カテゴリ:ジャンル > 誕生日SS
P「律子の淹れるコーヒーはすげー苦い」
P「お節介」
律子「誕生日の一日」
P「雨…だな」律子「…そうですね」
亜美「私は!」真美「アイドル!」
★シャッフルSS第3弾★
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/25(日) 22:16:11.82 ID:e5tPknJn0
「ねえねえ亜美、亜美ってば」
「…んー…」
真美が寝ぼけた目で、ぼんやりと亜美の事を見ている。
時計はそろそろ7時半、何時もよりもちょっと早い。
でも、亜美は知ってるんだ。
昨日、お父さんがコソコソと、東丘ハンズで某国大統領の仮面を買ってきてたのを。
「最近、あんまり来ないなーと思って油断してると思ったら大間違いだかんね…」
「あー、お父さん?」
「うん、そろそろ来るんじゃないかなーって」
耳を澄ませば、ドアの外でゴソゴソ音が聞こえてくる。
「ほら、来た来た…ねえ、真美、あれどこにしまったっけ?」
「え?ああ、あれ?確かこの辺り」
外に居るお父さんに気付かれない様に、真美もコソコソと動く。
真美が引っ張り出してきたマスクをかぶる。
そして、部屋のクローゼットに2人して隠れる。
扉の隙間からこっそりのぞいてみると、お父さんがマスクをかぶって亜美と真美のベッドに向かう。
P「双つの海、大きな海」
2: 1 2014/05/22(木) 22:06:20.66 ID:pK/vwF7w0
亜美「…………ながーい」
真美「………………ゲームやりたーい」
P「もう少し我慢しろって」
送迎用の車内の静寂を打ち破ったのは二人の文句だった。
まだ初夏に近づいているだけだと言うのに、既に我慢しきれない暑さに達した車内を、
冷房をガンガンに効かせる事で一時的に忘れさせる。
今外に出たら、コンマ2秒で車の中へとんぼ返りするのだろう。
亜美「だってずっと景色が変わらないんだよ? 前見ても兄ちゃんの寂しい後頭部しか見えないし」
P「寂しくねぇよ!! まだ希望はあるよ!!!」
真美「窓見てもずー……っと海ばっかじゃん!!」
P「そりゃ海での撮影だったんだから仕方ないだろー」
真美「………………ゲームやりたーい」
P「もう少し我慢しろって」
送迎用の車内の静寂を打ち破ったのは二人の文句だった。
まだ初夏に近づいているだけだと言うのに、既に我慢しきれない暑さに達した車内を、
冷房をガンガンに効かせる事で一時的に忘れさせる。
今外に出たら、コンマ2秒で車の中へとんぼ返りするのだろう。
亜美「だってずっと景色が変わらないんだよ? 前見ても兄ちゃんの寂しい後頭部しか見えないし」
P「寂しくねぇよ!! まだ希望はあるよ!!!」
真美「窓見てもずー……っと海ばっかじゃん!!」
P「そりゃ海での撮影だったんだから仕方ないだろー」