwww」

真美「スクラップ・アンド・ビルドだよゆきぴょん! 破壊なくして創造なし!」

雪歩「破壊王はもう息子がリングに立ってるんだよ!w」

響「詳しいなw そんなわけで、3通あるから当然五億円にも歌って貰うぞぉw」

真美「五億円の美声から、どんなラジオネームと替え歌が飛び出すんでしょうか!」

ひびまみ「「うぇっへっへっへっへ」」

雪歩「……しんどい」

真美「いまのタイミングなら言っても良いw」

響「よーし、それじゃあ行くぞぉ! グランドチャンピオン決定戦、まずはこれだ!
  ラジオネーム【かいわれ男根】! 3,2,1,GOっ!!」


    ♪夢で初めてどぴゅって 今日までどの位カイただろう
     ずっと一日ずつイカ焼こう
     腕は自分をイカせる為に 生まれた機関だから
     きっとこのニギリで 僕の masturbation


雪歩「もう最悪wwwwwwwww」

真美「いきなり一発目から焼きイカてんこ盛りだねw 今日はやっぱりちんこの日?」

響「ちんこデーなのかなぁw いやでも、これ割とよく出来てないか?」

真美「『夢で初めてどぴゅって』のところが、節回し的に苦しいところをうまくこう
   しのいだ感じが有ってねw さすが技巧派【かいわれ男根】いい仕事するね」

雪歩「こんなのばっかりなの!?www」

響「もちろんこんなのばっかりに決まってるだろw」

真美「ゆきぴょんはどこが良かった?」

雪歩「良いところなんか一個もないよ! むしろふざけんなって感じだよ!」

真美「まぁ普通はそう言うわなw」

響「春香だったら、もっと丁寧に論評してくれるんだけどなーw」

雪歩「春香ちゃんには敵わないよ……ウチでどんだけぞんざいに扱われても来るし」

真美「ウチよりひどい扱いしてんのにね」

雪歩「いや、それはない。絶対ない。TMNの春香ちゃんの使い方おかしいもん」

真美「五十歩五十一歩だろwww」

響「もうね、『腕は自分をイカせる為に生まれた』って言う無茶さが良いなぁw」

真美「他の機能には使ってねぇのか、と言う疑問がわくよねwww」

雪歩「おかしいよ……こんな酷い替え歌をそんなに真剣に吟味なんてできないよ……」

響「良いの良いの、これが良いって思った札を最後に上げればいいんだからw」

真美「はい、じゃあ2人目いっくよーん!
   ラジオネーム【中国ちんちん解放軍】、3,2,1,GOっ!!」


    ♪胸が初めて育って 今日までどの位経っただろう
     ずっと一日ずつ揉みしだこう
     胸は乳首を吸わせる為に 生まれた母体だから
     きっとこの子供に 私の M@STER MILK


響「M@STER MILKときたかwwwww」

雪歩「最初はちょっと、あー今度は胸かぁみたいに思ってたんだけど、最後だけで
   一気に話いい方向に持っていきやがってこの野郎、な感じだね。上手」

真美「揉みしだくのも、大きくしようってんじゃないんだよ。乳腺が張って固くなる
   胸が痛いから、生まれてくる赤ちゃんのためにマッサージしてたんだねぇ……」

響「またエロネタかー、と思わせておいてまさかの方向転換、そしてそれに気付いた
  ときにもう一度聞きたくなる。完璧だな【中国ちんちん解放軍】!」

真美「こらぁ確実に取りに来てんねぇ。技巧派の【かいわれ男根】に対抗するべく、
   敢えて正統派をぶつけてきた【中国ちんちん解放軍】。これは難しいね」

響「さぁ、五億円! トリを見事に飾ってくれい!」

雪歩「その呼び方やめてだからw
   レイディオネーム……【ボボ・ラブ汁】さん! 3,2,1,GOっ!!」


    ♪尻を初めて使って 今日までどの位ハメただろう
     ずっと一日ずつ広げよう
     尻はちんこを咥える為に 生まれたアタシだから
     きっとそのちんこで 私を F**k Ass Hole


響「wwwwwwwwwww」

真美「肉食系超実践主義派オネェwwwwwww」

響「いやー、事前に見せずに直前になってから歌詞見せて『さぁ歌え!』ってんだから
  どうなることかと思ったけど、さすが五億円。完璧に歌ったね!」

雪歩「」

真美「萩原ぁ?w 生きてる?www」

響「歌い終わって、崩れ落ちるように机に突っ伏しましたがwww」

雪歩「ああ~……こんな歌を歌わされるなんて…………もう生きていけない」

真美「大丈夫、この程度で死ぬようなキミじゃないことを、我々は知ってるwww」

雪歩「この番組の下ネタパワーを……侮っていた……」

響「しかしこれは完全にゴリ押しの典型だなw」

真美「『尻はちんこを咥えるために』うまれたわけじゃないからwww」

響「濃いなぁw 濃いんだけど、マスピのメロに乗ってると幾分緩和されるw」

真美「されてねぇよ少しもw ゆきぴょんそこでグロッキーになってんじゃんwww」

響「さぁさぁ、これで全部のエントリーが出揃いましたが!」

真美「萩原さーん、最後ですから投票に参加してくださーいwww」

雪歩「……ああもうダメ。しばらく立ち直れない」

響「スコップ封印してなかったら、2スタの床に深い穴掘られてたなw」

真美「はいそれでは若干巻いてますのでw お手元の番号札を上げてください!

   ―――― Final Judgement !! 」

  すちゃっ

真美「……2番に2票、1番に1票! 大勢決しましたぁ!
   栄えある『TMN勝ち抜き替え歌選手権・グランドチャンピオン』の座に輝いたのは

   【中国ちんちん解放軍】、おめでとーーーー!!」

響「萩原と自分が2番、真美が1番と言う評価だったが」

真美「んー、やっぱり『願って』を『どぴゅって』に押し込んだセンスは光ってたね。
   そこに『夢で』が入ってくることで、思春期の精通の瞬間を見事に表現してて。
   まぁ結局はイカを焼くだけの歌だった、ってのはちょっと弱かったかなーw」

響「なるほど、萩原は?」

雪歩「やっぱりなんだろ、2番だけきれいな香りがしたからかな……」

真美「そのきれいな香りとは、言うなれば乳臭い香りなわけだけれどもw」

響「そういうと低く聴こえるだろ!?www」

真美「ひびきんも2番かー」

響「思わず2度見返したくなった、と言うあの短いフレーズの中で大技決めてきたと
  言うのはね、やっぱりグランドチャンピオンに一番相応しいんじゃないかと」

真美「まぁ、3番はともかくw 割と接戦と言うか、票数に現れない僅差の戦いを、
   見事に【中国ちんちん解放軍】が制した、と言うところだねぃ」

響「そんなわけで【中国ちんちん解放軍】には、グランドチャンピオントロフィーを
  後ほどお送りするので、ちゃんと飾っておけよー!w」

真美「さぁ、萩原が予告通り血祭りに上げられ、ぐったりしてるんで曲行くかw」

響「はーい、THE BEATNIKSで『ちょっとツラインダ』」

雪歩「はぁ…………ほんっと、しんどい」

真美「ガチの溜息つくなよw」


…… ※ ……


(CM明けジングル&EDテーマ)

真美「時代の最先端を肌で感じる、エッジなヤングピープルのための情報感性番組、
   『我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT』ファイナルカウントダウン第一夜!」

響「そんなわけでね、もう我々の仇敵であり宿敵である『オールナイト765』に
  君臨する女帝・萩原五億円雪歩さんにお越しいただきましたーw」

雪歩「要らねぇよそんなセカンドネームはさぁ!w」

真美「どうでしたか、萩原」

雪歩「ファイナル・カウントダウンとか言ってないで、さっさと終ったほうが良いよ」

響「聞くまでもなかった感想だなぁwww」

真美「まぁでもね、萩原にこれだけ仕打ちできたんで、真美的には思い残すところは
   もうないね。やるべきことは全部やったw」

響「番組終了後も遺恨を残すだけのような気がするがなwww」

雪歩「てかさ、ホントに私の今日のギャラ、その小切手なの? 5億なの?」

真美「はぁ? なにいってんだお前」

響「この『萩原工務店』さまからの小切手の振り出し先は、局の制作の口座だぞ?」

真美「そんでもってそっから源泉で引かれて事務所に入って、さらに源泉で引かれて
   お前の手元のギャラになるんだぁ。お前に5億なんか渡るわけねぇだろぉ」

響「明細見たって5億なんて数字はどこにもない、お前のギャラは《ピー》万だw」

雪歩「……スポンサー、萩原工務店なの……?」

真美「ちゃんとOPの曲前に提供読みしたじゃんwww」

雪歩「だって私、iPod聴いてたから知らなかったんだって! ホントに!?」

響「喜べ萩原ぁ。お前の実家から制作にお金が来たようなもんだからなぁw」

雪歩「…………ダメだこれ。私、死ぬわ。殺されるわ」

ひびまみ「「wwwwwwwwwwwww」」

真美「社会の闇過ぎるだろ、萩原工務店www」

響「大丈夫だ、殺されるのはお前だけじゃない。我々もだw」

真美「ADさぁ、今日はいつものタクシーじゃなくて戦車持って来て!w」

雪歩「ごめんね、真ちゃん…………私、番組守れなかったよ……」

響「果たして来週の『オールナイト765』は放送されるのでしょうかwww」

真美「それ以前に『TOKYO MIDNIGHT』も来週放送されるのだろうかwww」

響「場合によっては2つとも飛ぶ可能性が出てまいりましたw」

真美「まぁ、一応さ。番組の宣伝していきなよ、ゆきぴょんw」

雪歩「……毎週×曜日深夜26時50分から、『雪歩と真のオールナイト765』。
   次の放送まで生きていられたら、是非聴いてください」

響「物騒なんだよお前の言うことはさぁ!w」

真美「まぁ我々だって命掛けだからね。ひびきん見張り番ね、真美砲撃手やるから」

響「お前は東京のど真ん中で戦車砲ぶっ放す気かwww」

真美「とんでもねぇ、待ってたんだぁ!」

響「やめろw お相手は『どうせ乗るならM551シェリダンだな!』我那覇響と!」

真美「水陸両用かよw 『どうせ乗るならやっぱ90式っしょー!』双海真美と!」

雪歩「…………えっと、『どうせ乗るならもうなんだっていいよ』萩原雪歩でした」

真美「ベリー投げ遣り世界新記録w」

響「それじゃあ、リスナーのみんなー!」


  「「「 GOOD NIGHT ! 」」」


響「『我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT!』。この番組は、『都市に調和と
  やすらぎを』For Better Lifeの萩原工務店の提供でお送りいたしました」



響「……あー、今日なんか疲れたw」

真美「焼き肉食いに行こうぜ萩原」

雪歩「お前らのオゴリな!」




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