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カテゴリ:アイマスSS > 四条貴音

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2:1:2014/01/21(火) 22:51:01.40 ID:UOCx0CPC0
 
貴音「はあ…………」

ため息が一つ、事務所の中でこぼれた。
寒気止まぬ一月の終わりと言えど、暖房を点けている事務所内ではため息も白くなる事は無かった。

だが、その白くならなかったため息の声を聞いた者は居たようで。

小鳥「…………?」

事務机に向かって、許容範囲外の書類に人知れずうんうん唸っていた所、
こぼした陰鬱を、偶然耳にした小鳥が訝しげに貴音の方へと向ける。

小鳥「どうかしたの? 貴音ちゃん、ため息なんてついて」

貴音「……ッ、小鳥嬢……、わざとでは無かったのですが……」

小鳥「良いのよ、そんな事気にしなくって。 ……で、何かあったの?」

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関連SS:貴音父「娘はアイドル」



1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/21(火) 22:17:01.87 ID:wTtaWsb20

それは、月が高く上った夜の事でした。
私は、ある決意を胸に秘め、庭で月光浴をしている父の後姿に、声をかけました。
このような狭い場所に居る私は、そう、まだ外の世界を知らぬまま。
もっと高みから、何も囲われていない場所から、全てを見渡したい。
そう伝えました。
父は、こちらを振り向くことも泣く、頷くだけでした。
別れの言葉を口にしようとして、しかし私はその言葉を飲み込みました。
そう、いずれはまた、帰ってくるのだから。

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1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/20(月) 23:21:48.93 ID:uoPFj+HD0

それは、町も寝静まった、月が高く上った深夜だった。
月を眺めながら、何をするわけでもなく、月光浴をしていた私に、娘が声を掛けてきた。

「私は、もっと高みを目指し、見てみたいのです、その先にある景色を。このように、囲まれた場所からではなく、何もさえぎるものの無い、高みから……」

突然の娘の言葉に、私は、しばし外の景色を眺めながら考えた。
山の中腹にあるこの家からは、市中が一望できる。月明かりに照らされた街並みを見ながら、娘の言う事を反芻する。
そう、娘の言う「囲まれた場所」というのは、私が当主を勤めるこの一族のことを言っているのだろう。
私は、その娘の言葉に、頷いた。

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響「……え? 今日は一緒にラーメン食べるって約束だったろ!?」

貴音「ですが、本日ははんばーがーが食べたいのです」

響「自分もう、胃の中がラーメンと言う気分なんだけどなぁ」

貴音「申し訳ありませんが響の胃の気分には聞く耳もちません」
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前作:貴音「くおど、えらと、でもんすとらんだむ」
   貴音「月光島葬送曲」


1: ◆u7jijUkfI.:2013/12/23(月) 00:26:46.48 ID:5UOyRajRo
 
様々な歌手たちが発表予定の新曲を歌う録音スタジオ。そのスタジオビルの屋上から、とある新進気鋭の若手作曲家が『転落死』した。

事件当時、被害者は携帯で『電話』をかけている最中だったため、何者かに『突き落とされて』殺害されたということは明白であった。

警察は捜査の結果、被害者以外に『屋上にいた唯一の人物』である少女を殺人の容疑者とした。

――765プロダクション所属のアイドルである、『彼女』を。



銀色の王女の慧眼は、仲間を陥れた悪意の罠を看破できるか――!?


『天使の罪咎は』


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前作:貴音「くおど、えらと、でもんすとらんだむ」


2: ◆u7jijUkfI.:2013/07/24(水) 21:42:53.47 ID:cxSnSXVXo
 
~一日目 船上にて~

甲板に立ちながら、頬に風と僅かな水飛沫を感じる。

本州にある港を出てから2時間近く海上を移動した所で、ようやく目的地の島が見えてきた。

P「あれが……月光島(げっこうとう)ですか」

「ああ、そうだよ」

横で頷いてそう言ったのは、今回の撮影の監督を務める怪鬼正造(かいき しょうぞう)という人。

怪鬼「あっち、左手側に見えるのが三日月島(みかづきじま)。そんで、右側に見えるのが満月島(まんげつじま)ね」

月光島、というのは本州から遙か南に忘れられたように浮かぶ二つの小さな島の総称だ。

その二つの島というのが、三日月島と満月島。

その名の通り、三日月島は弓なりに曲がった形、満月島は円形をしている。

二つの島は間に架けられた橋によって行き来ができるようになっているらしい。
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/02/03(日) 21:58:55.15 ID:PY92TUAxo
 
アイマスミステリーSSです
中途半端に長い上に大したトリックではないですが、ぜひ事件の犯人が誰なのか考えながら読んでみてください


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/02/03(日) 22:02:12.04 ID:PY92TUAxo
 
~テレビ局 Cスタジオ~

アナウンサー「デーハ、ツギの問題いきまっショー!」

アナウンサー「日本のテレビドラマ内での殺人事件の発生率ナンバワーンの都道府県とハー?」

スタジオとは別室にいる、外人訛りのある風変わりなアナウンサーが問題を読み上げる。

銀色の髪が揺れ、回答ボタンが押される。

アナウンサー「ハイ、ミス四条。お答えをドーゾ?」

貴音「京都……でしょうか」

軽快な正解音がスタジオに鳴り響く。

アナウンサー「ィィイエスッッ!! お見事デース! チーム765プロに10ポインツ!」

響「すごいなー貴音! 自分、全然わからなかったぞ」

貴音「ふふ、ありがとうございます、響。カンが当たりました」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/07/26(金) 00:37:39.57 ID:Ho3E/8YN0

美希「貴音ってさ」

貴音「はい」

美希「凄くカッコイイよね」

貴音「…何ですか、突然」

美希「あは、赤くなったの」

貴音「からかってますね?」

美希「違うよ、本当にそう思うの」

貴音「…ありがとうございます」

美希「それにとっても可愛いの」

貴音「………」

美希「また赤くなった」

貴音「なっていません」プイ

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P「語呂合わせですね。1129でいいにく。です」

あずさ「ああ、そうなんですか。うふふっ、偶にはステーキでも食べようかしら」

P「あずささん、あんまりそう言うの食べませんか?」

あずさ「ええ~…カロリーとかも、気になってしまいますし…」

P「そんな、あずささん全然太ってないじゃないですか」

あずさ「女の子はそう思わないんですよ」
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