あんかけ速報-アイマスSSまとめサイト

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タグ:孝明P

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/10(木) 23:28:21.34 ID:F+qqrKIo0

「卒業後の進路?」
「ええ、アイドル事務所の事務員として」
「アイドル事務所?」

 晩飯を食べ終わった頃、唐突に娘が切り出して来たのはアルバイトをするという事だった。
 卒業後の進路を決めかねていただけに、一つの道筋が立つのかもしれないと思っては見たが、アイドル事務所の事務員と言うのは初めて聞いた。
 契約書を見ていると、そのまま社員として登用してくれるという内容だったので、内容自体は悪くない。
 給料だって世間の相場と比べても高い訳ではないが、生活に困るほどでもない。
 福利厚生も一通りそろっているし、休日は……まあ、どこの業界でも例外と言う物は存在する。

「アイドルをマネジメントするって言う仕事、何だか面白そうだなと思って。その見習いに」
「アイドル事務所なんてやめておきなさいよ、何か面倒に巻き込まれたら、あなたどうするつもりなの?」

 妻が険しい顔で言うのも無理はない。
 つい今しがた、テレビでアイドルの握手会中に刀傷沙汰があったらしいという事が報道されていたからだ。

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/06(日) 00:06:16.53 ID:blo4bGpf0

アリーナライブ後
765プロダクション

P「お前達、本当に良いライブを俺に見せてくれた……これで安心して、俺もハリウッドに行ける」

響「たまには手紙も出してよね!」

やよい「わ、私達も頑張りますからぁ!」

伊織「まだ泣くには早いわよ、やよい」

P「そうだぞ、とりあえず、準備とかでもう暫くは居るんだから」

高木「大変だっ!」

P「ん?どうしました社長。そんなに慌てて」


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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/29(日) 23:42:17.54 ID:mELRPEYg0

「ねえ、律子……さん。どうしてステージに立たないの?」

 美希から突然そんな質問を投げかけられたのは、ある日の昼前の事だった。
 昼寝……朝から寝ていたわけだが……から起きてきたばかりの寝ぼけ眼のまま、美希はそんな事を口走った。

「当たり前でしょ、私はプロデューサーなんだから」
「そんなこと、聞いてないの」

 美希の口調は、寝起きの子供特有の、まだ覚醒していないはっきりしない発音だったけれど、私の胸に突き刺さる気がした。

「律子さんは、どうしたいの?」

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BBSラジオが、午後9時を、お知らせします。

ピッピッピッポーン



―――――――――――――――――

<ショパン:前奏曲第15番「雨だれ」>

千早「こんばんは、如月千早です。季節は春から梅雨を経て夏へ移ろうとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。梅雨の長雨は外に出かけるのを憂鬱とさせるもの、でも、そんな時だからこそ部屋の中でゆっくり音楽を楽しまれるのも良いかも知れません。するとほら、憂鬱な雨音も、何かの調べのように聞こえてきませんか?」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/16(月) 22:38:49.90 ID:f83+MAaI0


響「はいさーいっ貴音!…貴音?」


貴音「どちらも…難しい問題です」


響「…どうしたんだ?貴音」

貴音「ああ、響、丁度良いところに…実は、大変甲乙付け難い問題に直面しておりまして…」

響「問題?何かあったの?自分で良いなら相談に乗るぞ!」

貴音「うふふっ、流石は響。ですが、この問題は非常に……」

響「何だ何だ、水臭いぞ貴音~!自分と貴音の仲じゃん、何でも相談してよね!」

貴音「響……ああ、私は何と良い友を持ったのでしょうか」

響「えへへっ、当たり前だぞ、なんたって自分は完璧だからな!……で、悩みって、何なの?」

貴音「ええ、実は」

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★シャッフルSS第3弾★




1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/25(日) 22:16:11.82 ID:e5tPknJn0

「ねえねえ亜美、亜美ってば」
「…んー…」

 真美が寝ぼけた目で、ぼんやりと亜美の事を見ている。
 時計はそろそろ7時半、何時もよりもちょっと早い。
 でも、亜美は知ってるんだ。
 昨日、お父さんがコソコソと、東丘ハンズで某国大統領の仮面を買ってきてたのを。
 
「最近、あんまり来ないなーと思って油断してると思ったら大間違いだかんね…」
「あー、お父さん?」
「うん、そろそろ来るんじゃないかなーって」

 耳を澄ませば、ドアの外でゴソゴソ音が聞こえてくる。
 
「ほら、来た来た…ねえ、真美、あれどこにしまったっけ?」
「え?ああ、あれ?確かこの辺り」

 外に居るお父さんに気付かれない様に、真美もコソコソと動く。
 真美が引っ張り出してきたマスクをかぶる。
 そして、部屋のクローゼットに2人して隠れる。
 扉の隙間からこっそりのぞいてみると、お父さんがマスクをかぶって亜美と真美のベッドに向かう。

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あずさ『ええっ、お父さん、こちらに来るんですか?』

あずさ父「うん、偶にはお前の顔を見ておこうと思ってな」

あずさ『そ、それは良いけど…大丈夫?』

あずさ父「どういう意味だ?」

あずさ『い、いえ、何でも…お母さんに場所とかちゃんと確認しておいてね』

あずさ父「ああ分かってる分かってる。あずさに心配されるようじゃ俺も焼きが回ったなぁ」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/11(日) 22:54:49.93 ID:rMT0qrsn0
「いらっしゃいませー」

 機械的に応対するレジ打ちのアルバイトを片目に、私は店内の奥へと向かう。
 仕事で遅くなった時は、いつもこうしてコンビニの惣菜コーナーで夕食を済ませてしまう事が多い。
 一人分しか作らないのも寂しい物があるので、適当にハンバーグとサラダをカゴに入れ、レジへ向かう。

「427円です」

 小銭入れから500円と端数の7円を出して、お釣りの80円を受け取る。

「ありがとうございましたー」

 店を出ようとすると、壁に貼られた絵に目が行く。
 母の日。
 拙い筆跡で「おかあさんありがとう」と描かれた画用紙一杯の笑顔を見ていると、胸が引き裂かれるような気がして、慌てて絵から目をそらして逃げるように家に戻った。
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