P「ああ。なにせこの戦時下、国防を担う鎮守府は大事だ、ということで、国からうちの事務所に直接依頼があったんだ」

真美「ちんじゅふ・・・?なんかものものしいね。そんなとこに真美達が行ってダイジョブなの?」

P「そりゃあ大丈夫さ。そもそも慰問コンサートっていうのは・・・えーっと」チラリ

あずさ「?」

P「そうそう。昔はマリリン・モンローがやっていたくらいだ。栄誉あることなんだぞ」

あずさ「あらあら、マリリン・モンローなんて凄い方と並べてくださるんですね~」

真美(兄ちゃん、おっぱいで思い出したのか・・・)

P「あ、ただあずささんはその日はグラビア撮影が・・・」

律子「急な話ですし、スケジュール的に行けるのは春香、千早、雪歩、伊織、やよいの5人ですね。あとは、小鳥さんが事務所を空けられないので、私が裏方で」

真美「え、真美は?」

P「お前は亜美と一緒に取材が入ってたろ!ゲーム雑誌の仕事とってきたんだから、感謝してくれよ」

あずさ「あら、わたしは行けないのね。基地の中なんて面白そうだったのに残念だわ・・・」

P(基地内で迷子になられたらシャレにならないです)

雪歩「基地なんて男の人たちがたくさん居そうで不安です・・・」

春香「大丈夫だって雪歩!一緒にいれば不安じゃないでしょ?」

千早「私は歌える舞台があるのであれば、どこでも」

やよい「伊織ちゃーん!一緒のお仕事だね!」

伊織「そ、そうね。楽しみね!」

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そして当日
◆受付
P「こんにちは!765プロのPと申します!」

大淀「ようこそいらっしゃいました。今日はコンサートをお引き受けいただきありがとうございます」

P「いえ、こちらこそ光栄です。えーと、秘書の方ですか?」

大淀「いいえ、私は受付担当者みたいなものでして、本日の秘書は鳳翔が勤めております。早速ご案内しますね」

P(本日の…?)


◆ロビー
?「おや、かわいらしい子が。新入りかな?」

やよい「ちがいますよー、わたし真美たち、今日ここでコンサートするんですー!」

律子「やよい、言葉遣い!…すいません、本日コンサートでお招きいただいた者です」

?「ああ、今朝の朝礼で聞いていたな。戦艦長門だ、よろしく」

律子(戦艦?)

◆提督執務室
鳳翔「ようこそいらっしゃいました。提督はキラづ…演習からもう間もなく戻りますから、暫くお待ちいただけますか」

P「はい、わかりました」

P「あの…」

P「こちらの建物に入ってから、女性しか見ていないのですが」

鳳翔「そういえば外の方はご存知ないんですね・・・」

P「?」

鳳翔「いま、海上戦闘に臨んでいるのは全て女性なんです。私も普段は軽空母として戦っております」
P「え・・・それって・・・」

-鳳翔さんによる説明

P「そうだったんですか。なんというか・・・」

鳳翔「わたしたちはみんな、今の仕事にやりがいを持っています。ご心配はなさらないでください」

P「はい。しかし、我々の事務所のアイドルはみんな女性なのですが・・・961プロさんに頼まれた方がよかったのでは・・・」

鳳翔「それは心配無用です。本日のコンサート、皆楽しみにしておりますから」


ガチャ

提督「お待たせして申し訳ない。私がここの提督だ」

P「よろしくお願いします」

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◆楽屋
P「・・・ということなんだ」

雪歩「じゃ、じゃあお客さんは全員女性なんですね!」

律子「だからさっき会った方も『戦艦』って名乗ってたのね・・・」

やよい「すっごく背が高くてかっこいい人でしたー!」

伊織「それって・・・今日のコンサートって私たちみたいな人間に勤まるの・・・?」

律子「伊織、それは
千早「水瀬さん、私たちだからできるステージをやるのよ!」

全員「!」

千早「私たちは歌って、ダンスを踊るくらいしかできないわ。でもそれが皆さんの助けになるのなら、
私たちは最高のステージを披露することで応えるしかない。そうですよね、プロデューサー?」

P「その通りだ。千早。皆さんは我々が来ることを心待ちにしてくれていたそうだ。その気持ちに応える。そして、戦時中の一時であっても、楽しんで貰おう」

春香「そうだね、千早ちゃん!伊織も、大丈夫?」

伊織「千早の言うとおりね。プロデューサー、私が悪かったわ。私、全力で歌うわ!」

P「よし、開演時間だ!いくぞみんな!」

春香「はい!・・・765プロ!」

ファイト、オー!


◆ステージ
島風「おっそーい!まだ始まらないの?」

吹雪「そんなに急かしてはダメですよ!せっかく来ていただいたんですから」

電「そうなのです!」


律子『大変長らくおまたせいたしました。ただいまより765プロ・スペシャルライブを開演いたします!』

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◆再び提督執務室

提督「いやあ素晴らしい歌だった!うちの連中も大変に喜んでいたようです」

P「いえ、楽しんでいただいて何よりです!」

提督「よかったら、みなさんうちの喫茶室で甘いものでも召し上がりませんか?」

P「え、お気持ちはありがたいですが、ご迷惑では・・・」

提督「ハハッ!ご満足いただけるかはわからないが精一杯もてなさせていただくよ、鳳翔、」

鳳翔「そうおっしゃると思いまして、伊良湖には指示しておきました」

提督「うむ、ありがとう」

P(できた嫁ポジだな・・・)


◆伊良湖の喫茶ルームの一角

雪歩「このお茶、美味しい!」

伊良湖「そのお茶は吹雪ちゃんが舞鶴港からこっちに移ってきたときの、お土産の宇治茶ね」

吹雪「喜んでいただけて嬉しいです!」

春香「このぜんざいも美味しいですよ!この小豆の炊き加減、絶妙だなぁ」

伊良湖「あら、あなた、わかる口ね」

ワイワイ


P「みんな仲良くやってるようじゃないか。何よりなにより」

真「あ、プロデューサー!僕最上さんと仲良くなりましたよ!」

最上「ボクたち、気が合うみたいですね!」

提督「最上、よかったじゃないか」



ギャーギャー
P「? なんだ?」


大井「まあ今日来たあなたたちもカワイイけど、うちの北上さんには及ばないわね」

北上「ちょっ、大井っち」

千早「何言ってるの、あなた。ここにいるみなさんがいかにカワイイとはいえ、高槻さんには及ばないわ。あなた方の装甲が50だとしたら高槻さんは100クラスよ」

やよい「あうー、ち、千早さん・・・ね、ねぇ伊織ちゃんも何か言ってよー!」

伊織「ちょっと千早!何言ってるの!?」

千早「水瀬さん、あなたはちょっとだま「黙ってられないわよ」

伊織「いーい?北上さんの耐久が50だとしたら、やよいは180はあるわ」

千早「そ、そうね!」

やよい(あ、これダメなスパイラルに入った感じです・・・)

大井「なんですって!?いい?北上さんはね、あえて一歩引くタイプのおしとやかな女だからセンターを那珂に譲ってるけど、
本来はセンター格なのよ!」

千早「そんなこといったら高槻さんだって本来はセンター格なのよ!春香が転んでも大丈夫なようにセンターに立ってるから、やむを得ないだけなのよ!」


P提督「「これはまずい」」


P「お、おい千早」
提督「大井さーん、ちょっと冷静に」
千早大井「「あなたたちは黙っててください!!」」

P提督「「はい」」

ギャースカギャースカ

律子「はいちょっとストーップ!」

鳳翔「おやめなさい!」


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数分後・・・

律子「いーい?あんたたちがやよいラブなのはわかったけど、周りにご迷惑をおかけしない!わかった?」

千早伊織「はい・・・」シュン

P「り、律子さん、二人も反省しているようだし、そんなところで・・・」

律子「あーん!?」

P「な、ナンデモアリマセン」


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鳳翔「いいですか大井さん、こんなことで冷静さを欠くとは、鑑娘として失格です。
暫くは北上さんと離れて、私が引率する敵母港空襲作戦にでも行きましょうか」

大井「そ、そんな!80時間も北上さんと離れるなんて!?」

提督「あのー、鳳翔、ボーキは今足りているから、タンカー護衛に北上と大井を出した「提督は黙っててください」 


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響「なー、ピヨ子・・・なんで今日は自分だけオフなんだ?自分も慰問コンサート、出たかったぞ!」

小鳥「響ちゃんは・・・名前が被ってる子が向こうにいるから・・・」

響「うがー!だからって事務所でピヨ子の手伝いは納得いかないぞー!」


おわり