765アイドル出演ラジオ番組表:SS一覧

  ……このあとは「我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT」でお楽しみください。
 ブーブーエスラジオが、22時をお知らせ致します。

 ぺっぽっ ぺっぽっ ぺっぽっ ぺーーーん♪

真美「……あーーーやだーーー! 今日はやりたくねええええ!!」

響「帰りてええええ!!」

真美「と、言うわけでだw いきなりやりたくないムード全開の我々だが」

響「いやぁ、一年半ほどこの番組やってきたけどね。今日ほどやりたくない日はない」

真美「でね。そういうことを我々が言うとだねw」

響「さっそく閻魔帳にチェックを入れて、明らかに減点されるわけだがw」

真美「ガラスの向こうで~♪ 鬼軍曹が笑う~♪」

響「自分たちを処刑しに来た~♪ 鬼軍曹が笑う~♪」

真美「あ、また減点してやがるw」

響「あとその隣で、ずーっとぶすっくれた顔で不機嫌をばら撒いてるヤツw」

真美「ホントさぁ。なんで呼んじゃったの? そんで、なんで来たの?」

響「ギャラのためなんだろ。売上のためならメンツパンツは役に立たないんだぞ」

真美「それで減点と不機嫌のとばっちりで、我々が怒られるのは間尺に合わないw」

響「『TOKYO MIDNIGHT!』ファイナル・カウントダウン第三夜、言うなればファイナル
  前夜祭と言うわけでだ。もっと華々しく景気良く、ドイヒーにやるのかと思えば」

真美「よりによって一番呼んじゃいけない二人をぉ、ゲストに呼んでだぁ!」

響「これから我々はぁ、あの二人に公開処刑されるんだよ!」

真美「いやぁ、やりたくない。今日はこのまま帰りたい」

響「スタジオから逃げたいくらいのプレッシャーだな」

真美「百歩譲って『怒られる』だけなら良いよ。『怒られることは褒められること』を
   スローガンに番組やってきたわけだから。けどさ、限度は有るだろ?w」

響「誰も処刑してくれとは言ってないんだw」

真美「まぁ、でもこれが最終回じゃなくて良かったと思うけどね。仮にこれが最終回で
   伝説の幕引き回がお通夜みたいになってたら、伝説にはなれるかもだろうけど、
   真美たちは一個もうれしくないwww」

響「あ、また減点してやがるw」

真美「やりづれえんだよお前の閻魔帳はよぉ!!」

響「今日を含めてあと2回! 我那覇響と!」

真美「双海真美の!」

ひびまみ「「TOKYO MIDNIGHTぉ!」」


 (OP曲)


響「改めまして、はいさい! 我那覇響だぞ!」

真美「双海真美だよー!」

響「久し振りにTC後の挨拶を真面目にやったなw」

真美「こんな細かいところで減点されたら、やってらんないよw」

響「うっわぁ読みたくねぇw ラジオネーム【ちんちんぷるぷるへりこぷたー!】」

真美「なんで採用したスタッフぁああああ!!www」

響「ひびきん、まみまみ、はいさいだよー!」

真美「はいさいだよー」

響「この間ふと気付いたのですが、三角形の面積って『底辺×高さ÷2』ですよね?」

真美「常識だろw」

響「そして平行四辺形の面積は『底辺×高さ』。つまり! 三角形の面積は平行四辺形
  に対角線を引いて分割した面積に等しい、と言ってるわけじゃありませんか!」

真美「そのための『÷2』だからねぇw」

響「僕はこのことに最近気付いて、会社の同僚に自慢気に語って聞かせました」

真美「社会人wwwwwww おいしっかりしろ社会人www」

響「ひびきんもまみまみも、学校の勉強は苦手でしょうから、こんなことを言われても
  よくわからないと思いますが、ちゃんと数学の勉強もしましょうね!」

真美「お前がやれっつー話だろwww」

響「いやぁ、ラジオネームからも内容からも、自分はずっと小学生だと思ってたw」

真美「まぁ小学生がこんなクソ番組聞いちゃいけないけどねw」

響「そう言えばこの間、うちの事務所の事務員さんと話してたんだけどさ」

真美「ああ、あの一人しかいない事務員ねw」

響「うちの事務所の内情をバラすなw
  まぁその一人しかいない事務員さんとね、たまたま算数の話になったんだよな」

真美「経緯は聞かないよw んで?」

響「台形の面積って、公式なかったよな?」

真美「公式? そんなもの有ったの? 三角形足し合わせるんじゃないの?」

響「自分もそうだと思ってたんだけど、ぴ……事務員さんが言うには公式が有ってな、
  『(上底+下底)×高さ÷2』って習ったって言うんだ」

真美「いま『ぴよ子』って言い掛けたろお前w ジョーテー足すカテー?」

響「なんだその呪文詠唱って感じだろ?w」

真美「……ああ、いまトークバックから、団塊ジュニア世代のDの声がしましたがw
   平行線の2辺の長さ足してるだけだろってのだからw」

響「『×高さ÷2』で括り出してるだけだもんな。結局三角形の和だろって言うw」

真美「そうやって何でもかんでも公式で詰め込まれた、詰め込み教育世代の人間がだ。
   理由も根拠もなく教えられたことを金科玉条の如く崇め奉った老害どもがだぁ」

響「我々ゆとり世代を、ゆとりゆとりとバカにしている現実な」

真美「知恵もゆとりもねぇお前らのほうがよっぽど不幸じゃw」

響「そう言えば真美は、数学得意なのか?」

真美「キライだね。あんなもの知らなくても、生きていけるよ」

響「出たwww 出来ないヤツの定番の返しwww」

真美「おー? アオリくれてんじゃねぇぞ沖縄この野郎ぉ! お前だって苦手だろ!」

響「いや、自分な。最近どこに行っても、バカそうって思われてるかも知れんがな。
  こう見えても割と、学校の勉強は得意なんだぞ?」

真美「いやいやいや、我那覇さんさ。そういうすぐバレるウソつくのやめよ?w」

響「ウソじゃないって!w 自分、カンペキだからな!」

真美「えー、じゃあ今度から宿題とかひびきんにやらすべー」

響「それは自分でやれwww そういう姿勢がお前を学問から遠ざけるんだw」

真美「んだよ役に立たねぇ沖縄だな」

響「沖縄って言うのやめろw はい、と言うことで本日のゲストは曲のあとで!」

真美「8/26一斉リリースの新曲攻勢だぁ! 秋月律子で『私だって女の子』!」


…… ※ ……


(CM明けジングル)

響「『TOKYO MIDNIGHT』ファイナル・カウントダウン第三夜!」

真美「と言うわけで、これまでなかなか呼べなかった! あるいは出演を拒否され続け
   て来たゲストを、最後ですから後生ですからと言いながら呼ぶこの企画!」

響「ついに我々は、呼んではいけない災厄をスタジオに呼び込みましたw」

真美「それじゃあお二方、自己紹介どーぞぉ♪」

律子「いつもいつもうちの我那覇と双海姉が、関係各位にご迷惑をお掛けして、申し訳
   ございません! 本日は私がビシッとこの2人をシメます! 秋月律子です!」

亜美「……双海亜美です」

真美「ちょっとぉ! 亜美テンション低いって~w もっとアゲてアゲて~w」

亜美「……ちっ」

響「マジ舌打ちwwwww」

真美「お前ぇ! いくら姉相手でも、やっていいことと面白いことがあるぞぉ!?」

律子「面白いことだったんだから、良いんじゃない?」

真美「真顔か!」

響「ボケは殺される、テンションはアゲない、挙句の果てには舌打ちまでされてw」

真美「いやまぁ、りっちゃんは良いよ。りっちゃんは何を言っても何をやっても大目に
   見てやらないと後が怖いから。だが双海妹、お前はダメだ!」

亜美「それが実の妹の呼び方かぁ!?」

響「あの五億円だってもっとテンション合わせてきてくれたのに、君ら合わせるつもり
  これっぽっちのハナクソ程度にもないなw やり辛くってしょうがないぞw」

律子「当たり前です! って言うか、『君ら』ぁ? 番組に来てくれたゲストに対する
   態度としてまったくなってないわね! 減点5!」

響「やめてくれよぉ……もう点数残ってないぞぉ……w」

真美「これ確実に免停一直線な気がするんだけど、そのへんどうよw」

亜美「免停とか言わずに免許取り消しになればいいよ」

響「容赦ねぇwww」

真美「いやいや、だいたいあなた方もね!? 『おしゃぶり泡姫』と『深夜にMYチン』
   でのゲスト扱いには問題が有ると思っていてね!?」

りつあみ「「そんな番組やってない!!」」

響「『深夜にMYチン』www シンプルにイジんのやめろw」

律子「そこで笑うアンタもダメ! そういうことで笑うアンタのその姿勢、減点1!」

響「そのくらいは許せよ! 舞鶴鎮守府とかそういうことだよ!」

亜美「亜美は別に角川ゲームスの回し者じゃないよ?」

真美「そんなこと言ってねぇだろバカwww」

律子「だいたいあなたたちは、自身がゲストに呼ばれたときでさえ、まーーーーったく
   自重をしない! 出る番組番組で悪行を重ね、あまつさえパーソナリティが泣く
   まで暴言を重ねる始末! あなたたちはそれでもアイドルなの!?」

響「それはだって……」

真美「向こうのDが『そうやれ』って言うからやってきただけでさぁ……」

響「我々だってしたくてしてるんじゃないんだ!」

真美「この番組のカラーをスパイスに欲しいと望んだ、制作側にこそ問題がある!」

ひびまみ「「我々はなにも悪くない!!」」

律子「『そういう番組』をやってきたことに対する謝罪の言葉もないの!?」

亜美「そういう番組www」

真美「あ、亜美が笑ったよひびきん!」

響「おお、亜美はやっぱり笑うと可愛いなあ~」

律子「話しを逸らすなああああっ!!」バンッ

真美「りっちゃんの机バンwwwww」

響「伊織の仁王立ちの次は机バンですかwww マイク乗るんでやめてくださいよw」

律子「乗せてんのよ!!」

真美「『当ててんのよ』みたいに言ってんじゃねぇぞ伊勢海老w」

律子「真美ぃ! 表出なさぁい!!」ガタッ

真美「んだぁやるかぁロベリツコこの野郎!?」ガタッ

響「まぁまぁまぁまぁ!!!www 律子姐さん! ここは一つあっしが話しツケます
  から落ち着いてくだせぇ!w 表出られたら収録になりやせんからぁ!www
  おい真美、お前も落ち着け! なんで喧嘩売って歩くんだお前は!w」

亜美「この人たちはなんで続々と、りっちゃんに燃料くべてんの?w」

真美「……まぁここは鉄砲玉の顔を立ててやらぁ」

響「鉄砲玉の話しすんのやめてくれないかw」

律子「そうは言っても、確かにあなたたちがこの番組をやってきたことによってうちの
   事務所に所属するアイドルたちがね、それぞれにラジオで個性を発揮するように
   なってきて、それは良いことだとは思ってるの。そこは認めるわ」

真美「まぁ確かに個性的と言うかね……」

響「そもそも思うんだけどな? このAMラジオ番組群の中で、一番やりたい放題なのは
  決して我々ではないと思っているんだ」

真美「むしろ我々は型に嵌められているとこがあるくらいだよ。下品で過激であれと、
   そういう型の中で我々は、自己研鑚を積んでここまでやってきたわけだよ?」

響「普通のラジオをやれと言われたら、そらぁ出来るよ。そっちのほうが簡単だもの」

律子「うん、じゃあなんで簡単なほうを選ばなかったのか、って言うね」

真美「……なんだろう、アイドルとして成長したかったから、じゃないかな」

響「我々はただの宣伝媒体になりたくなかったんだ。誰にも真似の出来ない何かを作り
  その上で評価されたい、それが悪評だろうと評価は評価だから」

亜美「うん、でもそのポリシーを他番組に持ち込んじゃダメだよね?」

真美「しょうがねえだろお!? やれって言われてたんだからよぉ!www」

響「亜美がもう冷静過ぎて、もはや律子よりも怖いwww」

真美「アイツの立場なんなのw 検察官兼裁判官なの?w」

響「検事が判事兼ねちゃったら、この世は有罪天国だろwww」

律子「私はどちらかと言えば今日は検事のつもりだから、亜美は裁判長ね」

亜美「被告人ども、静粛にいたせ!」

真美「また我々被告人かよw」

響「前に春香にも被告人扱いされたよなw」

律子「裁判長。ここは、敢えて私たち765プロアイドルが関わる、ブーブーエス制作
   ラジオ番組について、公平を期するために一度検証の機会を設けては、と」

亜美「うむ……確かに一方的にTMNを批判するだけでは、番組がもたんな……」

真美「お前ら番組批判で今日の枠終わらせるつもりだったのかよw」

亜美「よろしい。曲紹介の後に、改めて各ラジオ番組を振り返ることとしよう!」

響「そんな裁判長いねぇよwww」

真美「まぁ改編期だし、いいんじゃね?w」

亜美「被告人、双海真美。曲紹介をちたまえ!」

真美「てめぇそこで威張りくさってっと、先週の残りのノニ飲ませっかんなw
   はい、8/26の新譜だよ! 双海亜美で『トリプルAngel』!」

亜美「一旦閉廷! よろよろー♪」


…… ※ ……


(CM明けジングル)

響「さて、そういうわけで?」

真美「『TOKYO MIDNIGHT』がもっとも下品かつゲスであることはともかくとして、だ」

響「ブーブーエス制作のラジオ番組群を、我々目線でぶった切ると言う完全にイタチの
  最後っ屁みたいな企画をしていくわけだが、司会は律子で良いのか?」

律子「そうね、アンタたちみたいなゲスには任せられないから、ここからは私の仕切り
   で行かせて貰うわ。文句ないわね、被告人のお二方?」

真美「うるせぇ、文句言ったら頭のピン抜いて手榴弾みてぇに爆発するくせに」

律子「真美ぃ!?」ガタッ

真美「んだぁやんのかこの野郎ぉ!?」ガタッ

亜美「りっちゃん、二度目は予定調和に見えるからやめたほうがいいよ?」

響「亜美がwwwww 亜美が冷静過ぎてヤバいwww」

真美「りっちゃんはね、頭良いから。一回で流れ覚えちゃうからw」

律子「人をコント芸人みたいに言うの、やめてちょうだい! はい、まずはTMNと双璧を
   為すドイヒー深夜番組『雪歩と真のオールナイト765』ね」

響「ウチと一緒にしたら、また五億円の殺意が高まるなw」

真美「でもまぁ、AN7もゲストの扱い大概だからねぇ」

響「どうしても春香や冬馬みたいなキャラは、良いだけ使われて振り回されてw」

亜美「でもAN7はTMNに比べたら、ぜんぜん可愛げがあるよ。下ネタも有るには有るけど
   君らみたいに露骨じゃないしさ。君らのはひどすぎるもの」

真美「そうかぁ? あの番組、イジりに行くときはえげつないイジり方するだろぉ?」

律子「そういう意味では、真は一方的に被害者なのよね。いつもいつも」

響「雪歩に振り回され、ゲストに振り回されw」

亜美「一番の苦労人かもしんないねw」

真美「そうだねぇ……いや、一番ではないかも知れない。ラッコがいるから」

亜美「ラッコ?」

響「お前先週の話し引きずるのやめろっつってんだろ!w」

律子「誰よラッコって?」

真美「はい、まぁAN7は我々が終わった後の『キングオブドイヒー』を間違いなく継承し
   より一層こっぴどく弱い立場の人間をイジるだろう、と言うことで、つぎ」

響「まぁ香盤表で言えば、まよららか?」

律子「そうね、『あずさと貴音の迷走RADIOラビリンス』」

真美「AN7のまこちんと、まよららのお姫ちん、どっちが苦労人かってことですよ」

亜美「ああ、ラッコってそういうw」

響「気付くなよそこにw」

律子「あずささんも貴音も、確かにたまーにタガが外れたようなことはするけれど」

亜美「番組的になんの予告もなく、名古屋でラーメン食べてたよねw」

響「でもまぁ、タガが外れてんのはあずささんだろぉ。貴音が抑え切れなくてずるずる
  引きずられてる印象のほうが強いもんなw」

真美「全然関係ないんだけどさ。ウチのDがね、ずっとまよららのこと『迷宮RADIO
   ラビリンス』だと思ってたって言うねw」

律子「迷宮2回言っちゃってるじゃない」

響「それに気付かなかったらしくてw」

真美「まぁでも番組的にはのほほんとした感じするしなー。あれはやっぱりあずさお姉
   ちゃんのキャラクタが全面に出た感じの雰囲気だよね」

亜美「ある意味一番個性的なのかもしんない?」

律子「なにが有っても『私は私』と言うところが、あずささんの良いところよ」

真美「あの境地にはまだ立てねぇなぁw」

響「一生かかっても立てる気がしないぞ。生まれ変わってどうにかだw」

真美「まぁでもね。あずさお姉ちゃんも、だいぶ前に一度ウチに呼んだけどね!」

響「あずささんの怖いのは、一瞬の真顔の瞬間だかんなw」

律子「ああいうおっとりした人が怒るのが、一番怖いわね」

真美「まぁそういう意味でも、年中噴火してる桜島みたいな鬼軍曹は怖かないね!」

律子「おおお!? やるって言うの真美ぃ!?」ガタッ

真美「出るとこ出んぞゴラァ!!」ガタッ

響「二人とも、座れwww」

亜美「なんだろう。りっちゃん地味にこの雰囲気に馴染んでる気がする」

真美「りっちゃんはほら、頭が良いものぉ。順応性高いものぉw」

響「要らないなぁ、その順応性w」

律子「ではつぎは……『如月千早のラジオ幻想即興曲』ね」

真美「アレはだって音楽番組じゃん。この中に入れて判断する材料じゃないよw」

響「でも『お悩み相談室』とか始めた辺りから、びっみょーにおかしくなってるよな」

亜美「君らのデタラメに比べたら誤差のレベルだよw」

真美「イヤだなぁ、やりたくないなぁ、って思いながら、顔真っ赤にして『そんなこと
   してはダメよ?』とか言ってる千早お姉ちゃんは、ちょっと見たいけどねw」

律子「アンタたちは普通こんなの読めないと思うものでもスパッと読むしね」

響「ウチの場合は、露骨な下ネタばっかだからな」

真美「恥ずかしくて読めなーい、とか言えねぇもの。下ネタごときでは」

亜美「それがおかしいんだってw」

響「そう言えば一時期、コーナーを対決制にしてたとき、毎回負けたほうが罰ゲームで
  リスナーから送られたセリフを言う、とかやってたけど、アレキツかったなw」

真美「あー……有ったね、そんなことやってた」

律子「アンタたちが恥ずかしがるセリフなんて、どんなひどいこと言わせられたの?」

響「やめろ律子wwwww しれっと古傷広げんのはやめろwww」

真美「我々は下ネタには負けないが、恥ずかしい萌えセリフみたいなのはダメだw」

亜美「100%全力でアイドルとして間違ってんね!」

律子「えー、でもちょっと聴いてみたいなぁ。リスナーもそう思ってるんじゃない?」

真美「サディストかお前はぁ!!www」

響「やだぞ、絶対やらないからな! それこそ五億円貰ってもやらないぞ!w」

真美「まだ【ちんちんぷるぷるへりこぷたー!】とか言ってるほうがラクw」

亜美「言えないわぁ……当たり前のように姉の口からそんな単語が……」

律子「もっと私がしっかりしていれば……こんなことにはならなかったのかな……」

響「あなた方ねw 真顔でそういうこと言うのやめてくれませんかwww」

真美「もっとさぁ、ガツンと糾弾してくれよぉ!
   我々こういうじめっとした雰囲気が、一番苦手なんだからさぁ!!www」

律子「これも戦術の一つ」

響「今日の秋月さんはサディスト全開っすねwww」

真美「そうやって涼ちんも犠牲になったんですなぁ。まぁマゾっぽいしねぇw」

ひびまみ「「うぇっへっへっへっへwwwww」」

律子「さて、あと3番組の前に曲行きましょうか」

真美「こwwwのwwwやwwwろwwwwwww」

響「やべぇ、我々怒られるよりスルーのほうが心象にキツいことがわかったwww」

亜美「はいはーい! 9/25発売の新曲だよー! 765PRO ALLSTARSで『99 Nights』!」


…… ※ ……


(CM明けジングル)

真美「さて、残り3番組かな?」

律子「そうね、まずは『星井美希と水瀬伊織の We're Super Girl!』から」

響「アイツらはね、いずれ我々と同じ道に落ちてくるよ」

真美「我々やっぱり下なのかw 餓鬼道か、畜生道かここはwww」

亜美「まぁでも、いおりんが基本的になんでも全力で体当たりしていくしね……」

真美「そうなんだよね。あの人は仕事を選り好みしないと言うか、とにかく常に全力で
   ラジオでわからないリアクションどんどんやっていけると言うかw」

響「もはや我々は、萩原家だけじゃなくて水瀬家も敵に回してるからなw」

律子「伊織は頑張り過ぎちゃうところがあるから……」

真美「そういうレベルじゃなかったよ先週w ノニ飲まされてバケツにリバってたし」

響「まぁ飲ませたのも我々みたいなもんだがなw」

亜美「君らはアレなの、罪悪感とか一欠片もないの? いおりんとミキミキに対して」

真美「アレがうちの番組の、精一杯のおもてなしだからね」

響「先週来てたら、亜美だって飲まされてたに違いないんだからなぁ。感謝しろぉw」

律子「まぁでもアレね。マイルドに薄めたTMNにAN7足して2で割った番組よね」

真美「ああ、そうかもねw 基本的にはミキミキに振り回されるいおりんがベースで」

響「ゲストが来たら、ゲストに飽和火力浴びせるところもAN7っぽいなw」

亜美「コーナーのえげつなさはTMN譲りだね」

真美「……あれ? もしかして『すぱがー』って相当ドイヒー番組じゃね?www」

律子「後発だったしね。まぁAN7とはいい勝負、と言うところだとは思うけど」

響「それは本当に『いい勝負』って言って良いのかなぁw」

亜美「世界で一番やっちゃいけないダメな勝負だよw」

律子「はい、そして! 双海姉妹のまともなほう、『双海亜美の”深夜にMY進!”』」

亜美「いい番組だよねー! ちょっち夜遅いからー、聴くのは大変かもだけどねー!」

真美「すっげぇアピールしてくんなw バーストアピールだろいまのwww」

響「うざってぇ……マジでいまの亜美のドヤ顔ネットに晒してぇ……w」

亜美「まぁね、君たちが誕生日に託けて乱入してきた以外はねぇ! ほんと由緒正しい
   正統派のアイドルラジオなんでぇ! 特に語ることもないかなっつーねぇ!」

律子「火力で火力を制しようとするのは愚策よ、亜美?」

真美「わかっちゃいるけど、やめらんねぇんだろうなぁw」

響「つーかさ。正統派のアイドルラジオだって自称すんだったらお前、あの気色の悪い
  引き笑いやめろやw 『ひひ、ひひひ……』ってのw」

亜美「君らのゲラゲラ笑いよりよっぽど上品だよ!」

真美「たまーにね、家でもツボにハマったときとかやんのよ。ひひ、ひひひ……って。
   どこでそんなの覚えてきたんだお前、って感じなんだけど。真美やんないよ」

響「お前は腹抱えてゲラッゲラ笑うからだろw」

亜美「もーね! この人と二度と一緒に、御飯食べたくないって思った! 最近!」

律子「一人暮らしでもしようとしてるの?」

亜美「そうじゃないけど! むしろ真美を追い出して私の城にするけど!」

真美「あの家買ったのパパだかんね?w お前まだ相続してねーべ?w」

響「そういうリアルな家族話するのやめろwww」

亜美「こないだね、パパのお友達でドイツに住んでる人がいて、すっごいでっかいね、
   ソーセージいっぱい入ったの送ってくれたんだよ」

真美「ああwww アレなwwwww」

律子「イヤな予感しかしないわ……」

亜美「してさ、ママがボイルしてくれたの、食卓に並べてね。したらこのバカ、なんて
   言ったと思いますか? 『でっけぇwwwww』ですよ!!」

真美「確かに言ったわwwwww」

亜美「パパは気付いてなかったっぽいけど、ママお前のことガン見してたかんな!?」

響「それはヤバいなwww あれほど『TMNを日常に持ち込むな』と言われてるのにw」

真美「馬鹿野郎、『ご立派ぁああ!!』とか言わなかっただけマシだぁ」

律子「真美はちゃんと反省しなさい!」

真美「あんだぁ? お前の後ろ頭についてるハム引っ剥がすぞゴラァ!」ガタッ

律子「アンタの頭についてるシッポ毟ってやるわよ!!」ガタッ

亜美「逆パターンも有りなんだw」

響「良いからもうw そのパターン気に入ったのかアンタらはwww」

律子「ちょっと斬新な演出かしら、と思ってるわ」

真美「前向きにもほどがあんだろ、このサディストはよぉw」

律子「さぁ、そして『高槻やよいのおしゃべりアワー』ね。15分の短い番組だけど、
   やよいの朗らかで温かい雰囲気いっぱいの、超優良株よ!」

響「よいしょ~~~~い!!www」

真美「自分で自分の番組『優良株』とか言ったらインサイダーだべw」

亜美「まぁでも『たかべり』は貴重な番組だからね。はるるんを生殺しにできるから」

律子「亜美、やめてあげて。春香じゃなくてやよいが気にしてるの、それ」

真美「まぁ生殺しにしてんのやよいっちだしねwww」

響「なんだろうなぁ、あのやよいの聖域感w」

真美「あの人もっと世間の薄汚いこと、いっぱい知ってそうなんだけどねwww」

律子「知ってても知らない顔ができるのが、やよいの良いところなのよ!」

真美「いやぁ、そんな器用じゃねぇだろw 知らねぇんだっておそらくw」

響「ウチに呼んだときもな、あっぶねぇこと言ってたもんなw」

亜美「ああ、パンチパーマかw」

真美「あん時は久し振りに緊急装置作動した感じしたよねw 案外そういうことでも、
   スルッと言っちゃうのがまぁやよいっちの魅力でもあり爆弾要素でもありw」

律子「まぁ、そういうところが無くもないから、私が付いてるのは有るのよね……」

響「だからっつって、天真爛漫・天衣無縫と言うわけでもないんだけよなぁ」

真美「そりゃどっちかっつーと、はるるんだねw」

亜美「でもはるるんすごいよ。どんな番組でも合わせてくるもん」

響「アイツのアレはなんなんだろうなw もはや才能としか思えないんだが」

律子「空気をつかむだけじゃなくて、空気作るものねぇ……」

真美「正直ね、この番組の立ち上がりで、はるるんが作っていった空気大きいからw」

響「だいたいどんな番組でも、ピッチャーがいてキャッチャーがいるだろ? AN7なら
  雪歩がピッチャーで真がキャッチャー、『すぱがー』なら美希が投げて伊織が捕る」

真美「ああ、なるほどね。差し詰め我々はドッジボールだからなw」

亜美「で、そこが野球のグラウンドでもドッジのコートでも動けるのがはるるんとw」

響「隙有らば豪速球投げ込んで、ツブそうとすっかんなアイツの場合w」

真美「『すぱがー』の2人が、何が何でもはるるん出さないのそこだよねwww」

響「間違いなくアイツの番組になるからなw」

律子「……もしかして、一番『やりたい放題』なのって、春香?」

真美「それだああああああ!!wwwwwwwww」

響「明快な結論が出ちゃったなwww そう、やりたい放題なのは春香だ!w」

亜美「最悪のとばっちりの気がするんだけど、そこはどうなの?w」

真美「大丈夫だって、はるるんはそういうの慣れてるから」

律子「私の知ってる春香じゃなくなったわね……」

響「現実を受け入れろw もう昔の春香は某FM局にしかいないんだぁ……w」

真美「しかもそこの堤防も若干最近になって、決壊しつつあるっつーねw」

響「まぁ、他局さんの事情なんでこれ以上は触れませんけどー!?」

亜美「その語尾の伸ばし方ウザいわーw」

真美「はい、ほんじゃ曲行きますかね」

響「あいよー。セール対象外商品ではあるが、そろそろ在庫なくしてくれやー、と、
  ブーブーエスの商品管理部に言われてるのでみんな買ってやってくれw」

真美「『我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT!』オープニングテーマ曲だよー。
   我那覇響と双海真美で『I'm your sunshine』。どうぞー♪」


…… ※ ……


(CM明けジングル&ED曲)

真美「時代の最先端を肌で感じる、エッジなヤングピープルのための情報感性番組、
  『我那覇響と双海真美のTOKYO MIDNIGHT』ファイナル・カウントダウン第三夜!」

響「と言うわけで、竜宮小町のプロデューサー秋月律子さんと、そのプロデューサーに
  使われているアイドル・双海姉妹の妹をゲストに迎えてお送りしちゃったぞ!」

亜美「ちゃんと亜美の名前言えよ、ちくしょうw」

真美「まぁ今日はなにせ『クソ番組TMN糾弾集会』みたいになっちゃってね、我々はもう
   やられっぱなしだったわけなんだけれども」

律子「よく言うわよ、良いだけ言いたいこと言ってたじゃない」

響「ちゃんと良いところは褒めたし、ダメなところをダメ出ししただけだろw」

亜美「君らに悪く言われるのは釈然としないよw」

真美「まぁね、『りっちゃんに公開処刑を!』と言う声は大きかったんだけどw」

響「公開処刑ったってこれ録音だからなぁw」

律子「そういうのが見たかったわけじゃないと思うわよ?」

真美「そんなわけでお二人さん、宣伝してってちょーだいませませ!」

亜美「ほいっ! 『双海亜美の”深夜にMY進!”』毎週×曜日深夜25時オンエアー!
   こんなクソ番組とは対極の、きれーなラジオ番組だから安心して聴いてね!」

響「その割になんでそんなド深夜なんだろうなぁw」

真美「あ、もちろん生放送ではないよ、収録だかんね! 児童福祉法マジ万歳!」

律子「何を言ってるんだか……はい、毎週×曜日午後3時、お昼のひとときを是非、
   『高槻やよいのおしゃべりアワー!』でお過ごしください。昼下がり、ほっと
   一息つけるような、そんな番組を目指して毎週お喋りしてます!」

響「どうしてもウチと対極にいたい、と言うことは主張し続けるんだなw」

真美「お前の宣伝はどっか胡散臭ぇんだよw」

律子「なぁああにぃいい!? 誰が胡散臭いってぇ!?」ガタッ

真美「おぉん!? やるかぁ阿修羅メガネぇ!!」ガタッ

響「なんなんだよ阿修羅メガネってよぉw」

亜美「良いから座ってよもうw 気に入ったのそのくだり?w」

真美「ちょっとね」

律子「まぁ今回の分は、全部番組終了後に清算するんだけどね」

響「殺る気マンマンだこの人w」

真美「せめて来週分の収録終わってからにしてくんねぇかなぁ……w」

律子「それはまぁ、今後の真美の謝罪姿勢次第、とでも言っておくわね」

真美「土下座何時間すれば気が済むんだよ……w お相手は!」

響「『ごめんなさいと言うときは、キリッと45度!』我那覇響と!」

真美「『ごめんなさいと言うときは、はにかんだ笑顔で』双海真美と!」

律子「『ごめんなさいと言うときは、相手より上目線!』秋月律子と!」

亜美「『ごめんなさいなんて、言わないよ絶対』双海亜美でした!」

真美「言えよwww」

響「それじゃあリスナーのみんな!」

真美「来週はいよいよ最終回、もちろんアイツがやってくるぞ!」



   「「「「 GOOD NIGHT! 」」」」



律子「さぁーて……真美? わかってるわね!?」

真美「お疲れ様っしたぁっ!!」

響「逃すな、亜美。羽交い締めにしろw」

亜美「んっふっふー♪ わかってるよーひびきーん♪」

真美「ちょ、おまっ! 姉を悪鬼羅刹に売るつもりかっ!!www」