■STORYM@STER




プルルル プルルル

P「お電話ありがとうございます。765プロです」

亜美『プロデューサーさん!私ですよ、私!』

P「おう、春香か」

亜美(うわっ、チョロい!思った以上に!)
P「会社の電話にかけてくるなんて珍しいな。どした?」

亜美『プロデューサーさん、私……』

P「ん?」

亜美『転びすぎて骨盤がおかしな形になっちゃいました!』

P「えっ!?」

亜美(さすがにバレるよね、これ)

P「……そうか。最近どうも様子がおかしいとは思っていたが……」

亜美『えっ!?』

P「ん?」

亜美『な、なんでもありません!』

亜美(はるるん、なんかゴメン…でも面白いからいいよね……?)

~10分後~

P「…というワケだ。気長に治療していこう」

亜美『はい!私、元気が出てきました!』

P「うん。それでこそ春香だ」

亜美『それじゃあ、失礼します!』ガチャ

亜美「…」

亜美「……」

亜美「………」

亜美「おもしろすぎるよ兄ちゃん!亜美、クセになっちゃうよ!」ガチャ

プルルル プルルル

P「お電話ありがとうございます。765プロです」

亜美『プ、プロデューサー』

P「おう、今度は雪歩か」

亜美(やっぱりチョロい!アンタいったいなんなのさ!)

亜美『あ、あの、プロデューサー…相談したいことが……』

P「おう、なんだ?遠慮せずに言ってみな」

亜美『私…私、気付いちゃったんですぅ……』

P「何に?」

亜美『真ちゃんにも穴はあるんだなって……』

P「えっ!?」

亜美(これはさすがにやりすぎたかな……?)

P「…分かるよ」

亜美『何がさっ!?』

P「ん?雪歩?…お前…ホントに雪歩か?」

亜美『いえぇぇぇぇぇい!!!!!!』

P「雪歩か」

亜美(違うよ!)

~10分後~

P「な?」

亜美『よ、よくわかりましたぁ!』

P「ん、良かった」

亜美『そ、それでは失礼しますぅ!』ガチャ

亜美「…」

亜美「……」

亜美「………」

亜美「大丈夫なのかい、この事務所……?」

亜美「面白いからいいけど」ガチャ

プルルル プルルル

律子「お電話ありがとうございます。765プロです」

亜美『あっ、律子さんですかぁ!やよいですー!』

律子「何よ亜美、なんかのイタズラ?」

亜美「りっちゃーーーーーん!!!やっぱりっちゃんは最高のプロデューサーだよ!!!」

お し ま い