1: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:03:56.34 ID:p72SRmfvO
春香「はいはい、どうせまた知って…って知ってるの!?」

千早「知っているわ。」

春香「うそ!?なんであんなマイナーな作品を!?」

千早「なんでって…帰宅部活動記録と言えばドラえもん、サザエさんに並ぶ国民的アニメじゃない。さすがに知っているわ。」

春香「謝れ!ドラえもんとサザエさんに謝れ!」

2: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:05:04.13 ID:X2aJ9ywx0
千早「ちょっと春香、それはどういう意味かしら?」

春香「だって帰宅部ってBDの初動売り上げ558枚だよ。そんなアニメと何十年も続いてるドラえもん、サザエさんを同一に並べるのはどう考えたっておかしいよ!」

千早「BDの売り上げでしか作品を評価できないなんて哀れね。まぁでも、春香がそう思っているならそういうことにしてあげるわ」

春香「なんかすごい引っ掛かる言い方だけど、ここは無視しよう…」

3: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:05:32.15 ID:X2aJ9ywx0
千早「…」

春香「…」

千早「…」

春香「って、千早ちゃんが知ってたら今回のssどうやって話もっていくの!?まさかのもう終了!?」

千早「…知らないわ。」

4: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:08:51.96 ID:X2aJ9ywx0
P「…ということで、まだ決めてないやつはなるべく早く決めるようにしてくれ」

春香「えっ? あれ? プロデューサーさん…? 千早ちゃんは?」

P「ん?どうした春香。寝ぼけてるのか?」

春香「えっと…その…あはは。うっかり…なんちゃって…」

P「まったくしょうがないな…まだ部活を決めてないやつは、早く決めてくれって言ったんだ」

春香「えっ?部活って…?」

5: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:09:38.18 ID:X2aJ9ywx0
律子「なーに春香、そんなことも忘れちゃったの? うちの事務所も人数が多くなってきたし、アイドル達に精神的にリフレッシュしてもらうために、部活を推奨するようになったって話をしたでしょ?」

春香「あっ、えっと…そうでしたね…あははは」

律子「もう、しっかりしてよね」

P「ということで、まだ決めてない人は早く決めてくれよ。もちろん入らないのも自由だから」

春香「うーん…なにがどうなってるんだろう…」

6: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:11:33.40 ID:X2aJ9ywx0
貴音「春香…」

春香「あっ貴音さん。なんでしょう?」

貴音「まだどこの部活に入るか悩んでいるなら、私達と一緒に料理部をやりませんか?」

あずさ「花嫁修業にもなって、とっても楽しいわよ~」

春香「貴音さんとあずささんは料理部か…」

7: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:12:12.90 ID:X2aJ9ywx0
真「いや、春香! 僕らと一緒に陸上部で良い汗かこうよ!」

春香「真は陸上部なんだ」

美希「ミキは昼寝部なの…おやすみなさいなの…」

春香「昼寝部っていうと、なんとなく雪歩もいるような気がするんだけど…なんでだろう」

ワーワー

春香「って良くみると他の子達もみんな部活やってるんだ」

8: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:12:48.34 ID:X2aJ9ywx0
貴音「どうでしょう、春香」

あずさ「春香ちゃん」

真「春香!」

美希「…ぐぅ…ぐぅ…なの…」

春香「えっと…わ、私は家が遠いから…帰宅部かな…って…」

9: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:13:39.01 ID:X2aJ9ywx0
貴音「そうでしたか…」

あずさ「あらあら~」

真「もし気が向いたらうちにも入ってよね!兼部もありだからさ!」

美希「…ぐぅ…ぐぅ…なの…」

春香「け、兼部…?」

10: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:14:36.76 ID:X2aJ9ywx0
やよい「うっうー!春香さんも帰宅部ですか!?」

春香「あっ、やよいも?」

やよい「はい!」

春香「そうだよね、やよいは家のこととかあるから部活は無理だよね」

やよい「…?」

春香「じゃぁ私達は早速帰宅部の活動をしようか」

やよい「はい!」

11: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:15:27.77 ID:X2aJ9ywx0
春香「って、やよいどこ行くの?そっちは出口じゃないよ?」

やよい「えっ?春香さん、何を言ってるんですか?こっちであってますよ?」

春香「えっ?」

やよい「ほら!」

[帰宅部]

春香「って帰宅部あるの!?」

12: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:19:48.73 ID:X2aJ9ywx0
ガチャ

やよい「うっうー! 失礼します」

春香「失礼しま…」

千早「入部を許可します!」

春香「って早いよ!」

13: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:20:45.00 ID:X2aJ9ywx0
千早「早速だけど、私達帰宅部のイカれたメンバーを紹介するわ!」

春香「メンバーみんなイカれてるの!?嫌だ帰りたい!」

千早「水瀬財閥社長令嬢にして竜宮小町のリーダー…水瀬伊織!」

伊織「よろしく」

千早「琉球の血を引き、現在東京在住…我那覇響!」

響「はいさーい!」

千早「そして…幼い頃に事故で弟を無くし、両親とは別居中…如月千早!」

春香「重いわ!!」

春香「しかも響ちゃんに至ってはイカれた要素皆無だよ! 東京に住んでるただの沖縄出身の人だよ!」

14: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:21:41.81 ID:X2aJ9ywx0
春香「さっきから言おうと思ってたけど…これまんま帰宅部だ!」

千早「えぇ、ここは帰宅部よ」

春香「そういう意味じゃないよ!ここまで完全に帰宅部の原作通りの流れだって言ってるの!」

千早「何か問題あるかしら?」

春香「ありありだよ!」

響「自分は喰いタンはあんまり好きじゃないぞ」

春香「そっちのありありじゃないよ!」

15: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:24:13.78 ID:X2aJ9ywx0
伊織「じゃぁ何が問題だっていうのよ?」

春香「このssは原作の有名なセリフとかシーンをネタとして使うっていうコンセプトでやってきてるのに、原作と同じ流れじゃ誰も読んでくれないよ!」

千早「甘いわね春香…それじゃ甘味春香よ。」

春香「活字でしか分からないギャグはやめて。で、何が甘いの?」

千早「いい?今までこのssで扱った作品を覚えているかしら?」

16: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:25:10.97 ID:X2aJ9ywx0
春香「えっと…CLANNAD、ハルヒ、こち亀、のんのんびより、コナン、ラブライブ、ガルパン、みなみけ…だっけ?」

千早「そうね」

春香「で、それがどうかしたの?」

千早「よく考えるのよ、あなたは答えを冒頭でだしているわ」

春香「冒頭…?」

17: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:25:54.77 ID:X2aJ9ywx0
~巻き戻し~

千早『ちょっと春香、それはどういう意味かしら?』

春香『だって帰宅部ってBDの初動売り上げ558枚だよ。そんなアニメと何十年も続いてるドラえもん、サザエさんを同一に並べるのはどう考えたっておかしいよ!』

~巻き戻し終了~

18: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:26:56.30 ID:X2aJ9ywx0
春香「はっ…!」

千早「やっと気がついたわね。そう…今までは世間的にも有名な作品だったからセリフ等をネタにしても分かってもらえたのよ」

伊織「だけど帰宅部活動記録なんて、このssを読んでる人の10人に1人くらいしか知らないと思うわ」

響「そんなごく少数の人のためにネタをやるよりも、残りの大多数の原作を知らない人に、帰宅部の流れを少しでも知ってもらったほうが宣伝になっていいと思うぞ!」

春香「って3人ともスクエニの回し者か!」

19: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:31:43.06 ID:X2aJ9ywx0
春香「とにかく、私は原作通りの流れでいくのは反対だからね! そもそも配役的に私がアンドーナツなんだから、私がツッコミを入れなきゃ話は進まないはず。というかもう帰る!」

千早「…いきなり帰りたいなんて…何て帰宅精神の持ち主なの…」

春香「あっ…しまった…この流れは…」

響「すごいウーパールーパーが入ってきたぞ!」

春香「…」

響「すごいウーパールーパーが入ってきたぞ…!」

春香「…」

20: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:32:38.57 ID:X2aJ9ywx0
響「す、すごい…ウーパールーパーが入ってきた…ぞ…!」

春香「…」

響「す、すごい…うぅ…ウーパー、ルーパーが、、入って…きた…ぞ…」ジュワ

春香「…お、大型新人って意味だろうけど、スーパールーキーだからそれ!!!」

響「うがー間違えたぞー!」

春香「ってめんどくせぇぇぇぇぇ!なんだこれ! 強制的にツッコまされるようになってるんだけど!」

21: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:38:13.18 ID:X2aJ9ywx0
伊織「さすが春香ね」

千早「期待できそうね」

やよい「うっうー、春香さんすごいです!」

春香「もう絶対ツッコまないから!」

22: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:40:40.44 ID:X2aJ9ywx0
千早「ふふ、とにかく入部ということでこれからよろしくね」

伊織「帰宅部へ」

響「ようこそ!」

ED「一人ではできないこと 仲間とならできること…」

春香「って早いわ!!!」

千早 響 伊織「」ニヤニヤ

春香「…くっ…ツッコミとしての性が…」

24: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:45:14.79 ID:X2aJ9ywx0
響「それにしても、やよ…二人とも入ってくれて良かったぞ!」

伊織「そうね、やよ…二人を歓迎するわ」

千早「高槻さんかわいいわ…」

やよい「ありがとうございます!」

春香「って完全にやよい目当てじゃん!もう私帰る!」

千早「いきなり帰りたいなんて、何て帰宅精神の持ち主なの!」

春香「そのくだりはもういいよ!」

25: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:54:10.10 ID:X2aJ9ywx0
千早「魔王の話をしましょう!」

春香「っていきなりだ!」

千早「魔王の話をしましょう!」

春香「聞こえてるよ!」

26: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:55:16.82 ID:X2aJ9ywx0
伊織「魔王っていうと…シューベルトの?」

やよい「あっ、それ私知ってます!学校の授業でやりました!」

千早「さすが高槻さん、その魔王よ。ということで、みんなで魔王の条件を考えましょう!」

春香「って意味わからないよ!なんで突然そうなるの?」

千早「あら?春香は帰宅部の原作読んいでるのよね?なら分かるんじゃないかしら?」

春香「いや分かるけど、さっきは原作知らない人のためになんたらかんたらって言ってたじゃん!」

27: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/26(土) 23:59:08.27 ID:X2aJ9ywx0
千早「春香…『他人の賞賛や非難など一切気にしない。自分自身の感性に従うのみだ』」

春香「えっと、突然どうしたの?」

千早「モーツァルトの言葉よ」

春香「う、うん…それで、その言葉がどうかしたの?」

千早「…いい言葉よね…」

春香「言いたかっただけ!?」

28: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:00:16.40 ID:zQX7vTS80
伊織「ちょっと、千早!もっと冷静な判断力が必要だと思うわ。」

春香「やっぱり伊織は常識人だね、そうだそうだ!もっと千早ちゃんに言ってあげてよ!」

伊織「あとは…カリスマ性ね。魔王に必要な条件は」

春香「えぇぇ魔王の話だったの!?」

29: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:01:07.21 ID:zQX7vTS80
やよい「私は、やっぱり部下想いな人がいいと思います!みんなでモヤシ祭とか素敵かなって」

春香「いやー、魔王が部下とモヤシ祭ってけっこうシュールだと思うけど…」

伊織「春香…やよいの家では天使の声が聞こえたわ…」

春香「アダージョだよ!さりげなくシューベルトの名言持ってこないで!」

30: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:02:14.77 ID:zQX7vTS80
響「自分はリーダーとしての威厳とか絶望感が大事だと思うぞ」

春香「って響ちゃんいたの!?さっきから何も話してないからいないと思ってたよ!」

響「いや、自分ずっと春香の前に座ってたぞ」

春香「ssなんだから話してくれないと存在確認できないよ」

響「春香…風は見えなくても風車は回っている。 音楽は見えなくても心に響いてくる、囁きかける」

春香「バッハーーーー!!!!!」

31: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:06:30.44 ID:zQX7vTS80
響「うわ、突然大きな声出さないでよ!」

春香「なんでそんなに音楽家の名言に詳しいの!?あと、響ちゃんはちゃんと話してくれないと心に響いてこないからね」

千早「響だけに…」フフ

春香「やかましいわ!」

32: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:07:21.20 ID:zQX7vTS80
千早「ということで、みんなから出た魔王に必要な条件をまとめてみたわ。」

--------------------------
魔王に必要な条件
・冷静な判断力
・カリスマ性
・リーダーとしての威厳
・戦略的思考
・部下想い
・モヤシ祭
・絶望感
・CV.福山潤
--------------------------

春香「ってCV.福山潤ってなに!? 」

33: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:10:17.20 ID:zQX7vTS80
千早「CVっていうのはCharacter Voice、つまり声優のことよ」

春香「知ってるよ!そこじゃなくて、なんで魔王の条件に福山潤がいるのかって話だよ!」

伊織「そうよ千早、意味のわからないことをしないで!」

春香「やっぱり伊織は常識ry…あれ、なんかデジャブ…」

伊織「正しくはこうよ!」

--------------------------
魔王に必要な条件
・冷静な判断力
・カリスマ性
・リーダーとしての威厳
・戦略的思考
・部下想い
・モヤシ祭
・絶望感
・CV.ほうでん亭らっぱ
--------------------------

春香「ズコーーーン!」ズズズ

34: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:11:50.89 ID:zQX7vTS80
やよい「だ、大丈夫ですか春香さん?」

響「今自分でズコーンって言って転んだような気がしたぞ」

春香「メタネタのメタネタの中でメタネタやるな!」バタン

響「ツッコミ過ぎて春香が倒れたぞ!」

やよい「えっと、メタメタのネタネタの中でメメ…うぅ難しいですぅ」

千早[かわいい]
伊織[かわいい]
響[かわいい]

35: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:12:43.58 ID:zQX7vTS80
春香「い、一応言っておくと、[かわいい]とは帰宅部原作に良くある、かわいいと書かれた札のこと…」

伊織「倒れてるのに説明してくれてるわよ」

春香「このあと出てくることもあるので、覚えておいてください…」バタン

響「このあとの展開まで考えてくれてるぞ…」

千早「とりあえず、本日の帰宅部ー」

みんな「終了!」

春香「それ違う番組!!」

36: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:19:48.78 ID:zQX7vTS80
千早「水瀬さんはとにかく贅沢なのよ」

春香「そうかなぁ、伊織はそんなに贅沢じゃないと思うけどなぁ」

千早「まぁそんな悠長に構えてられるのも今のうちよ。実際に見たら分かるわよ」

春香「伊織、そんなことないよね?」

37: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:20:38.04 ID:zQX7vTS80




伊織「そうね」




38: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:21:12.80 ID:zQX7vTS80




伊織「私としては」




39: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:21:44.80 ID:zQX7vTS80




伊織「そんなつもりは」




40: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:22:14.19 ID:zQX7vTS80




伊織「ないんだけどね」




41: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:22:57.80 ID:zQX7vTS80
春香「って本当に贅沢だ!」

春香「なんで今の台詞言うのに4レス分も使ったの!?」

42: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:23:28.86 ID:zQX7vTS80




伊織「特に」




43: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:23:57.81 ID:zQX7vTS80




伊織「理由は」




44: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:24:23.71 ID:zQX7vTS80




伊織「ないんだけど」




45: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:25:12.51 ID:zQX7vTS80
千早「どう、分かったかしら?」

春香「とりあえず、このネタを続けたらヤヴァイってことが分かったよ」

47: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:29:14.26 ID:zQX7vTS80
千早「我那覇さんは我那覇流古武術の正式な継承者なのよ!…っていうことにしていたんだけど、現実的じゃないからその設定はボツにしたわ」

春香「そうなんだ、じゃぁただの沖縄生まれの一般人ってこと?」

千早「えぇ、そうね…まぁ普通と違うところといえば動物と話せるくらいかしらね?」

春香「それも十分現実的じゃないよ!」

48: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:30:37.77 ID:zQX7vTS80
千早「高槻さんは、とにかく可愛いわ」

響「やよいはかわいいなぁ」

伊織「やよいは可愛いわね」

春香「みんなやよい好きだね、まぁ私も好きだけど」

伊織「妹にしたいわ」

春香「なんで目がちょっとマジなの?」

伊織「本気だからよ」

春香「いや、なんで本気なんだよ!」

49: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:43:23.57 ID:zQX7vTS80
響「前から思ってたんだけど、春香ってどっちが本体なの?」

春香「えっ?どっちって、どういうこと?」

響「だからその頭についてるそれと、その下についてるの」

春香「って、これリボン!これが本体なわけないでしょ!」

伊織「えっそうだったの?私もどっちだか分からなかったから時々上の方に話しかけてたわ」

春香「えっ?そうなの?やだ、私てっきり自分が話しかけられてると思って…恥ずかしい…ってなんでやねん!!」

50: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:52:10.89 ID:zQX7vTS80
千早「きっちりかっちり原作通りノリツッコミをしてきたわね」

響「それで、自分が気になってたのは仮にリボンが本体なら下についてる人間みたいな部分は何なんだろうって…」

春香「バカか!!というか、リボンって言ってるじゃん!」

伊織「普通に考えたら、通訳とか?」

春香「バカか!!私は完全にリボンのお付きか!!」

やよい「普通に考えたら、ネギの緑の部分的な感じじゃないですか?」

春香「おバカか!!私は場合によっては使いどころのある食材か!」

51: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:52:53.06 ID:zQX7vTS80
響「普通に考えたら、原作にいないのに突然隣に引っ越してきた博多弁の男の子的な感じだぞ!」

春香「バカか!!私は春だ!」

千早「ちょっと二人とも、おかわりが黒歴史扱いされているように取られる発言は控えなさい!」

春香「いや、そんなこと言ってないんだけど…」

千早「普通に考えたら、阿笠博士のお尻におるホクロの毛みたいな感じに決まっているじゃない!」

春香「バカか!!私は体が小さくなったのを証明するためにすら使えない証拠か!」

北斗「チャオ☆」

春香「バカか!!りぼんだ!」

52: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:56:39.49 ID:zQX7vTS80
千早「みんなに二つお知らせがあるわ!」

伊織「なによ突然」

千早「なんと今日は特別ゲストが来てくれています」

やよい「うっうー!ゲスト楽しみです!」

春香「そうかな?嫌な予感しかしないんだけど…」

千早「ということで、クイズタイム~(震え声)」

春香「震え声うますぎだろ!」

53: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 00:57:42.63 ID:zQX7vTS80
千早「さて本日のゲストは誰でしょう?ヒントは二人よ!」

伊織「なかなか難問ね」

やよい「うっうー、難しいです」

響「完璧な自分でもこれは悩むぞ」

千早「ふふふ、みんな悩んでいるわね」

春香「いや、そんな何日も考えて作った会心の問題みたいな顔されても、これだけじゃ分かるわけないから!」

54: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:05:54.56 ID:zQX7vTS80
千早「とりあえず春香、適当でいいから答えてみて?ヒントは少しずつ出していくから」

春香「えーっと、じゃぁ、プロデューサーさんと冬馬くん」

千早「…」

春香「…」

千早「…くっ」

春香「当たっちゃったの!?なんかごめんね!」

55: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:06:53.34 ID:zQX7vTS80
P「どうも、プロデューサーです」

伊織「来たわね、理想家(イデアリスト)の異名を持つ、プロデューサー」

春香「プロデューサーさん異名とかあるの!?」

響「春香、プロデューサーは絶対交流(パーフェクト・コミュニケーション)の使い手なんだぞ」

春香「しかも能力者なの!?それって、給食を平等に配膳するだけの能力で、原作だとクレア先輩にゴミクズ同然の能力って言われた、あの!?」

響「違うぞ春香!それは絶対平等(パーフェクト・イコール)、プロデューサーのは絶対交流(パーフェクト・コミュニケーション)だぞ」

56: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:07:51.82 ID:zQX7vTS80
春香「あっ本当だ…よく見たら全然違うね!でも良かったよプロデューサーさんの能力がそんなゴミクズ同然の能力じゃなくて」

響「そうだぞ!あんなのと比べたら失礼だぞ!」

春香「それで、どんな能力なの?絶対交流(パーフェクト・コミュニケーション)って」

響「絶対交流(パーフェクト・コミュニケーション)は、アイドル達とパーフェクトコミュニケーションが取れるすごい能力なんだぞ!」

春香「えっ普通にすごいじゃん!お約束的に、ここはゴミクズ同然の能力だと思ってたのに」

57: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:08:50.51 ID:zQX7vTS80
伊織「でもOFAに対応してないのが弱点よね」

春香「えっどういうこと?」

伊織「あいつの能力は、OFA発売以前までのアイドルマスターシリーズじゃないと効果がないのよ」

春香「あれ、もしかして絶対交流(パーフェクト・コミュニケーション)って、ゲームの中でパーフェクトコミュニケーションが取れるだけの能力なの…?」

伊織 響「えっ?そうよ(だぞ)」

春香「ゴミクズ同然の能力だ!!!」

58: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:12:30.08 ID:zQX7vTS80
伊織「そういえば千早、あんたさっき二つお知らせがあるって言ったわよね?」

千早「そうね、言ったわ」

伊織「もう一つはなんだったのよ?」

千早「えぇ…実はこのss…あと10レスで終了します!」

響 伊織 やよい 春香 「「「「!!!!」」」」

59: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:14:26.44 ID:zQX7vTS80
春香「こ、このタイミングでそれをぶちこんでくるとは…」

やよい「えっと、あの…」

響「ちょっと待つさ!10レスって、さっきのレスも入ってるのか!?」

千早「えぇ、さっきのレスも入れて10レスよ」

伊織「ということは、最初から数えると…65…なるほど」

60: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:15:16.16 ID:zQX7vTS80
千早「さすが水瀬さん、気がついたのね」

伊織「にひひっ、当然でしょ?」

春香「えっ、65になにかあるの?」

千早「春香、65は帰宅部原作の全話数よ」

春香「あーなるほど!…って言ってる場合かー!!」

61: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:16:15.05 ID:zQX7vTS80
春香「もう!そんなこと言ってる間にあと8レスしかなくなっちゃったよ!」

響「うがー、8レスじゃなんにもできないぞー!自分せっかくこのために『こころ』読んできたのに!」

やよい「あ、あの…」

伊織「だいたい千早が無駄なことを話し過ぎてたせいでこんなことになってるのよ!」

春香「千早ちゃんを擁護するわけじゃないけど、伊織は一回このssを読み直して来た方がいいと思うよ」

62: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:16:50.87 ID:zQX7vTS80




伊織「えっ、それって…」




63: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:17:27.86 ID:zQX7vTS80
春香「やるなーー!!」

春香「この状況でそのネタはさすがに許されないよ!みんなも何か言ってよ!」

千早「タコワサお持ちしましたー!」

響「SKB!SKB!」

春香「…」

やよい「あ、あの…」

64: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:18:25.14 ID:zQX7vTS80
春香「や、やよい?そういえばさっきから何か話そうとしてたよね、どうしたの?」

やよい「えっと、さっきゲストはプロデューサーと冬馬さんって言ってたのに、冬馬さんが出てきてないかなーって」

春香 伊織 響「…あっ」

千早「…忘れていたわ」

65: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:19:44.67 ID:zQX7vTS80
春香「あと3レスしかないよ!?」

千早「とにかく、入ってきてもらいましょう!ゲストの冬馬くんです!」

春香大好き残念な冬馬「やれやれ、全く、待ちくたびれちまったよ」

響 やよい 伊織「…」

春香 春香大好き残念な冬馬「「っておい!」」

66: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:20:54.60 ID:zQX7vTS80
春香大好き残念な冬馬「おい、これはどういうことだ!残念ってなんだ残念って!」

春香「風評被害ですよ、風評被害!これじゃ春香が大好きだから残念とも読めちゃうじゃないですか!」

春香大好き残念な冬馬「天海、べ、別に俺は、お、お前のこと…」

春香「ってもう次のレスで終わっちゃうよ!」

トゥルルルルル トゥルルルルル

春香「ってこんなときに電話?もしもし?」

67: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:21:50.92 ID:zQX7vTS80
雪歩『あっ春香ちゃん?』

春香「雪歩?」

雪歩『あのね、ずっと言いたかったんだけど…』

春香「うん」

雪歩『やよいちゃんのポジション、キャラデザ的に私でも良かったよね?』

春香「…ってどうでもいいいよぉぉ!」


終わり

68: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:27:08.84 ID:zQX7vTS80
千早「いやー、なんとか65レスで終わらせることができたわね!」

伊織「本当にね、最後はどうなるかと思ったわよ」

やよい「うっうー!上手くいって良かったです!」

響「へへーん、自分完璧だからな!」

春香「…いや、全然上手く終わってないんだけど!」

69: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:27:36.43 ID:zQX7vTS80
春香「というか、今のこれはなんなの?65レスで終わりだったんじゃないの?」

伊織「春香、これは所謂Cパートよ。水瀬財閥の力で強引に入れたのよ。自由にやってちょうだい」

千早「本当に自由っていいわよね。さっきまでの65レス制限はやりにくくてしょうがなかったわよね」

春香「いや、千早ちゃんが勝手に自分を追い込んだだけだよね?敵もいないのに背水の陣を敷いてただけだよね?」

70: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:29:15.33 ID:zQX7vTS80
やよい「自由ってことは、ここのプールで泳いでもいいんですか?」

春香「あ、ここプールだったんだ!普通に部室か帰り道とかだと思ってたよ」

千早「私はルーチンワークのヒンズースクワットをするわ」

春香「千早ちゃんそんなこと日課にしてたの!?」

71: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:30:42.78 ID:zQX7vTS80
響「自分はクマと戦ってくるぞ!」

春香「いや、本当に自由すぎるだろ!伊織からも言ってやってよ」

伊織「ちょっと待ってなさい響、今マッハで探させてるから!」

春香「水瀬財閥恐るべし…」

72: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:31:10.50 ID:zQX7vTS80
プール→ルーチンワーク→クマ→マッハ

春香「って、あれ…?」

千早「春香、上を見て」

春香「え?」

73: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:33:16.30 ID:zQX7vTS80


HAPPY

BIRTHDAY

HARUKA



74: ◆0lcgcQtP4I 2015/12/27(日) 01:38:21.90 ID:zQX7vTS80
春香「いや、私誕生日じゃないから!!!」

千早「あら、そうだったかしら?」

春香「どうしてくれるのこの空気!…というか、この後どうするの!?」

千早「そうね…オチも思いつかないし、これで終わりにしましょうか?」

春香「本当に自由すぎるだろ!!!」


本当に終わり

元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451138636/

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