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千早「流るる星」
千早「太陽」
千早「少し奇妙な約束」
晴れた日には、アンテナを立てよう。
『……ねぇ、そこでなにしてるの?』
「……誰かいるの?」
『私の家の前で寝ておいて、その台詞はないんじゃない?』
「そう……ボクは今、君の家の前にいるんだね」
『ええ。土砂降りの雨に降られて、みじめに地面とお友達になっているわ』
「……実は、もう動けないんだ。ずっとご飯も食べていない」
『理由はなんだって良いわ。家の前に寝ていられるほうが、私には迷惑なの』
「それは、ごめん」
『良いから肩を貸しなさい。ちょっとだから歩いて』
千早「if」
『音無小鳥の、一人でできたー!』千種「できます」千早「……」
千早「如月千早の、ラジオ幻想即興局。雨音を友にして」
BBSラジオが、午後9時を、お知らせします。
ピッピッピッポーン
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<ショパン:前奏曲第15番「雨だれ」>
千早「こんばんは、如月千早です。季節は春から梅雨を経て夏へ移ろうとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。梅雨の長雨は外に出かけるのを憂鬱とさせるもの、でも、そんな時だからこそ部屋の中でゆっくり音楽を楽しまれるのも良いかも知れません。するとほら、憂鬱な雨音も、何かの調べのように聞こえてきませんか?」
真美「海に行こう!」
千早「プロデューサー」 ウルトラマンジャック「千早」
1: Lumberjack 2014/06/15(日) 19:56:04.06 ID:eDxqhUlu0