タグ:星井美希
美希「キミとミキ」
美希「天辺に一番近い場所」
美希「思握」
もう一度なんて言わない。
秋も終わりに差し掛かった頃のある日の事だった。都内某所のアイドル事務所に所属しているアイドル、水瀬伊織は今日もいつも通り事務所に顔を出していた。
今日はオフなのだが、それでも彼女は毎日事務所に顔を出す事を欠かさずしている。きっと、律儀な性格なのだろう。
伊織は、星井美希とユニットを組んでいる。世間では、『いおみき』との愛称でも呼ばれていて、かなり人気が高い。
「美希―、いる? ちょっと話が……。あれ?」
珍しく、美希は事務所にいなかった。普段であれば事務所のソファーを定位置にして寝ているはずなのだが。
「美希ちゃんならさっき外に出掛けたわよ? すぐに戻ってくるとは思うけれど……。多分公園じゃないかしら?」
そんな伊織を見るに見かねた、このアイドル事務所の事務員である音無小鳥が話し掛ける。
「あら、外に出ちゃったのね。わかったわ小鳥、ありがと」
それを聞いた伊織は、外へと飛び出す。きっと、大事な用があるのだろう。なぜならこの日はお互いにとって大事な日なのだから……。
今日はオフなのだが、それでも彼女は毎日事務所に顔を出す事を欠かさずしている。きっと、律儀な性格なのだろう。
伊織は、星井美希とユニットを組んでいる。世間では、『いおみき』との愛称でも呼ばれていて、かなり人気が高い。
「美希―、いる? ちょっと話が……。あれ?」
珍しく、美希は事務所にいなかった。普段であれば事務所のソファーを定位置にして寝ているはずなのだが。
「美希ちゃんならさっき外に出掛けたわよ? すぐに戻ってくるとは思うけれど……。多分公園じゃないかしら?」
そんな伊織を見るに見かねた、このアイドル事務所の事務員である音無小鳥が話し掛ける。
「あら、外に出ちゃったのね。わかったわ小鳥、ありがと」
それを聞いた伊織は、外へと飛び出す。きっと、大事な用があるのだろう。なぜならこの日はお互いにとって大事な日なのだから……。
春香「天海春香のSweet Chiffon Cake♪」美希「前祝いありがとうなのー!」
この後は、天海春香のSweet Chiffon Cake♪をお届け致します。
CHIYODA FMが午前11時をお知らせ致します。
CHIYODA FM♪CHIYODA FM♪11時です♪
春香「土曜11時の癒しタイム、紅茶片手にラジオをどうぞ!天海春香でーす!」
真美「はるるん、そのフレーズ気に入ったの?」
春香「うん、私っぽいでしょ?」
真美「まー、確かにそうだけど、なんかあざといんだよねぃ。」
春香「あざといって!!自然体の春香さんですよ!?」
真美「それが自然体かは甚だ疑問ではありますな~、ワトソン君~。」
春香「誰がワトソンだっっ!」
春香「……はい、それでは今週も行きますよ~!天海春香の!Sweet Chiffon Cake♪」
-OP曲・ストレートラブ!―
春香「天海春香のSweet Chiffon Cake♪」真美「こんな暴挙許されないっしょ……」
CHIYODA FMが午前11時をお知らせ致します。
CHIYODA FM♪CHIYODA FM♪11時です♪
真美「はるるん、はるるん。昨日ね、オフで暇だったから一人でショッピング行ってたのさ。」
春香「うんうん。」
真美「まぁ真美も人気アイドルだからさ~、変装して行っちゃう訳ですよ~!」
春香「う、うん。」
真美「したら、店の人に『菊地真さんですか?』って聞かれて、適当に合わせてたら、別のお客さんに『亜美ちゃんだー!』って言われちゃって。」
春香「えっ、二重に間違えられてたの!?って言うか変装バレるの早くない?」
真美「もーね!真美の心はバテバテだよ!まぁ全部声マネで乗り切ったけどNE!」
春香「乗り切れたんだ!?」
真美「大変だったんだかんね?千早お姉ちゃんの声マネ!」
春香「千早ちゃん関係無くない!?」
春香「……さ、さて!では!今週も行きますよ~!天海春香の!Sweet Chiffon Cake♪」
-OP曲・ストレートラブ!―