カテゴリ: オリジナル企画
P「あずさイクロペディア?」
P「……アンサイクロペディアじゃないのか」
P「……あずさイクロペディアねぇ……『地図』」カタカタッ
『最近見かたを覚えたんですよ~、上が北で、下が南で、左が』
P「だめだこりゃ……『電車』っと」カタカタッターンッ
ボクと彼女の一週間
Dram@s
外の景色は実家の周辺と大して変わらなかった。
それだからか、遠出をしたという実感はあまりない。
そんなことを思いながら窓の外を見ていたら、ドアをノックする音が聞こえた。
「はーい」
そう言いながらドアを開ける。
廊下には車掌が立っていた。
「ご乗車ありがとうございます。乗車券と寝台券を拝見させていただきます」
「あ、はい」
ポケットから二枚の切符を取り出した。
bitter, too bitter ―― 10年後竜宮こぼれ話:亜美編
三人の道中 第二話・駿河の町医
小鳥「縛鎖」
DETARAME GIRL!!!!!!
その日 一話「終わりの日」
※この作品は暗い話を書こうという前提で書いています。また、作中に出てくる物や行動が実際とは異なる場合があります。
あくまでフィクションとして、そしてアイドル達が演じている作品として見ていただければと思います。
晴れた日には、アンテナを立てよう。
『……ねぇ、そこでなにしてるの?』
「……誰かいるの?」
『私の家の前で寝ておいて、その台詞はないんじゃない?』
「そう……ボクは今、君の家の前にいるんだね」
『ええ。土砂降りの雨に降られて、みじめに地面とお友達になっているわ』
「……実は、もう動けないんだ。ずっとご飯も食べていない」
『理由はなんだって良いわ。家の前に寝ていられるほうが、私には迷惑なの』
「それは、ごめん」
『良いから肩を貸しなさい。ちょっとだから歩いて』
三人の道中 第一話・相模の野盗
Dram@s
これは江戸時代かその辺りのお話。
あるところにお伊勢参りをする為に旅をする三人の少女がいました。
最年少であり、二人の妹分であるやよい。
ちょっとお気楽だが、いざという時の直感は一番な響。
そして二人の剣術師範である貴音。
これはそんな彼女達が出会った人々とのやりとりを書いた作品である。
「あーあ、鳥っていいなぁ」
響が自分達の頭上を飛ぶ鳥を見ながら呟いた。
先ほどから数羽の鳥が行ったり来たりするのが見える。