タグ:如月千早
佐村河内守「ここが765プロか……」
キラキラのかたち
春香「あ、ダルビッシュ」千早「優!?」
真美「はるちは」亜美「ドッキリ!」
《某日 13:00 765プロ》
真美「はい、と言うわけで」
亜美「なにその入りw ラジオじゃないんだから、やめてそういうの!」
真美「ああ、ごめんよ亜美。これはテレビだったね」
亜美「いや、そういう問題でもないっしょ?」
真美「いま我々は、765プロにいるんだけども」
亜美「そうだね、まさに亜美たちのホームなんだけども」
真美「今日はですね。この事務所のあちこちに、隠しカメラを仕込んでおります」
亜美「もっちろん、今回は事務所の全面協力のモトでやってるよ!」
真美「ねぇ、こういうしょっぱいドッキリ大好きですから、うちの事務の人は」
亜美「もう嬉々として、カメラセッティングしてましたからねぇ」
真美「そのくらい本業でも頑張っていただきたいものですねぇ」
亜美「あ、我々にボロクソに言われている事務員が、いま肩を震わせて笑っています」
真美「迂闊に笑うとね、乗っちゃうから。真っ赤になって我慢してますけど」
「いい加減にしろ、千早!」
千早「母の気の使い方が何か間違っている」
千早「私の笑いの沸点が緩い?」
響「自完マン」
YOUR WORLD IS OVER
★シャッフルSS第2弾★
仕事を早めに切り上げて千早の住むマンションに向かう頃には、もう夕方だった。インターフォンを押す直前、何となく街の景色を振り返った。街を夕陽が照らしていた。無数の四角の建築物とところどころに残る雪が、飴細工と溶けたキャラメルのように見えて、異様に甘ったるい景色だった。