ピ・ピ・ピ・ポーン

小鳥「みなさんこんばんわ!今夜もはじまりました水瀬伊織選手権、1週勝ち抜きで暫定水瀬伊織、3週勝ち抜きでガチの水瀬伊織になれるというこの選手権大会、本日が最終日となりました!」

小鳥「本日はグランドチャンピオンシップなので、えー、本日勝った方がもう伊織ちゃんです。3週勝ち抜きにならなくても、もうその子が伊織ちゃんです!抗議は受け付けません!」

小鳥「水瀬伊織になれる、っていうのがよくわからないっていうお便りもいただいているんですが、なれるんです。公認の水瀬伊織ものまね芸人とかじゃなく、水瀬伊織になれちゃうんです!」



小鳥「早速電話がつながってるようです。それじゃさっそく、先攻の水瀬伊織ちゃんです!」

先攻伊織「こんにちわ~!みんなのアイドル、水瀬伊織ちゃんよ!にっひっひっひ」

小鳥「すいません、先行の伊織ちゃん?笑い方ちょっと違いません?なんか腹黒そうというか」

先攻「えっ、いや、これが本当の伊織ちゃんよ!」

小鳥「あ、そうですね。勝てばあなたが伊織ちゃんですもんね?」

先攻「はい、だって実際、私が正真正銘の伊織ちゃんなんだもん!」

小鳥「はいそれじゃ一旦待っててくださいね。それでは暫定チャンピオン、2週勝ち抜きの伊織ちゃーん!」



後攻伊織「はい、確かに私が水瀬伊織です」

小鳥「ねーなんかね、伊織ちゃんってこんなにしっとりした喋り方だったかなーって思いますが、チャンピオンですからね」

後攻「ええ、わたくしも大人の淑女として、日々精進していますから」



小鳥「はい、伊織ちゃんの伊織ちゃんっぽさをある意味破壊していく暫定チャンピオンです。それじゃ先攻の伊織ちゃーん!」

先攻「きっみっがっくぅれたかっらーなないーろぉーぼたんー」

小鳥「ん?伊織ちゃんってこんなに歌下手だったっけw」

先攻「何言ってるのよ小鳥!こんなもんだって!ほら、これ電話だから回線のアレで下手に聞こえるのよ!」

小鳥「あ、ごめんなさい伊織ちゃん。まあ、確かに電話だし、ちょっと下手に聞こえちゃうってあるわよねー。で、先攻伊織さんは住所が神奈川県になってますけど」

先攻「あ、はい。アイドルになったっていうのに毎日2時間超の通勤が辛くて」

小鳥「ちょっと、それ伊織ちゃんっぽくないんだけど、伊織ちゃんですよ、ね?」

先攻「あ、そうよ何言ってるのよ!電車だったら2時間かかっちゃうけどって話よ。基本はドローン通勤よ」

小鳥「ドローン通勤・・・まあ、あの時間ないんで問題いっていいかな?」

先攻「おうバッチコーイ!」

小鳥「もうそれ伊織ちゃんのキャラじゃないw」



小鳥「まあいくわよー第1問!伊織ちゃんの愛読書は?」

先攻「逆境ナイン」

小鳥「野球キャラじゃないのにw」ピンポーン

小鳥「第2問!伊織ちゃんの得意科目は?」

先攻「マルケー」

小鳥「はい、ちょっと背伸びしちゃいましたね、まだ大学生じゃないからね。正解は数学です」ブー

小鳥「気を取り直して第3問、伊織ちゃんが日本の中で、今まで行ったところで一番印象深いのはどこ?」

先攻「布田」

小鳥「布田?」

先攻「布田です」

小鳥「オッケーせいかーい」ピンポーン

小鳥「第4問!伊織ちゃんがアイドルにならなかったら、どんな職業になりたい?」

先攻「造幣局の職員」

小鳥「いや、実家がらみの会社とかいろいろあるのに、っていうか硬貨の方でいいの?」ピンポンピンポン

小鳥「第5問、これは本人なら覚えているはず。初めて出演したテレビ番組名は?」

先攻「世界の車窓から」

小鳥「いや、あれは出演者いませーん」ブブー

小鳥「続いて第6問、伊織ちゃんが好きなお笑い芸人は?」

先攻「ガッツ石松さん」

小鳥「芸人じゃないwww」ピンポンピンポーン

小鳥「第7問、伊織ちゃんはプロデューサーのことをなんて呼んでいる?」

先攻「山P」

小鳥「違うし!プロデューサーさんの名字に山って付かないし!でも正解w」ピンポーン

小鳥「えっと第8問、伊織ちゃんが最近コレクションしているものは?」

先攻「マンホールのふた」

小鳥「ん?あのー、ふつうはそれ、マンホールのふたの写真とかカードを集めるっていうのが流行ってますが?」

先攻「いや、ふたそのものです」

小鳥「せいかーーい!よいこのみんなはマネしないでね!」ピンポーン

小鳥「第9問、伊織ちゃんの好きな男性のタイプは?」」

先攻「大杉漣」

小鳥「タ・イ・プ!それ個人名www」ピンポンピンポンピンポン

小鳥「漣さんかっこいいけども!趣旨!それじゃラスト第10問、伊織ちゃんの今日の朝食は?」

先攻「ザザムシ」

小鳥「はずれー正解はグリーンスムージーでしたw しゅーりょー!」



小鳥「結果は10問中7問の正解でした。先攻の伊織ちゃん?」

先攻「はい」

小鳥「いくつか確認したいんだけど、まずさー、正解にはしたんだけど、布田って何があるの?」

先攻「えっ?」

小鳥「あ、あの調べてなかった・・・?いや調べるっておかしいかwあーっと、あんまり覚えてない?」

先攻「そうね、ワタシもいろいろなところに行ってるからー。えっと、調布まで徒歩圏なところとか」

小鳥「じゃあ調布でいいじゃんw」

先攻「あ」

小鳥「で、あとマンホールのふたなんだけど」

先攻「あれはね、あのヨヨJUMPの男の子の方的な」

小鳥「シャラップ!そこまで!えーっと、先攻の伊織ちゃんは…2京点ね!」

先攻「やったわ!当然よね!」

小鳥「2京はなかなか出ないわよ。まあ私の匙加減ひとつなんだけどw」



小鳥それじゃ先攻の伊織ちゃんちょっと休んでてねー。そして、お待たせしました後攻の伊織ちゃん?」

後攻「君がくれたからトッピング券、まよわずに海苔選ぶよー」

小鳥「あの、伊織ちゃん?歌詞間違ってない?」

後攻「いえ、らぁめん好きな私こそ真の水瀬伊織だ、ということをあぴぃるしようかと」

小鳥「いや、そのキャラ付け初耳なのと、竜宮小町の他のメンバーの手前もあるし、せめてソロ曲でやったほうがいいんじゃないかな?」

後攻「なるほど、確かに」

小鳥「納得しちゃった!いいのそれ?」

後攻「良い提言は恥じずに取り入れるのも伊織道です」



小鳥「おぉー、さすが暫定チャンピオン!我々の知る伊織ちゃんっぽさは皆無ですがw
まあ出題行きましょう、後攻伊織ちゃんに第1問、伊織ちゃんの好きなお菓子といえば?」

後攻「落雁です」

小鳥「事務所で食べてるの見たことないわw」ピンポン

小鳥「第2問、伊織ちゃんが苦手な科目は?」

後攻「引当金です」

小鳥「・・・それ勘定科目だから!科目だけども!でも正解」ピンポン

小鳥「第3問、伊織ちゃんが今まで、世界中で行ったことのあるところで、一番好きな場所はどこ?」

後攻「静かの海です」

小鳥「それ、月・・・?」

後攻「ええ、いかにも。水瀬の財力ですから宇宙にも」

小鳥「んーと、正解はピーターラビットの世界観があるイギリス湖水地方です」ブー

小鳥「はいそれじゃ第4問、伊織ちゃんの好きな肉料理といえば何?」

後攻「ハムカツです」

小鳥「庶民派ね」ピンポーン

小鳥「第5問、伊織ちゃんがハタチになったらまずやってみたいことは何?」

後攻「やよいと結婚します」

小鳥「このご時世コメントしづらいわ!とりあえず日本では法律上無理っぽいけども」ピンポン

小鳥「第6問、伊織ちゃんが『笑ってもいいとも』のお電話ショッキングコーナーに出演したとき、伊織ちゃんが友達として紹介したのは誰?」

伊織「江頭2:50さんです」

小鳥「え、伊織ちゃんってエガちゃんと友達なの?」

伊織「ええ、がっぺ友達です」

小鳥「それ使い方あってるのかなwじゃあ正解でいいですww」ピンポーン

小鳥「第7問、伊織ちゃんは事務所の社長のことをどう呼んでいる?」

後攻「高木B」

小鳥「wwwwww」ピンポン×7

小鳥「あーやばいわこれ、高木Bやばいw」

小鳥「いやーさすが暫定チャンピオン、調子がいいですね!それは第8問、一人暮らしをしてる千早ちゃんの家にはじめて遊びに行った伊織ちゃんはあることにとても驚いたそうですが、それはどうして?」

後攻「殿方3人と共同生活を行っていたからです」

小鳥「はい、それまずいやつー」ブー

小鳥「第9問、伊織ちゃんが目標としている女性芸能人はズバリ誰?」

後攻「ギャル曽根さんです」

小鳥「方向性!伊織ちゃんのw正解です!」ピンポン

小鳥「それではラストの第10問、伊織ちゃん今日のお昼ごはんは何だった?」

後攻「バケツ汁粉でした」

小鳥「バケツ汁粉?」

後攻「はい」

小鳥「バケツプリンじゃなくて?」

後攻「ええ」

小鳥「お餅入ってました?」

後攻「3つ入ってました」

小鳥「せいかーい!アーンドしゅーりょー!!」ピンポンピンポン



小鳥「いやー、さすが暫定チャンピオン、素晴らしかったですね!」

後攻「いえ、ちょっとケアレスミスがありまして、失礼しました」

小鳥「さすが暫定チャンピオンは驕らないですね、先週の敗者とは大違いですね」

後攻「ええ、先週の敗者、彼女もなかなかの伊織っぷりでしたが、好きな飲み物がオレンジジュースとか、あんなベタな伊織はこの時代、求められていませんから」

小鳥「あの、事務所の社長なんだけど」

後攻「Bのことですか?」

小鳥「Bっていうなwww」

小鳥「はい、結果発表です!えー・・・6京点ですね!後攻伊織ちゃんが、次代の伊織ちゃんに決定!」(ファンファーレ)



小鳥「えー、チャンピオン、いかがですか今のお気持ちは?」

後攻「素直に嬉しいです。もう月にも昇る気持ちとはこのことですね」

小鳥「いやあ、もう月にのぼっちゃって、なんなら竜宮小町のステージにものぼっちゃってください!高木Bと二人三脚で頑張ってください!ありがとうございました!」



小鳥「えーっとそれでは先攻の自称伊織ちゃんを呼んでみましょうか・・・聞いてます?」

先攻「あ、あの、今日はごめんね!調子が出なかったわ!」

小鳥「いや、あのもう伊織ちゃんっぽい喋りとかいいから」

先攻「あ、はい」

小鳥「あのね、うちの事務所としても迷惑なのよ。生半可な気持ちで伊織ちゃんになろうなんていうのはねー」

先攻「すいません、アイドルへの憧れがどうしても捨てきれなくて」

小鳥「まあ、アイドルを目指すっていうのは誰しもが夢見ることだし、誰にでもその権利はあるわ。じゃあ、伊織ちゃんにはなれなかったけど、このアイドルにだったらなれるっていうの、ある?」

先攻「まことに・・・いや、真さんになら、私もなれるかも」

小鳥「なるほど、真ちゃんね。いいわね・・・それじゃ来週の企画が決まってないし、菊地真選手権やるから、よかったら出てね!」

先攻「うん、僕、やってやるよ!イェイ!」

小鳥「なんか微妙に素が出てしまってそうだど挑戦待ってまーす!」

小鳥「リスナーの中にも、『あれ?私って菊地真より菊地真なんじゃないかな?』なんて方がいたら、ぜひ公式ホームページから応募してくださいね?それではまた来週、菊地真選手権をお楽しみに!」