あんかけ速報-アイマスSSまとめサイト

あんかけ速報(あん速)は、アイドルマスターのSSをまとめています。ここでしか読めないSS、厳選されたSSを紹介しています。また独自の企画も行っております。

タグ:孝明P

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 私と彼女の間には、冷たいアイスコーヒーの満ちたグラスが置かれている。

 グラスの表面には、今にも机へ滑り落ちそうな水滴が幾つも浮かんでいて、何とも涼しげな物です。

「貴音ちゃん?どうしたの」

 向かいに座るのは三浦あずさ。今日は私と共に旅番組のロケでした。

 そのロケが終わった休息時間、私達は暑さから逃れるようにしてこの喫茶店へと入りました。

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/19(土) 23:28:16.62 ID:NyTpIXbw0
「あっ、もしもし音無さん?私です、あずさです……はい、すいません、実は事務所に行く途中で迷ってしまって……はい、それが……えーと、港が見える公園なんですけれど……ええ……来る途中で大きな船とタワーが……えええっ?横浜なんですか、ここ……すいません……はい、待ってます」

 いつもの様に事務所に行こうとしたら、見慣れない街に居るのはよくある事ですけれど、まさか横浜まで来ていたなんて。
 取り敢えず、事務所に電話を入れたら迎えに誰かが来てくれるという事だったので、しばらくはここで待っていなければいけません。
 近くのベンチに腰を下ろすと、私はぼーっと海の方を眺めていました。
 
「……綺麗な所ねぇ」

 高台にある公園の展望台に行くと、汐風が心地よく感じます。
 夏休みに入ったからか、周りには学生さんの姿も多いです。
 皆……彼氏や彼女と、一緒に来ているんですね。

「……はぁ」

 なんだか寂しいです。
 皆、すごく楽しそうなのに私だけ浮かない顔でポツンと座っている。
 でも……それもこれも、私が迷子になるのが行けないんですよね。
 事務所の最年長アイドルとして、もっとしっかりして居なくちゃいけないのに。
 鞄の中のタンブラーに入れていた冷たいお茶を飲みながら、迎えが来るのを待っている間、私はぼんやりと、公園内を見渡していました。
 横浜の港を一望できる公園ですから、やっぱりデートスポットなんでしょうか?

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/10(木) 23:28:21.34 ID:F+qqrKIo0

「卒業後の進路?」
「ええ、アイドル事務所の事務員として」
「アイドル事務所?」

 晩飯を食べ終わった頃、唐突に娘が切り出して来たのはアルバイトをするという事だった。
 卒業後の進路を決めかねていただけに、一つの道筋が立つのかもしれないと思っては見たが、アイドル事務所の事務員と言うのは初めて聞いた。
 契約書を見ていると、そのまま社員として登用してくれるという内容だったので、内容自体は悪くない。
 給料だって世間の相場と比べても高い訳ではないが、生活に困るほどでもない。
 福利厚生も一通りそろっているし、休日は……まあ、どこの業界でも例外と言う物は存在する。

「アイドルをマネジメントするって言う仕事、何だか面白そうだなと思って。その見習いに」
「アイドル事務所なんてやめておきなさいよ、何か面倒に巻き込まれたら、あなたどうするつもりなの?」

 妻が険しい顔で言うのも無理はない。
 つい今しがた、テレビでアイドルの握手会中に刀傷沙汰があったらしいという事が報道されていたからだ。

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/06(日) 00:06:16.53 ID:blo4bGpf0

アリーナライブ後
765プロダクション

P「お前達、本当に良いライブを俺に見せてくれた……これで安心して、俺もハリウッドに行ける」

響「たまには手紙も出してよね!」

やよい「わ、私達も頑張りますからぁ!」

伊織「まだ泣くには早いわよ、やよい」

P「そうだぞ、とりあえず、準備とかでもう暫くは居るんだから」

高木「大変だっ!」

P「ん?どうしました社長。そんなに慌てて」


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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 23:42:17.54 ID:mELRPEYg0

「ねえ、律子……さん。どうしてステージに立たないの?」

 美希から突然そんな質問を投げかけられたのは、ある日の昼前の事だった。
 昼寝……朝から寝ていたわけだが……から起きてきたばかりの寝ぼけ眼のまま、美希はそんな事を口走った。

「当たり前でしょ、私はプロデューサーなんだから」
「そんなこと、聞いてないの」

 美希の口調は、寝起きの子供特有の、まだ覚醒していないはっきりしない発音だったけれど、私の胸に突き刺さる気がした。

「律子さんは、どうしたいの?」

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BBSラジオが、午後9時を、お知らせします。

ピッピッピッポーン



―――――――――――――――――

<ショパン:前奏曲第15番「雨だれ」>

千早「こんばんは、如月千早です。季節は春から梅雨を経て夏へ移ろうとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。梅雨の長雨は外に出かけるのを憂鬱とさせるもの、でも、そんな時だからこそ部屋の中でゆっくり音楽を楽しまれるのも良いかも知れません。するとほら、憂鬱な雨音も、何かの調べのように聞こえてきませんか?」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/16(月) 22:38:49.90 ID:f83+MAaI0


響「はいさーいっ貴音!…貴音?」


貴音「どちらも…難しい問題です」


響「…どうしたんだ?貴音」

貴音「ああ、響、丁度良いところに…実は、大変甲乙付け難い問題に直面しておりまして…」

響「問題?何かあったの?自分で良いなら相談に乗るぞ!」

貴音「うふふっ、流石は響。ですが、この問題は非常に……」

響「何だ何だ、水臭いぞ貴音~!自分と貴音の仲じゃん、何でも相談してよね!」

貴音「響……ああ、私は何と良い友を持ったのでしょうか」

響「えへへっ、当たり前だぞ、なんたって自分は完璧だからな!……で、悩みって、何なの?」

貴音「ええ、実は」

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★シャッフルSS第3弾★




1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/25(日) 22:16:11.82 ID:e5tPknJn0

「ねえねえ亜美、亜美ってば」
「…んー…」

 真美が寝ぼけた目で、ぼんやりと亜美の事を見ている。
 時計はそろそろ7時半、何時もよりもちょっと早い。
 でも、亜美は知ってるんだ。
 昨日、お父さんがコソコソと、東丘ハンズで某国大統領の仮面を買ってきてたのを。
 
「最近、あんまり来ないなーと思って油断してると思ったら大間違いだかんね…」
「あー、お父さん?」
「うん、そろそろ来るんじゃないかなーって」

 耳を澄ませば、ドアの外でゴソゴソ音が聞こえてくる。
 
「ほら、来た来た…ねえ、真美、あれどこにしまったっけ?」
「え?ああ、あれ?確かこの辺り」

 外に居るお父さんに気付かれない様に、真美もコソコソと動く。
 真美が引っ張り出してきたマスクをかぶる。
 そして、部屋のクローゼットに2人して隠れる。
 扉の隙間からこっそりのぞいてみると、お父さんがマスクをかぶって亜美と真美のベッドに向かう。

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