あんかけ速報-アイマスSSまとめサイト

あんかけ速報(あん速)は、アイドルマスターのSSをまとめています。ここでしか読めないSS、厳選されたSSを紹介しています。また独自の企画も行っております。

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1: ◆yH1MyLXSeBGk 2014/07/06(日) 23:39:30.49 ID:kqIAu8LYo

美希「お疲れ様でした、プロデューサー!」

P「お疲れ様、美希。ちゃんと帰ってからも身体のケアするんだぞ」

美希「うん!プロデューサもちゃんと休んでね?」



P「さて―――と」

P「美希は帰ったけど俺はもうひと頑張りだな」

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 ある晴れた日の昼下がり。都内某所のアイドル事務所に、一人の少女が男に連れられてやって来た。染めたのだろうか、その少女の髪は金色で日本人離れはしているものの、とても美しい。顔立ちは整っていて、どこか才気を感じさせる。
 
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 ふと、思い返す。私が心を閉ざし、歌を歌い続ける事だけに没頭していた日々の事を。
 春香やプロデューサー、そして他の皆が私の事を気遣い、声をかけてくれようとも、あの頃の私はその言葉達に本心で答える事は無く、それらを何処か遠くへ押し退けるようにして冷たく返事をしていた。
 何故なら、あの頃の私は歌う事だけで精一杯だったからだ。自分の過去を乗り越える為に、歌い続ける事だけで。
 ずっと私は独りなのだと思っていた。優を亡くし、両親とも離れ離れになり、マンションの一室に居るのは自分だけだったから。

 ――でも現実は、皆は私の事を見放してはいなかった。
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3: 2014/04/16(水) 22:34:48.02 ID:qFn1UWYj0

夢を見た。
何も無い、何も無いからこそ影すら無い真っ白な空間。 
地平線の先の先まできっと何も無いんだろう、そう感じた。

そんな所に私は、二本の足でただただ立ち尽くしていた。

「ここは…………?」

キョロキョロと辺りを見渡すも、前も後ろも右左さえ、どこまでも真っ白で、
自らの姿を確認すると、先ほどまで着ていた服に先ほどまで履いていた靴だった。
それから察するにこれは夢なのでは、と推測する。
靴があるのを見るに、おそらく仕事の休憩中に眠ってしまったのかと冷静に客観視する。

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/14(月) 15:54:18.61 ID:J4qY8Tvmo
伊織「……ったく。なんでこの伊織ちゃんが自分で衣装を取りに来なくちゃならないのよっ!?」ツカツカ

亜美「仕方無いじゃん。律っちゃんは居なくなったあずさお姉ちゃん探しに行ったんだもん」トテトテ

伊織「だいたいこういうのはスタイリストの仕事でしょ! 増税の影響で経費削減って言ってたけど、ケチり過ぎだと思わない?」プンプン

亜美「まあまあ、そう言わずに。衣装が無いとお仕事出来無いじゃんか……あっ! あずさお姉ちゃん居たっ!」

伊織「えっ? どこ?」キョロキョロ

亜美「あっちの倉庫の中に入って行ったよ! 見失う前に捕まえなくっちゃ!」タッタッ

伊織「ちょっと、亜美っ……! もうっ。しょうがないんだから」スタスタ

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IA大賞を完全制覇してから数ヶ月、春香と千早と自分でユニットを組んでから初めての全国ツアーをやる事になった。
名実ともに自分たちはトップアイドル、そのトップアイドルが全国を回るツアーという事で、話題性は十分にある。
律子から聞いた話だと、チケットは即日完売、急遽ライブビューイングなんてものもやる事になったとか。
久しぶりに律子の目がお金に染まっていて少し懐かしくなったな。

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 セカンドゴロ、らしかった。目を離している隙に、打席に立っていたバッターがおもいっきり振ったバットにボールが当たり、二塁を守っていた野手によって捌かれ、アウトになったみたいだ。スリーアウト。この回も得点は入らずに、野球場ではイニングが変わるとき恒例のポップスが流れ始める。

「おまたせ」
「うん、ありがと」
「……どうなった? 打ったか?」
「ううん、セカンドゴロだぞ。後ろのおっちゃんが言ってた」

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1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/17(月) 02:09:04.84 ID:tW8XrBOH0
貴音「あなた様、お茶をお入れ致しました」コトッ


P「ありがとう、頂くよ」ゴクッ


P「うん、美味しい」


貴音「ふふっ、ありがとうございます」


P「なぁ貴音」


貴音「はい」


P「俺と貴音しかいないから聞くけど…ほんとに俺でよかったのか?」

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真一「おい真。昼飯が出来たから呼んでこいって母さんが‥‥」ガチャ

真「きゅるるるりーん♪ まこと姫はお菓子の家に住んでてぇ~、夜にはプリンのベッドで、生クリームのお布団に包まっておやすみするのぉ~」

真一「」

真「朝は雛鳥さんたちが起こしにきてくれてぇ~、一緒にお歌を‥‥あっ! おはようパピー!」

真一「パピー?‥‥パピー!?」

真「うん!」

真一「‥‥‥‥」

真「どうしたのパピー。顔面が土気色なりよ?」

真一「‥‥母さん! 母さーん! 真がおかしくなった! 医者を! 救急車を呼んでくれえ!」

真「わーっ! 待って待って! 違うんだって! これには理由が!」

真一「理由? お前、どんな理由があっても、世の中にはやっちゃいけない事ってのがあるんだぞ」

真「人を犯罪者みたいに言わないでくれる? 実は昨日さ‥‥」

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