カテゴリ:アイマスSS > 四条貴音
美希「どうもなのー」貴音「皆様、御機嫌よう」
美希「あのね、ミキやってみたいことがあるの」
貴音「マクラなしですか。して、そのやってみたいこととは?」
美希「悪代官」
貴音「……もう一度お願いできますか」
美希「あくだいかん!」
貴音「大きい声で言って欲しかったわけではありません。そうですか、悪代官ですか」
美希「だから、ミキが悪代官の人になるから、貴音は越後屋さんやって」
貴音「お待ちなさい、美希」
美希「ダメ?」
貴音「ダメです。そもそも悪代官と越後屋だけでは話が終わりません」
美希「そっかぁ。やっぱり正義のお侍さんが出てきて、ズバーッてやらないとね」
貴音「そうです、制裁なき勧善懲悪に盛り上がりはございません」
美希「じゃあしょうがないから、貴音は越後屋とお侍さんやって」
貴音「私の負担高すぎませんか?」
響「貴音!?」たかね「めんような!」
響「貴音!?」たかね「めんような!」(番外編)
響「貴音!?」たかね「めんような!」(6)
←その5
◆
たかね「――びき、ひびき。おきてください! ひびきーっ!」
響「ん、ううん…… わかった、わかったぞ、すぐ起きるって、たか、ね…… ……!?」
たかね「あっ、ようやくおき…… ぷっ! どうしたのですか、ひびき。おくちが、ひらいたままですよ」
響「たかね…… たかね!? たかねぇっ!!」
たかね「ひゃあっ!? ひびき? ど…… どうか、したのですか?」
響「たかねだ、たかね、よかった…… ウソじゃなかった! ちゃんと、たかねはここにいるじゃないか!」
◆
たかね「…… ふふ、とうぜんでしょう。わたくしは、とけていなくなったりしない、ともうしましたよ?」
響「うん…… うん、そうだよねっ…… あはは、自分寝起きでちょっと混乱してたぞ、ごめんごめん」
たかね「まったくもう…… さあ、ひびき! びみなあさごはんを、おねがいします!」
響「まかせといて、びっくりするくらいおいしいの作ってあげるから!」
響「そうだよ、やっぱりなんかの間違いだったんだ、今までのは全部、悪い――」
◆
たかね「――びき、ひびき。おきてください! ひびきーっ!」
響「ん、ううん…… わかった、わかったぞ、すぐ起きるって、たか、ね…… ……!?」
たかね「あっ、ようやくおき…… ぷっ! どうしたのですか、ひびき。おくちが、ひらいたままですよ」
響「たかね…… たかね!? たかねぇっ!!」
たかね「ひゃあっ!? ひびき? ど…… どうか、したのですか?」
響「たかねだ、たかね、よかった…… ウソじゃなかった! ちゃんと、たかねはここにいるじゃないか!」
◆
たかね「…… ふふ、とうぜんでしょう。わたくしは、とけていなくなったりしない、ともうしましたよ?」
響「うん…… うん、そうだよねっ…… あはは、自分寝起きでちょっと混乱してたぞ、ごめんごめん」
たかね「まったくもう…… さあ、ひびき! びみなあさごはんを、おねがいします!」
響「まかせといて、びっくりするくらいおいしいの作ってあげるから!」
響「そうだよ、やっぱりなんかの間違いだったんだ、今までのは全部、悪い――」
響「貴音!?」たかね「めんような!」(5)
←その4
◆
響「じゃあみんな、おつかれー! 自分たちはお先に失礼するぞー」
雪歩「あれっ…… 響ちゃん、もう帰っちゃうの?」
響「うん、冬休みもそろそろ終わっちゃうし、今日はたかねのことかまってあげるつもり!」
伊織「なるほど、そういうこと。よかったじゃないの、たかね」
たかね「……ええ、そうですね」
伊織(あら……? てっきり大喜びしてると思ったのに、意外と反応薄いわね……)
律子「正月休み終わりがけで交通量も増えてきてるし、気をつけて帰りなさいよー」
小鳥「今日もお疲れさまでした、響ちゃん」
あずさ「また明日ね~、響ちゃん。たかねちゃんも、ばいばい」
響「うん、また明日! たかねもほら、ちゃんとあいさつしよう?」
たかね「あ…… そうでした。みな、おつかれさまでした」
◆
響「じゃあみんな、おつかれー! 自分たちはお先に失礼するぞー」
雪歩「あれっ…… 響ちゃん、もう帰っちゃうの?」
響「うん、冬休みもそろそろ終わっちゃうし、今日はたかねのことかまってあげるつもり!」
伊織「なるほど、そういうこと。よかったじゃないの、たかね」
たかね「……ええ、そうですね」
伊織(あら……? てっきり大喜びしてると思ったのに、意外と反応薄いわね……)
律子「正月休み終わりがけで交通量も増えてきてるし、気をつけて帰りなさいよー」
小鳥「今日もお疲れさまでした、響ちゃん」
あずさ「また明日ね~、響ちゃん。たかねちゃんも、ばいばい」
響「うん、また明日! たかねもほら、ちゃんとあいさつしよう?」
たかね「あ…… そうでした。みな、おつかれさまでした」
響「貴音!?」たかね「めんような!」(4)
←その3
◆
【おおかみ少女】
響「すごいよっ、たかね! 早く起きて、早く早く!」
たかね「…… んん…… いちおう、たずねますが、なにがあるのですか」モゾモゾ
響「雪だよ! きれいに積もってるんだ、ホワイトクリスマスになったぞ!」
たかね「ひびき。わたくし、きょうというきょうは、だまされませんよ」
響「今までさんざん引っかけたのは悪かったってば。今日こそは、ホントにホントだから!」
たかね「ふっ…… そのてにはもう、かかりません。わたくし、きょうこそはひゃああっ!?」
響「えーい、それなら実力行使! このまま抱えて窓際まで連れてってやるさー!」
たかね「ひ、ひきょうなっ!? くちでかてないからと、ちからにうったえるなど、やばんで……」
たかね「…… ふわあぁ、すごい!! いちめん、まっしろです!!」
響「ねっ、言ったとおり自分、今日はウソついてないでしょ?」
たかね「ひ、ひびき、はやくおそとへでましょう! いっこくもはやく!」
響「まずはご飯食べてからね。これだけ積もってたら、すぐにはとけないから大丈夫」
◆
【おおかみ少女】
響「すごいよっ、たかね! 早く起きて、早く早く!」
たかね「…… んん…… いちおう、たずねますが、なにがあるのですか」モゾモゾ
響「雪だよ! きれいに積もってるんだ、ホワイトクリスマスになったぞ!」
たかね「ひびき。わたくし、きょうというきょうは、だまされませんよ」
響「今までさんざん引っかけたのは悪かったってば。今日こそは、ホントにホントだから!」
たかね「ふっ…… そのてにはもう、かかりません。わたくし、きょうこそはひゃああっ!?」
響「えーい、それなら実力行使! このまま抱えて窓際まで連れてってやるさー!」
たかね「ひ、ひきょうなっ!? くちでかてないからと、ちからにうったえるなど、やばんで……」
たかね「…… ふわあぁ、すごい!! いちめん、まっしろです!!」
響「ねっ、言ったとおり自分、今日はウソついてないでしょ?」
たかね「ひ、ひびき、はやくおそとへでましょう! いっこくもはやく!」
響「まずはご飯食べてからね。これだけ積もってたら、すぐにはとけないから大丈夫」
響「貴音!?」たかね「めんような!」(3)
←その2
◆
【ろんぐ・たいむ・のー・しー】
貴音「お久しゅうございます、響」
響「…… あれっ…… えっ、た、貴音!? 貴音じゃないか! いつの間に元に戻ったのさ?」
貴音「はて、元に戻った、とは……? わたくしが、何かに変わってでもおりましたか?」
響「え、ええっ……? じゃあ、あの小さいたかねは貴音じゃなかったの!?」
貴音「ふふっ、もう、いったい何を言っているのです。響のほうが、よほど小柄でかわいらしいというのに」
響「うがーっ!? やっと戻ってきたと思ったら、気にしてることを!」
貴音「相も変わらず、響はにぎやかですね。さあ、では一緒に事務所へ参りましょう」
◆
【ろんぐ・たいむ・のー・しー】
貴音「お久しゅうございます、響」
響「…… あれっ…… えっ、た、貴音!? 貴音じゃないか! いつの間に元に戻ったのさ?」
貴音「はて、元に戻った、とは……? わたくしが、何かに変わってでもおりましたか?」
響「え、ええっ……? じゃあ、あの小さいたかねは貴音じゃなかったの!?」
貴音「ふふっ、もう、いったい何を言っているのです。響のほうが、よほど小柄でかわいらしいというのに」
響「うがーっ!? やっと戻ってきたと思ったら、気にしてることを!」
貴音「相も変わらず、響はにぎやかですね。さあ、では一緒に事務所へ参りましょう」
響「貴音!?」たかね「めんような!」(2)
←その1
◆
【五つ子のたましい】
響「たかね、たかね。朝だぞー、起きてー」ユサユサ
たかね「ぐう…… ふにゃ、すー……」
響「ちっちゃくなっても、寝起きの悪さは一緒なんだな…… たーかーねってば!」
たかね「…… ん…… ぅむ、む」
響「もう朝だよ、ごはんの時間だぞー」
たかね「…… ごはん……」ムクリ
響「食事だって言ったら起きるとこまで一緒かー、ぶれないなぁ」
◆
【五つ子のたましい】
響「たかね、たかね。朝だぞー、起きてー」ユサユサ
たかね「ぐう…… ふにゃ、すー……」
響「ちっちゃくなっても、寝起きの悪さは一緒なんだな…… たーかーねってば!」
たかね「…… ん…… ぅむ、む」
響「もう朝だよ、ごはんの時間だぞー」
たかね「…… ごはん……」ムクリ
響「食事だって言ったら起きるとこまで一緒かー、ぶれないなぁ」