あんかけ速報-アイマスSSまとめサイト

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タグ:孝明P

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あずさ『ええっ、お父さん、こちらに来るんですか?』

あずさ父「うん、偶にはお前の顔を見ておこうと思ってな」

あずさ『そ、それは良いけど…大丈夫?』

あずさ父「どういう意味だ?」

あずさ『い、いえ、何でも…お母さんに場所とかちゃんと確認しておいてね』

あずさ父「ああ分かってる分かってる。あずさに心配されるようじゃ俺も焼きが回ったなぁ」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/11(日) 22:54:49.93 ID:rMT0qrsn0
「いらっしゃいませー」

 機械的に応対するレジ打ちのアルバイトを片目に、私は店内の奥へと向かう。
 仕事で遅くなった時は、いつもこうしてコンビニの惣菜コーナーで夕食を済ませてしまう事が多い。
 一人分しか作らないのも寂しい物があるので、適当にハンバーグとサラダをカゴに入れ、レジへ向かう。

「427円です」

 小銭入れから500円と端数の7円を出して、お釣りの80円を受け取る。

「ありがとうございましたー」

 店を出ようとすると、壁に貼られた絵に目が行く。
 母の日。
 拙い筆跡で「おかあさんありがとう」と描かれた画用紙一杯の笑顔を見ていると、胸が引き裂かれるような気がして、慌てて絵から目をそらして逃げるように家に戻った。
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BBSラジオが、午後9時を、お知らせします。

ピッピッピッポーン




―――――――――――――――

<BGM第6番 変ニ長調 『子犬のワルツ』>

美希「ねえねえ千早さん、もう始まってる?」

千早「…美希」

美希「はいなの」

千早「…まだ、呼んでないでしょう?」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/09(金) 23:06:14.35 ID:hnbXP8NZ0


「デコちゃん、おはよ」

馴れ馴れしいを通り越して失礼な呼び方。
でも、美希にいくら言ったところで効果がない。
デコちゃんはデコちゃんなの、と返されるのが関の山。
私は諦めきった顔でおはようと返す。
最近は仕事が忙しいから、美希がこうしてここで寝ているのは珍しい光景かもしれない。

「デコちゃん、今日はお仕事?」

仕事じゃなきゃ、なんで事務所まで出てくるのかと言い返すと、美希はそれもそうなの、と言ってまた寝始めた。

「デコちゃんとゆーっくり話す時間が少なくなって、ミキ、ちょっと寂しいな」
「そう」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/05/05(月) 19:09:31.88 ID:wBxpcr1o0

私の朝は、一日の予定を新堂から聞く事で始まる。
この身体は、既に私の物では無い。
水瀬グループという巨大な組織の長としての膨大な責務を果たす為に、私は生きている。

「旦那様、今日は経団連の米川会長と昼食会、午後3時からは水瀬重工の定例役員会と新ラインの視察でございます」

恭しくスケジュールを伝える新堂の姿も、もう何年と変わっていない。

「ふむ、午前中は予定なし、か。珍しい事もある」
「旦那様は、殆どこちらにいらっしゃらないですからな。たまにはゆっくり、伊織お嬢様と話でも」
「それだがな、新堂」
「は?」
「伊織が、アイドルをやりたいと言い出した」
「なんと…」
「…簡単に言ってしまえば、私や兄達に認めて欲しいから。そう言っていたよ」
「…」
「お嬢様も、旦那様に似て自主独立のお心が強いですな」
「…しかし、まさかアイドルとはな」
「ええ…奥様は、ご存知なのですか?」
「明日には帰ってくるのだろう?その時に話すさ…どこを受けるつもりかな」
「は、既に幾つかのの芸能事務所のオーディションに応募はしているようですが」
「芳しくない、か?」
「はい」

我が娘だからというわけではないが、伊織は可愛らしい見た目だし、それなりに猫を被ることも知っている。
だが、それだけではダメだ。
人を惹きつける力があるか無いか。
それは企業の社長だってそうだ。

「さて…どうしたものか」

水瀬の力を持ってすれば、大手事務所に入らせることも可能だ。
だがそれは、伊織の最も望まない方法だろうし、私も同感だ。

「…そうだ、思い出した。新堂、午前のスケジュールは無いのだな?」
「はい」
「一つ、用事ができた。車を出せ」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/23(水) 00:14:17.86 ID:10ZAU9bI0

P「どうしてこうなった」

あずさ「あらあら…」オドオド

P「律子、どういう事だ」

律子「私に聞かれても…小鳥さん、何か分かりますか?」

小鳥「昨日、一緒にのみに行って…その後、別れたまでは覚えてるんですけど」

あずさ「?」キョトン

P「!」ズキューン

小鳥「プロデューサーさん?」

P「さー、あずささん…あずさちゃん、お兄さんと一緒に今日は遊園地にでも行こうか」

律子「待たんかい犯罪者」

P「何で?!元々綺麗でお茶目、美人で優しいあずささんが、キュートでプリティーになったんだぞ!」

律子「確かに…じゃなくて!」

あずさ「ケンカはいけません、めっ!ですよ!」

P・律「「ごめんなさい」」

P「しかし…」

あずさ「?」コタプーン

P「…」

千早「…」ストーン




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BBSラジオが、午後8時をお知らせいたします。
ピッ、ピッ、ピッ、ポーン



あずさ「春ねぇ、貴音ちゃん。お花見は行った?」

貴音「ええ……月の見える綺麗な夜に」

あずさ「そう、夜桜。良いわねぇ、月と桜がどっちも見えるなんて」

貴音「あずさは行かれたのですか?」

あずさ「ええ、この前千早ちゃんと小鳥さんと。本当は事務所の皆で行きたかったのだけれど」

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@四条貴音のらぁめんますたぁ




貴音「本日の収録は、これで終わりですか?」

P「ああ、お疲れさん、貴音」

貴音「そう言えば。プロデューサー」

P「何だ?」

貴音「私、名古屋に来たら少々行ってみたい所があったのですが」

P「ん?」

貴音「熱田神宮に」

P「ああ、貴音、そう言う所好きか?」

貴音「ふふっ、好きと言いますか、何と言うのか。ただ、ああいった場所は自らの気を高めるのに適した地ですので」

P「そうか…どうせ、今日は名古屋で一泊だからな、まだ時間も早いし、行ってみるか」

貴音「ありがとうございます」

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/05(土) 14:16:45.74 ID:7o5w+49n0

「そういえば、そろそろ春香は誕生日ですね」

朝食を取りながら、妻がそんなことを言うので、新聞の日付を改めて見直す。
3月31日。春香の誕生日は4月3日、今週の木曜日に迫っていた。
年度末の忙しさにかまけて、娘の誕生日を忘れかけるとは不覚だった。

「そうだな…もうそんな時期か…」
「ええ、春香。いつの間にかあんなに立派になって」

テレビ欄を見てみれば、いつも765プロのアイドルが、どこかの番組に出ている。
言っている傍から、春香がテレビに出ている。
朝のニュース番組で、喫茶店のリポーターとして春香がテレビに映っている。
自分が病院で抱っこしていたあの赤ん坊が、今テレビで、全国の人達に見られている。
そんな実感の湧かない気持ちを、最初は少し、気味が悪かったと言うか、心配だった。

「ふふっ、どうしたんですか、あなた」
「いや。本当に、俺の娘なのかなぁ、と思って」
「え?」
「こんな立派になって…」
「あら、そうですか?」
「えっ?」
「春香は、間違いなく貴方の娘ですよ」
「そりゃあ、まあ、そうだけど」

こんな出来のいい娘に育つとは、正直…いや、それは言い過ぎだ。
でも、まさかアイドルになるなんて思っても見なかった。
そう妻に言うと、意外そうな顔をされてしまった。

「春香、昔からアイドルにあこがれていた気がしますけど」
「そうなのか?」
「あら、あなた、忘れてるだけでしょ」
「…かなぁ?」

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