このSSは雪歩「戦車道やりますぅ」アフターSSです。



沙織「ねえ、例のゆきぴょんのドラマって今日の夜からだよね?」

優花里「そうですね。録画予約もバッチリです!」

麻子「楽しみだな」

みほ「そうだよね。でも、やっぱりちょっと怖いような」

華「雪歩さん達なら、ドラマも心配ないと思いますよ」

沙織「ねえ! どうせなら、みんなで一緒に見ない?」

優花里「賛成です! せっかく私達が元になっているTVドラマですからね!」

麻子「私はかまわないぞ」

みほ「じゃあ、みんな私の部屋で一緒に見ようか?」

沙織「そうと決まれば私、料理もつくるよ!」

華「いいですね」

優花里「では、西住殿! お世話になります!」ビシッ!

みほ「あはは。じゃ、スーパーで食材買って、みんなで料理作りながら放送時間まで待とうか」

沙織「ふっふっふ……はるるんに教わった、洋風肉じゃがを披露する日がきたようね」

――――――――
――――――
――――
――


  第1話「戦車道、始めますぅ!」



  雪歩『マチルダⅡ四両、チャーチル一両前進中』

  ?『さすが、きれいな隊列を組んでますね』

  雪歩『うん。あれだけ速度を合わせて隊列を乱さないで動けるなんて、凄い』

  ?『こちらの徹甲弾だと、正面装甲は抜けません』

  雪歩『そ、そこは戦術と腕かな』





みほ「いきなり、試合場面から始まるんだ」

優花里「これは、聖グロリアーナ女学院との親善試合みたいですね」

華「撮影でも本物の戦車使うんですね。すごい」

優花里「改装前のⅣ号D型。懐かしい感じです!」

みほ「さすが雪歩さん。戦車の扱いが様になってるね」

チャッチャッチャ~♪

沙織「劇中の音楽も、勇ましくてカッコイイね!」





  雪歩『これより、コソコソ作戦決行しますぅ!』





みほ「作戦名までちゃんと再現してるんだ……」

麻子「会長あたりが喜んで、制作の人に教えたんだろうな」





  美希『負けたら、あんこう踊りなの!』

  雪歩『うぅ』

  貴音『こちらは初めての試合なのです。べすとを尽くすまで。頑張りましょう』

  美希『アハッ! そうだよ! やるしかないってカンジ?』





沙織「ああっ! ちょっとちょっと! 私の役、ミキミキじゃない!」

華「わたくしは、貴音さんです。麻子さん役の方は……、あ、髪を下ろした響さんなのですね」

麻子「それにしても、この秋山さん役の人だれだ?」

沙織「765プロの人じゃないよね?」





  涼『ぎゃおおおおおおん! 私はイギリス戦車が動いているところを生で見られるだけでしあわせです!』





優花里「……。私ってこんなイメージなんでしょうか?」ドヨーン


――――――――
――――――
――――
――





  雪歩『やっぱりお茶は静岡産ですぅZzzz……』

  マッコマッコリーン! マッコマッコリーン!

  雪歩『はわっ!』ドタドタ





優花里「試合シーンはいいところで終わっちゃってますね」

麻子「そして、寝起きのシーン……」ウウッ

沙織「夢ってことなのかな?」

華「実際行われた親善試合ですし、また後ほどということなんでしょうかね?」




  雪歩『うちの方にはないなぁ。サンクス』





優花里「通学シーンですね」

沙織「ゆきぴょん、大洗の制服も似あうね―」





  美希『へへっ! やーりぃ! そこの彼女! お昼いっしょにどう? なの』

  雪歩『ふわっ!』
  
  貴音『ほら、沙織。そんな言動では、西住さんが驚いてしまってますよ』

  美希『あっ、いきなりごめんね?』

  貴音『あの、改めまして、お昼など一緒にいかがでしょうか?』





麻子「でた、沙織のナンパだな」

沙織「もー。こんな口調じゃなかったよ!」

優花里「星井殿の口調……。菊地殿のですよね?」

華「こういうのが、はやりのナンパ術なんでしょうか?」

麻子「参考にした方がいいぞ、沙織」

沙織「よ、余計なお世話!」





  美希『これからは名前で呼ぶの!』

  貴音『みほ、と呼ばせていただきます』





優花里「こうやって、みなさん仲良くなられたんですね!」

麻子「それにしても、四条さんのランチ、凄い量だな……」

華「わ、わたくしはそんなに食べません!」

沙織「そうだっけ?」





――――――――
――――――
――――
――







  伊織『西住みほさん。西住ちゃんって呼んでいいかしら? 必修選択科目は戦車道とりなさいよね!』

  雪歩『ええっ!? 必修選択科目って自由に選べるんじゃ……』

  伊織『つべこべ言わずに、従いなさい! それじゃあね』





沙織「いおりんの会長、本物より怖い……」







――――――――
――――――
――――
――


  「戦車道」

  それは伝統的な文化であり世界中で女子の嗜みとして受け継がれてきました
  礼節のある淑やかで慎ましく
  そして凛々しい婦女子を育成する事を目指した武芸でもあります
  戦車道を学ぶ事は女子としての道を極めることでもあります
  鉄のように熱く強く、無限軌道のようにカタカタと愛らしい
  そして大砲のように情熱的で必殺命中 ドオン!
  戦車道を学べば、必ずや良き妻、良き母、良き職業婦人になれることでしょう
  健康的で優しくたくましい貴女は多くの男性に好意をもって受け入れられるはずです
  さあ皆さんもぜひ戦車道を学び心身共に健やかで美しい女性になりましょう

  ドッゴーン!!
  



  美希『サオリ、やる! 戦車道やればモテモテなの!』

  貴音『わたくしも、常々、華道よりもあくてぃぶなものに挑戦したかったのです』

  雪歩『みんな……。ご、ごめんなさい。わたしっ!」

  雪歩『どうしても戦車道したくなくてここまできたの!』

  美希『そっか、しかたないよね』

  貴音『無理強いは、親友のすることではありませんからね』





優花里「うっうっ。にじずびどの~」ズピー

沙織「ゆ、ゆかりん。ここ泣くとこ?」

麻子「秋山さんは友情モノに弱いとみた」



――――――――
――――――
――――
――



  伊織『あんたたち! そんなこと言ってるとこの学園に居れなくしちゃうから!』

  美希『勝手なこと言わないでなの! みほは戦車道しないの!』

  貴音『真、横暴すぎます!』





華「会長役の伊織さん、ものすごいはまり役ですね」

沙織「それよりまさかミキミキが私役だなんて、うれしすぎるよ!」ポワーン

麻子「わたしは、我那覇さんがやるそうだが……どうなるんだろう?」

優花里「みなさんはいいですよう。私なんか765プロの人でもないし……戦車見るたびに『ぎゃおおおおん』とか言ってる変な人だし」ガックシ

みほ「あはは」タラー

麻子「でもこのドラマのタイトル『ガールズ&パンツァー』って、なんで英語とドイツ語が混ざってるんだ?」

沙織「細かいことは気にしないの!」





  雪歩『ふたりとも、本当は戦車道したいのに、わたしをかばって……』





優花里「本当にこんなやり取りがあったんですか? 西住殿」

みほ「え、えーと」

華「ドラマですから、色々誇張してあるんですよ優花里さん」

優花里「そうでしたか、どうです? 萩原殿の演技は?」

みほ「やっぱりちょっと恥ずかしいかな」///

みほ「でも……。雪歩さんが私の役で……」





  雪歩『あのっ! 私っ! 戦車道やりますぅ!』





みほ「本当によかった」


――――――――
――――――
――――
――


  エーンターエーンターミッショーン~♪ ハヤクーココニオイデ~♪



華「エンディングテーマは5人のアイドルでクインテットなんですね」

沙織「ユニット名が『あんこうチーム』だって! すごいじゃん!」

麻子「うう。今回、我那覇さんの出番ほとんどなかった……」

優花里「私もです」ショボーン

みほ「麻子さん、優花里さん……。次にはきっとあるよ」

沙織「あー、それにしても面白かったよね!」

優花里「次回も楽しみですね!」

華「沙織さんの洋風? 肉じゃがも美味しかったです」

みほ「よかったらまたみんなで集まって、次の回も見ようか?」

沙織「賛成~!」

麻子「みんなと一緒なら、色々内容に突っ込みを入れることもできるし」

みほ「あはは」タラー

沙織「明日、他のチームのみんなにもドラマの感想聞いてみようよ」

麻子「会長……。色々言われそうだな」ガッショウ




  雪歩『次回、ガールズ&パンツァー、戦車、乗りますぅ!』




その後、蝶野教官のキャスティングがあずささんだったり、カチューシャさん&ノンナさんがやよいさん&千早さんだったり、お姉ちゃん役がリボンを取った春香さん(演技が普段と違ってものすごく怖かった)だったり、色々驚きの連続だったけど、ドラマはとても面白かったです。テーマソングやBGMもよかったし。

もし機会があったら、私達と765プロの皆さんの物語、見てみてくださいね