千早「優! 優はどこ!?」

優「どうしたの千早お姉ちゃん」

千早「ああ…良かった…どこに行っていたのかと思って…」

優「お姉ちゃん…」

千早「怪我は無い? 大丈夫? 誰かに変な事されなかった?!」

優「お姉ちゃん…」



優「お姉ちゃん、ここは家の中だよ!?」





千早「油断してはダメ、家の中にも危険は一杯よ」キリッ

優「そんな顔をして言われても…」

千早「あっ! あんなところにお母さんが使ってる化粧品のポーチが」

優「それが何か駄目なの?」

千早「もしかしたら、優がオネエな感じに目覚めてしまうかもしれない」

優「それは無いよ!」

千早「ああ、でも優は化粧をしたら美人かも知れない…素顔でも、十分素敵だけど///」

優「照れながら言わないでよ!」

千早「私の服でも着れそうね、私の胸、小さいし…くっ」

優「自分で言って自分で傷つかないでよ」

千早「そう言えば、今日はどこに行くの? そんな服を着て」

優「学校だよ!」

千早「…優…私、待ってるから…優が帰ってくるのを…」ウルウル

優「学校に行くだけでそんなにならないでよ! お姉ちゃんもお仕事でしょう!」

千早「ああ…今日は仕事なんかやってられる気分じゃないわ」

優「あー」

ピンポーン

優「ほら、お迎えじゃない?」

千早「ちっ、この大事な時に」


ガチャッ



P「ちーはーやーちゃーん、迎えに来」



バタン


P『おーい! こら! 何で閉めるんだよ! ちょっと春香の物真似しただけじゃないか』


優「…春香お姉ちゃんに謝った方が良いんじゃないかな」

千早「何ですかプロデューサー。私、今、優と別れの挨拶を」

P「学校に向かうだけでそんなことするんじゃない。今から出るなら、優君、序でに送ってくよ」

優「え? 良いんですか?」

P「ああ、でないと千早が動いてくれそうにない」

優「…分かりました。お願いします」

千早「プロデューサー、何をぐずぐずしてるんですか。行きますよ」

P「切り替わり早いなぁ…」






キーンコーンカーンコーン

友人A「なあ優、昨日のドラマみた? いおりんのブラ透けシーンとかあったじゃん、アレ見てから俺全然寝れなくってさー」

友人T「あーわかるわかる。あとほら、あずささんの温泉シーン、あれ、湯気がちょっと切れるシーンでさ、おっぱいがチラッと」

友人A「えーっ?! 嘘、俺そこ見逃してるわ」

友人S「それよりも雪歩だって、ダンスシーンの雪歩」

友人M「真がイケメンだった、これに尽きる」





優(みんなして伊織さんやあずささんや雪歩さんや真さんの事ばかり…)




優(あのドラマは! 千早お姉ちゃんが春香お姉ちゃん達に見せる笑顔とかが一番のポイントだろぉぉぉっ?!)





友人T「でもさー、千早さんのあの声、俺好きだわー」

友人A「え? どうしたの急に真面目な事」

友人T「俺が真面目な話したらいけないのか?!」

友人M「昨日の見どころは、やっぱりダンスのレッスンシーンかな」

友人S「雪歩が」

友人A「今日も全開だな」

優(分かってない! お前達は全然わかってない! 昨日の見どころは、千早お姉ちゃんが春香お姉ちゃんと食堂でご飯を食べてるとき、春香お姉ちゃんからほっぺ たのご飯粒を取って貰った時の照れくさそうな顔と、千早お姉ちゃんが寝起きの眠そうな声で美希さんと歯磨きしてるシーンとそれとry)

友人A「おーい、ゆーくーん?」

優「え? え? 何?」

友人A「何か、怒ってる?」

優「え、別に、そんなことないよ」

教師K「おーい授業はじめるぞー」





765プロダクション

千早「ああ…優…」

春香「どうしたんですか、あれ」

P「朝からあんな調子でなー」

春香「三連休明けだから特に」

P「あー」

春香「ほらちーはーやーちゃーん、そろそろラジオの収録だよ」

千早「…ええ、分かっているわ…はぁ」

P「…優君と春香と晩御飯」

千早「」ピクッ

P「収録が終わって、優君が学校終わる時間と合わせて」

千早「」ピクピクッ

P「あー、でも千早がそんな調子だと収録終わるのが遅くなってそれも無理k」

千早「さあ行きましょう! うふふふ、私、今日は何でもできる気がします!」

春香「…単純だなぁ」




優「…」

ティントキタ!

優(ん? メール? Pさんからだ)


『優君へ、今日、学校が終わってから時間はあるかい? 千早、春香の収録が終わったら、食事でも一緒にと思って』


優「やった!」

教師K「ん? 何だ如月」

優「いえ、何でもありません…」



優(やった…千早お姉ちゃんと春香お姉ちゃんと食事だ!)



続く?

次作:千早「姉の気持ち」 優「弟の気持ち。その2」